こんにちは。そら(@Football_sora)です。
吹田スタジアムで初めて開催される大阪ダービー(J1リーグ第19節)に首位で乗り込むセレッソ大阪、6位のガンバ大阪との対戦です。
ダービーマッチは現在の順位は関係なく、お互いに負けられない熱い気持ち同士がぶつかり合う激しい試合になることが多く、大阪ダービーはこれまでスコアレスがありません。
前回のホーム(ヤンマースタジアム長居)での大阪ダービーは、アディショナルタイムで追いつかれて、2-2のドロー(前回のダービーの記事はコチラ)に終わりましたので、セレッソ大阪としては、やはり勝利が欲しい試合でした。
結果は、杉本選手の4試合連続ゴールで先制するものの、1-3で逆転負け。
ガンバ大阪 | 3 | 0 | 前半 | 0 | 1 | セレッソ大阪 |
3 | 後半 | 1 | ||||
65′ ファン ウィジョ 77′ 三浦 弦太 86′ アデミウソン |
得点 | 51′ 杉本 健勇 |
悔しいタービーマッチの結果となりました。
スタジアム | 市立吹田サッカースタジアム |
入場者数 | 36,177人 |
天候/気温/湿度 | 晴 / 30℃ / 66% |
主審 | 家本 政明 |
副審 | 作本 貴典、中野 卓 |
第4の審判員 | 廣瀬 格 |
試合前
吹田スタジアムの情報などは別記事にまた書くつもりですので、スタジアム内の写真を中心に。
スタジアム内のキックオフ情報。やはりこれ見ると燃えますね。
ウェルカム・メッセージもでました。アウェイで負けたくない一戦という気持ちも高ぶってきます。
ゴール裏(セレッソ側)は盛り上がっています。
ピッチ側からみるとこんな感じだったようです。
ビッグフラッグも出てたみたいですね。(カテ6にいたので見えてませんでした)
アップ中のメンバー
守護神 キム ジンヒョン選手がストレッチ中のシーン
アップ中の柿谷選手・山村選手・松田選手・丸橋選手・ヨニッチ選手
こちらもアップ中の杉本選手・山口選手・水沼選手・ソウザ選手・木本選手。
サブ組はセンターライン付近でボール回し中
試合前の整列
両チームが整列しました。
セレッソだけアップにするとこんな感じです。
両キャプテンと主審に花束贈呈です。
相手選手とレフリーと握手後の選手たち、気合入ってるみたいです。
集合撮影に向かいます。
集合写真(横から撮ると)はこんな感じです。
そして、コイントスの両キャプテン。セレッソは柿谷選手、ガンバは倉田選手がキャプテンです。
メンバー
セレッソのスタメンは以下のメンバーです。
ガンバ大阪 | セレッソ大阪 | ||||||
スターティングメンバー | |||||||
GK | 1 | 東口 順昭 | GK | 21 | キム ジンヒョン | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 22 | オ ジェソク | 86′ | DF | 2 | 松田 陸 | |
2 | 三浦 弦太 | 14 | 丸橋 祐介 | ||||
3 | ファビオ | 15 | 木本 恭生 | ||||
4 | 藤春 廣輝 | 22 | マテイ ヨニッチ | 89′ | |||
MF | 8 | 井手口 陽介 | MF | 6 | ソウザ | ||
15 | 今野 泰幸 | 10 | 山口 蛍 | ||||
25 | 藤本 淳吾 | 65′ | 16 | 水沼 宏太 | 71′ | ||
10 | 倉田 秋 | 24 | 山村 和也 | ||||
FW | 11 | ファン ウィジョ | 81′ | FW | 8 | 柿谷 曜一朗 | 83′ |
20 | 長沢 駿 | 9 | 杉本 健勇 | ||||
控えメンバー | |||||||
GK | 18 | 藤ヶ谷 陽介 | GK | 27 | 丹野 研太 | ||
DF | 14 | 米倉 恒貴 | 81′ | DF | 4 | 藤本 康太 | 89′ |
6 | 金 正也 | 86′ | 5 | 田中 裕介 | |||
MF | 39 | 泉澤 仁 | MF | 17 | 福満 隆貴 | ||
7 | 遠藤 保仁 | 26 | 秋山 大地 | ||||
FW | 13 | 呉屋 大翔 | 7 | 関口 訓充 | 71′ | ||
9 | アデミウソン | 65′ | FW | 19 | 澤上 竜二 | 83′ | |
監督 | |||||||
長谷川 健太 | 尹 晶煥 |
不動のレギュラーで左センターバック(CB)で活躍していた山下選手が太ももの違和感で出場を回避したため、木本選手が代わってスタメンに入っています。
大阪ダービーでスタメンの木本選手
試合開始前の円陣終わって、ハイタッチして試合に臨みます。
気合入った表情をしていますね。
試合展開
前半は互角の展開
立ち上がり3分に左サイド奥でフリーキック(FK)を獲得し、ソウザ選手・柿谷選手・丸橋選手で相談中。
このFKは相手に跳ね返されてしまいます。
すると、ガンバも反撃。
コーナーキックの流れから、ニアで今野選手がヘディングでコースを変えるシュートを狙い、キム ジンヒョン選手が弾いたこぼれ球を、Jリーグデビューの新外国人ファン選手がシュートしますが、クロスバーを大きく超えます。危ないシーンでした。
また、中盤からのスルーパスからファン選手がネットを揺らしますが、これはオフサイドでガンバに得点は許しません。
この2つのピンチをしのぐと、徐々にセレッソが盛り返していきます。
前半20分には、山口選手がセカンドボールをゴール前まで運び、ボレーシュートを狙いますが、相手GKにセーブされ、ゴールできませんでした。
セレッソは山村選手と杉本選手が前線で起点になれるので、2人でキープしてスペースへ展開して、前にボールを運ぶという形でいい攻撃ができていました。
この日も前線で奮闘の山村選手
前線で起点になって活躍の杉本選手
縦へのスルーパスや、斜め方向へのミドルパスなどでボールを縦方向に素早く捌き、チャンスを演出していた山口蛍選手
セットプレーではヨニッチ選手・木本選手も上がって攻めに行きます。山村選手・杉本選手も含めた4人で競りにいきます。
得点は奪えませんが左右のサイドからの攻撃で、流れの中からゴールに迫る形を何度も作っていました。そして、このまま前半はスコアレスで終了します。
後半はセレッソが先制してゲームが動く
後半開始早々の51分、キム ジンヒョン選手のキックから得点が生まれます。
山村選手がヘディングで競り勝ち、落としたボールを杉本選手がドリブルで相手DFをかわしシュート。これが見事ゴールに突き刺さりセレッソが先制します!
まずはタッチラインの外で歓喜の輪
そして、選手が集まって歓喜の輪が広がり
ゴール裏に向かって雄叫びをあげたり、ガッツポーズ!
柿谷選手が杉本選手とタッチをかわします。
このゴールで流れはセレッソに傾きます。
61分には、左サイドから崩し山口選手から山村選手へのスルーパス。きれいに通ったかに見えましたが惜しくもオフサイド。
そして、64分には、杉本選手が起点となってキープしたボールを、左サイドから大事につなぎ、最終的には右サイドの水沼選手がゴール前にクロス。これがピタリとフリーの杉本選手に合い、ヘディングでゴールを狙いましたが、惜しくもクロスバーを直撃。決めたかったシーンでした。
決定機を逃した後は・・・
立て続けにチャンスを逃したセレッソ、ここで2-0に出来てたら(たられば・・・)、必勝パターンの山村選手をディフェンスラインに下げての5バックという選択だったと思うのですが、1-0のリードであの時間帯ではまだ早いという判断だったのでしょう。
すると、直後の65分に右サイドのゴールライン際までボール展開され、松田選手が対応しますがカンタンにクロスを上げられてしまいます。
そして、このクロスをヨニッチ選手と木本選手が対応できず、ファン選手にヘディングで決められガンバに同点に追いつかれてしまいます・・・(ねじ込まれたイメージです)。
失点後に味方を鼓舞する杉本選手
そして、ホームのガンバの押せ押せのムードの中、交代出場の関口選手が73分に左足でシュート。これを相手GKがこぼし、詰めた山村選手がゴールに押し込みにいきますが、シュートはバーを越えてしまいます。
そして、ここで2-1と再びリードを奪えていたら(たられば2度目・・・)、5バックという選択もあったと思うのですが、展開的にそういう状況ではありませんでした。
すると、再び直後の77分にCKからニアで三浦選手に合わされて逆転ゴールを許してしまいます。
83分には澤上選手を投入して攻めに行きます。
そして、攻めに転じた86分にはカウンター攻撃から3失点目。
キム ジンヒョン選手が2度もセーブしてクリアするチャンスもあっただけに、何とか止めたかったのですが、3-1と2点のリードを許してしまいます。
こうなると、逆転するのは至難の業。前線に枚数を増やして対抗しますが、得点できずにこのままタイムアップ。
日本代表戦の入場者数より多い、吹田スタジアム最多となる36,177人の観客を集めた大阪ダービーで、セレッソは1-3で逆転負けとなりました。
感想・その他
正直、65分に失点するまでは、勝てる試合だったと思います。
選手も言ってますが、決めれるところで決めてたら勝てた試合だったとは思います。たらればですけど(上にも2回も書きましたが)
前半も含めて、65分までは、ブロックを作ってキッチリ守備をしながら、カウンターで反撃して、効果的な攻めをたくさん見せていました。
特に前線2枚の杉本選手と山村選手がキープできるのが心強く、ボールを失わずにスペースへ展開しながら、縦への推進力のあるソウザ選手と、パスで散らせる山口選手を中心に、左右の両サイドからの攻撃を見せれたと思います。
そして、この日スタメンに入った木本選手も、何度もシュートシーンをつぶして貢献していただけに頼もしくなってきたなという感じがします。
今季のリーグ戦の3敗のうち、逆転負けは今回の1敗のみですので、痛い敗戦でしたが、連敗しないことが大切ですので、きっちり次節のホーム札幌戦で勝って欲しいと思います。
試合終了後の悔しそうな選手たち
試合詳細はコチラ↓
2017明治安田生命J1リーグ 第19節 ガンバ大阪戦(オフィシャル)
2017明治安田生命J1リーグ 第19節 G大阪vsC大阪(まいど!セレッソ)
J1 第19節 G大阪戦|試合後の尹晶煥監督(セレッソ)記者会見コメント
J1 第19節 G大阪戦|試合後のセレッソ選手コメント(1)
J1 第19節 G大阪戦|試合後のセレッソ選手コメント(2)
明治安田生命J1リーグ
更新日:2017年7月30日(日) 21:16
順位
|
クラブ名
|
勝点
|
試合数
|
勝
|
分
|
負
|
得点
|
失点
|
得失点
|
1 | セレッソ大阪 | 41 | 20 | 12 | 5 | 3 | 40 | 21 | 19 |
2 | 鹿島アントラーズ | 40 | 19 | 13 | 1 | 5 | 31 | 19 | 12 |
3 | ガンバ大阪 | 35 | 19 | 10 | 5 | 4 | 34 | 19 | 15 |
4 | 川崎フロンターレ | 35 | 19 | 10 | 5 | 4 | 35 | 22 | 13 |
5 | 柏レイソル | 35 | 19 | 11 | 2 | 6 | 28 | 20 | 8 |
6 | ジュビロ磐田 | 34 | 19 | 10 | 4 | 5 | 30 | 17 | 13 |
7 | 横浜F・マリノス | 34 | 19 | 10 | 4 | 5 | 25 | 17 | 8 |
8 | 浦和レッズ | 29 | 20 | 9 | 2 | 9 | 45 | 36 | 9 |
9 | ヴィッセル神戸 | 29 | 19 | 9 | 2 | 8 | 23 | 23 | 0 |
10 | サガン鳥栖 | 27 | 19 | 7 | 6 | 6 | 22 | 22 | 0 |
11 | FC東京 | 26 | 19 | 7 | 5 | 7 | 25 | 22 | 3 |
12 | 清水エスパルス | 22 | 19 | 5 | 7 | 7 | 23 | 27 | -4 |
13 | ベガルタ仙台 | 22 | 19 | 6 | 4 | 9 | 23 | 36 | -13 |
14 | 北海道コンサドーレ札幌 | 19 | 19 | 5 | 4 | 10 | 18 | 28 | -10 |
15 | ヴァンフォーレ甲府 | 16 | 19 | 3 | 7 | 9 | 10 | 22 | -12 |
16 | 大宮アルディージャ | 15 | 19 | 4 | 3 | 12 | 17 | 35 | -18 |
17 | サンフレッチェ広島 | 11 | 19 | 2 | 5 | 12 | 16 | 32 | -16 |
18 | アルビレックス新潟 | 9 | 19 | 2 | 3 | 14 | 13 | 40 | -27 |