こんにちは。そらです。
前節、アウェイの柏戦でアクシデント的な失点で0-1で敗戦してしまった7位のセレッソ大阪、連敗は避けたいところです。
第11節は、ホームのキンチョウスタジアムに16位のサンフレッチェ広島を迎えての一戦です
サンフレッチェは今年は苦戦中で下位に沈んでいますが、今節は森崎選手もスタメンに復帰してベストメンバーで挑んできていますので、けしてあなどることはできません。
上位を目指す意味でも、連敗をしないためにも、勝利(勝ち点3)が欲しいセレッソ大阪でしたが、勝ち点3をもぎ取ることができたのでしょうか
そして結果は、なんと!大量5得点を奪う快勝
2失点はしましたが、3点差をつけての勝利でセレッソ大阪は、得失点差で川崎フロンターレをかわして順位を6位にあげました
メンバー
メンバー
セレッソ大阪 | サンフレッチェ広島 | ||||||
スターティングメンバー | |||||||
GK | 21 | キム ジンヒョン | GK | 1 | 林 卓人 | ||
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DF | 2 | 松田 陸 | 90+2′ | DF | 33 | 塩谷 司 | |
14 | 丸橋 祐介 | 5 | 千葉 和彦 | ||||
22 | マテイ ヨニッチ | 4 | 水本 裕貴 | ||||
23 | 山下 達也 | MF | 14 | ミキッチ | 83′ | ||
MF | 6 | ソウザ | 8 | 森﨑 和幸 | 65′ | ||
10 | 山口 蛍 | 6 | 青山 敏弘 | ||||
24 | 山村 和也 | 83′ | 18 | 柏 好文 | |||
46 | 清武 弘嗣 | 44 | アンデルソン ロペス | ||||
FW | 8 | 柿谷 曜一朗 | 30 | 柴﨑 晃誠 | |||
9 | 杉本 健勇 | 90+1′ | FW | 50 | 工藤 壮人 | 73′ | |
控えメンバー | |||||||
GK | 27 | 丹野 研太 | GK | 34 | 中林 洋次 | ||
DF | 3 | 茂庭 照幸 | 83′ | DF | 2 | 野上 結貴 | |
5 | 田中 裕介 | 90+2′ | MF | 10 | フェリペ シウバ | 65′ | |
MF | 15 | 木本 恭生 | 90+1′ | 16 | 清水 航平 | ||
17 | 福満 隆貴 | 28 | 丸谷 拓也 | ||||
7 | 関口 訓充 | 3 | 高橋 壮也 | 83′ | |||
FW | 11 | リカルド サントス | FW | 22 | 皆川 佑介 | 73′ | |
監督 | |||||||
尹 晶煥 | 森保 一 |
今節も直近のリーグ戦3戦と同じスターティングメンバーで臨みます。これが今のベストメンバーでしょう。
前線の4名(杉本選手・山村選手・柿谷選手・清武選手)の攻撃が噛み合ってきた気がするので、ぼちぼち大量得点が来そうな予感はしていました
ベンチには、この試合で300試合出場を果たした茂庭選手が入っています。
また、前節に続き福満選手もベンチ入りしています。今節では出番はなかったですが、J1リーグのリーグ戦デビューも近いうちありそうで期待しています
試合展開
試合は、序盤からセレッソ大阪が立て続けにチャンスを迎えます。
山口選手から相手ディフェンスの背後にパスが出ると、清武選手がペナルティエリア右からグラウンダーのクロス。柿谷選手がダイレクトでシュートを狙いますが、これは相手GKの林選手がセーブ。
そして、清武選手からの浮き球のパスを柿谷選手が頭で落とし、杉本選手がフリーで右足でシュート これは惜しくもゴール右へ外れます。
決定的なチャンスを決め切れないでいると、得てしてサッカーでは失点してしまうもので、広島の柏選手から青山選手へパスが渡り、ダイレクトで縦へのスルーパスを出されてしまい、ゴールライン際から柴崎選手が折り返して、アンデルソン・ロペス選手にゴールを決められてしまいます。
前節は、失点してから明らかにオカシクなってしまってペースを乱してしまったセレッソ大阪ですが、今節は落ち着いて反撃に出ます。
29分、自陣から山村選手が相手選手をかわしながら上手いドリブルで右サイドのタッチラインを駆け上がります。ディフェンスに来た青山選手もタイミングよく交わし、右サイドの敵陣奥深くから速いグラウンダーのクロスを折り返します。それを、杉本選手がダイレクトでシュート相手DFにあたりますが、これが見事にゴールイン
セレッソ大阪が同点に追い付きます。
そして、その4分後の33分にも、山村選手がセンターライン付近で相手を上手く交わして杉本選手にパス。
杉本選手はドリブルで持ち上がり、裏に抜けた柿谷選手へスルーパス。スピードを落とさず左足を振りぬいた柿谷選手のシュートはキーパーのニアを抜き、ゴールへ迫りますが、惜しくも左ポストに叩き中にこぼれます。
そのこぼれ球を攻め上がってきていた清武選手が無人のゴールへ叩きこんで、あっという間にセレッソ大阪が逆転
43分には、ソウザ選手が強烈な右足でのロングシュートを放ちますが、これは相手GKがコーナーキックに逃れます。このコーナーキックを丸橋選手がニアへ速いボールを入れると、ヨニッチ選手が頭で合わせて、セレッソ大阪が3点目
2点リードで後半に折り返します。
後半に入った56分には、セレッソの右サイドから柏選手にクロスをあげられて、クリアしたボールを、ミキッチ選手にダイレクトで強烈なシュートを叩き込まれてしまい、1点差にされてしまいます
しかし、圧巻はこのあと!
58分に自陣で山村選手が相手ボールを奪い、杉本選手にパス。
ここから杉本選手はドリブルを開始し、相手ディフェンダー3名を引き連れながらも長い距離をドリブルで独走。ペナルティエリア手前の中央から右足でシュートを放ち、ゴール左隅に決めて、リードを再び2点差に広げます
これは、もうセンターフォワードとして覚醒したんじゃと思うほどの、圧巻のプレーでした
とどめとなる5点目は、清武選手からパスを受けた柿谷選手がドリブルで切れ込んでシュートを打って得たコーナーキックから生まれます。
76分、丸橋選手のコーナーキックから、杉本選手がニアサイドでヘッドにてボールを後ろにすらし、最後はゴール前にいたヨニッチ選手が押し込んで、5点目のゴール
そして、冒頭のメンバー紹介でも書きましたが、J1通算300試合出場となる茂庭選手が投入されます。4点目後はディフェンスラインに下がって攻守に貢献していた山村選手に代わっての出場で、ゲームを締めにいきます。
そして、木本選手、田中選手も投入し、ディフェンス面での整備をしたうえで、セレッソ大阪が5-2で勝利を収めました
2失点はしましたが、大量5得点でスッキリ快勝!
本当に久々に気持ちよい試合でした
感想・今後について
前節の敗戦、先制点を取られた後の自滅という悪い要素を断ち切りたかった今節のホームでの戦い。見事、課題を克服し、よい流れで勝ち切ってくれました
前日に行われたU23の試合にトップチームの監督・コーチ陣が視察(観戦)に訪れていたり、リーグ戦の間に行われるカップ戦に出場するメンバーやU23チームのメンバーがモチベーション高くやれていて、チーム一丸となってよい方向になっている気がします。
これまで守備面での整備が優先でしたが、ぼちぼち、攻撃面でも4人(杉本選手・山村選手・柿谷選手・清武選手)が絡むと何かが起きるようなワクワクするような展開が増えてきました。
この調子で、勝ち続けてほしいものです
この2人の関係も微笑ましくて好きですねー(笑)
試合詳細はコチラ↓
2017 J1リーグ 第11節 サンフレッチェ広島戦詳細(オフィシャル)
J1 第11節 広島戦|試合後の尹晶煥監督(セレッソ)記者会見コメント
明治安田生命J1リーグ
更新日:2017年5月14日(日) 21:55
順位
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クラブ名
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勝点
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試合数
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勝
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分
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負
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得点
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失点
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得失点
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直近5試合
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1 | 浦和レッズ | 22 | 11 | 7 | 1 | 3 | 30 | 12 | 18 | |
2 | ガンバ大阪 | 22 | 11 | 6 | 4 | 1 | 23 | 9 | 14 | |
3 | 柏レイソル | 21 | 11 | 7 | 0 | 4 | 15 | 11 | 4 | |
4 | 鹿島アントラーズ | 21 | 11 | 7 | 0 | 4 | 14 | 11 | 3 | |
5 | FC東京 | 19 | 11 | 6 | 1 | 4 | 17 | 11 | 6 | |
6 | セレッソ大阪 | 19 | 11 | 5 | 4 | 2 | 16 | 10 | 6 | |
7 | 川崎フロンターレ | 19 | 11 | 5 | 4 | 2 | 16 | 11 | 5 | |
8 | ヴィッセル神戸 | 19 | 11 | 6 | 1 | 4 | 13 | 10 | 3 | |
9 | 横浜F・マリノス | 16 | 11 | 5 | 1 | 5 | 11 | 11 | 0 | |
10 | ジュビロ磐田 | 15 | 11 | 4 | 3 | 4 | 13 | 11 | 2 | |
11 | サガン鳥栖 | 15 | 11 | 4 | 3 | 4 | 14 | 13 | 1 | |
12 | 清水エスパルス | 13 | 11 | 3 | 4 | 4 | 13 | 15 | -2 | |
13 | ヴァンフォーレ甲府 | 13 | 11 | 3 | 4 | 4 | 8 | 11 | -3 | |
14 | ベガルタ仙台 | 13 | 11 | 4 | 1 | 6 | 11 | 22 | -11 | |
15 | 北海道コンサドーレ札幌 | 12 | 11 | 3 | 3 | 5 | 11 | 17 | -6 | |
16 | 大宮アルディージャ | 7 | 11 | 2 | 1 | 8 | 5 | 19 | -14 | |
17 | サンフレッチェ広島 | 6 | 11 | 1 | 3 | 7 | 9 | 18 | -9 | |
18 | アルビレックス新潟 | 5 | 11 | 1 | 2 | 8 | 8 | 25 | -17 |
勝分負