こんにちは。そら(@Football_sora)です。
J1リーグ第21節は平日の19時開催。暫定首位をキープするセレッソ大阪(勝ち点:44)はアウェイIAI日本平スタジアムに乗り込んで清水エスパルスとの対戦です。
前回のホーム(ヤンマースタジアム長居)での一戦では、アディショナルタイムに清武選手のPKでなんとか追いついて(第15節の記事はコチラ)、1-1のドローに持ち込んでいます。
現在、2位の鹿島アントラーズ(勝ち点:43)とはわずかに勝ち点差は1点、そしてセレッソ大阪が1試合消化試合が多い暫定首位の状態ですので、勝利して首位をキープしたいところです。
しかし結果は、山村選手の久々の得点(シーズン8得点目)で先制し、木本選手のゴールで2点をリードしながら、後半に3点を奪われて2-3で逆転負け。
2点のリードを守りきれず悔しい敗戦となりました。そして、鹿島アントラーズが勝利したため、セレッソは鹿島アントラーズに首位を明け渡すことになりました。
スタジアム | IAIスタジアム日本平 |
入場者数 | 12,324人 |
天候/気温/湿度 | 晴 / 29℃ / 71% |
主審 | 岡部 拓人 |
副審 | 間島 宗一、林 可人 |
第4の審判員 | 数原 武志 |
平日のアウェイ観戦に駆けつけようと思っていたのですが、少し時間的に難しそうだったのでDAZNでの観戦となりました。
※アウェイの試合をDAZNで観戦すると、ホームチーム寄りの実況と解説なので、少し違和感がある場面が多いですね(笑)(チーム名の発音とか)
メンバー
エスパルス戦のスタメンは以下のメンバーです。
山村選手がスタメンに復帰。田中裕介選手が右サイドバック、木本選手が左センターバックに入る布陣です。
メンバー
清水エスパルス | セレッソ大阪 | ||||||
スターティングメンバー | |||||||
GK | 13 | 六反 勇治 | GK | 21 | キム ジンヒョン | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 5 | 鎌田 翔雅 | DF | 5 | 田中 裕介 | ||
4 | カヌ | 14 | 丸橋 祐介 | ||||
26 | 二見 宏志 | 15 | 木本 恭生 | ||||
25 | 松原 后 | 22 | マテイ ヨニッチ | ||||
MF | 22 | 枝村 匠馬 | MF | 6 | ソウザ | 65′ | |
20 | 竹内 涼 | 10 | 山口 蛍 | ||||
19 | ミッチェル デューク | 16 | 水沼 宏太 | ||||
30 | 金子 翔太 | 88′ | 24 | 山村 和也 | 76′ | ||
FW | 18 | 長谷川 悠 | 86′ | FW | 8 | 柿谷 曜一朗 | 65′ |
23 | 北川 航也 | 90+1′ | 9 | 杉本 健勇 | |||
控えメンバー | |||||||
GK | 21 | 高木和 徹 | GK | 27 | 丹野 研太 | ||
DF | 16 | 村松 大輔 | 88′ | DF | 2 | 松田 陸 | |
45 | 角田 誠 | 23 | 山下 達也 | ||||
MF | 11 | 村田 和哉 | 90+1′ | MF | 17 | 福満 隆貴 | |
44 | フレイレ | 86′ | 26 | 秋山 大地 | 65′ | ||
FW | 46 | 平墳 迅 | 7 | 関口 訓充 | 65′ | ||
50 | 滝 裕太 | FW | 11 | リカルド サントス | 76′ | ||
監督 | |||||||
小林 伸二 | 尹 晶煥 |
ベンチには負傷で欠場していた山下選手が復帰しています。そして前節いい動きを見せていたリカルド・サントス選手がベンチ入りしています。
試合内容
試合は清水ペースで進みます。
序盤に右サイドを突破され強烈なミドルシュートを浴びますが、これはGKのキム ジンヒョン選手がセーブ。19分にも右サイドを崩されて、ペナルティーエリア内で決定的なシュートを打たれます。これは相手のシュートミスで枠外に外れ失点を免れます。
劣勢の時間帯をしのぐと、セットプレーからセレッソが先制点をあげます。
24分、左CKをソウザ選手がファーサイドに合わせると、田中選手が相手DFに競り勝ち中に折り返し、中でフリーになっていた山村選手がボレーで蹴り込み、セレッソが劣勢を跳ね返して先制。
続く33分には、右サイドをドリブルで仕掛けた水沼選手がファールをされて得たFKを、丸橋選手が速いクロスをニアに蹴ると、木本選手がヘディングでキレイに合わせて、セレッソが2点目をあげます。
劣勢の試合展開の中、セットプレーから2点のリードを奪えたことから、セレッソも落ち着きを取り戻して、後半に折り返します。
後半も開始早々に追加点のチャンス。
DFラインの裏を取って右サイドを抜け出した水沼選手がフリーでシュートを打ちますが惜しくもポストに弾かれて3点目をあげることができません。
ここで追加点をあげれていたら、試合を決めることができたと思いますが、残念ながらできませんでした。(たらればですが(笑))
直後の47分、セレッソの左サイドのクロスから相手FWにヘディングで決められたかに思いましたがオフサイドの判定でゴールとはなりません。この微妙な判定から流れは清水に傾きます。
51分には、相手をペナルティーエリア内で倒しPKを与え、まず1点を返されます。
その後セレッソは防戦一方に陥り、60分にはスローインから相手FWに前を向かれると鋭いシュートを決められ、同点に追いつかれてしまいます。
同点に追いつかれた直後は、左サイドから丸橋選手のアーリークロスから柿谷選手がヘディング。これは相手GKのファインセーブに防がれてしまいます。
直後には、柿谷選手・ソウザ選手に代えて、関口選手・秋山選手を同時に投入。しかし、清水ペースは変わらず、73分にセレッソの右サイドからグラウンダーで速いクロスを入れられると、相手FWに左足ヒールで合わせられるトリッキーなゴールを許してしまいます。
リードを奪われてから、山村選手に代えてリカルドサントス選手が入り、パワープレーを展開しますが、相手ゴールを割ることはできず、このままタイムアップ。
アウェイで2点のリードを守りきれずに、痛恨の逆転負けを喫してしまいました。
鹿島アントラーズが勝利したため、セレッソは2位となりました。
感想と今後について
セレッソの守備は、相手のボランチをフリーにすることが多く、ズルズルとディフェンスラインが下がってしまい、相手にチャンスを結構作られていました。
ここ数試合、失点も続いていることに加えて、大阪ダービーに続き2度目の逆転負けを喫したことからも、守備面の立て直しが必要な状況に思えます。
また、この試合では、選手交代も有効に機能しませんでしたので、出てきた課題に対してチームとしてどう対応するか、尹晶煥監督の手腕にあらためて注目したいと思います。
個人的には、山村選手はもう少し早めに交代させる方がよかったように思いますし、柿谷選手をサイドではなく真ん中や前目で使ってほしいなとも思います。
スーパーサブ的な存在もいないので、先制して守備を堅めて守るパターンで逃げ切っていましたが、ここからが正念場ですね。
幸い、22節を先に消化してる関係で、13日(日)はセレッソは試合がなくリフレッシュする期間もありますので、この期間を利用してチームを整備してくれることを期待したいと思います。
がんばれ!セレッソ大阪!
試合詳細↓
2017明治安田生命J1リーグ 第21節 清水戦(オフィシャル)
J1 第21節 清水戦|試合後の尹晶煥監督(セレッソ)記者会見コメント
明治安田生命J1リーグ
更新日:2017年8月9日(水) 22:44
順位
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クラブ名
|
勝点
|
試合数
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勝
|
分
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負
|
得点
|
失点
|
得失点
|
1 | 鹿島アントラーズ | 46 | 21 | 15 | 1 | 5 | 35 | 20 | 15 |
2 | セレッソ大阪 | 44 | 22 | 13 | 5 | 4 | 45 | 25 | 20 |
3 | 横浜F・マリノス | 40 | 21 | 12 | 4 | 5 | 29 | 17 | 12 |
4 | 川崎フロンターレ | 39 | 21 | 11 | 6 | 4 | 38 | 23 | 15 |
5 | 柏レイソル | 39 | 21 | 12 | 3 | 6 | 31 | 21 | 10 |
6 | ガンバ大阪 | 36 | 21 | 10 | 6 | 5 | 36 | 22 | 14 |
7 | ジュビロ磐田 | 35 | 21 | 10 | 5 | 6 | 32 | 20 | 12 |
8 | 浦和レッズ | 33 | 22 | 10 | 3 | 9 | 48 | 38 | 10 |
9 | サガン鳥栖 | 31 | 21 | 8 | 7 | 6 | 24 | 23 | 1 |
10 | FC東京 | 30 | 21 | 8 | 6 | 7 | 28 | 24 | 4 |
11 | ヴィッセル神戸 | 29 | 21 | 9 | 2 | 10 | 25 | 28 | -3 |
12 | 清水エスパルス | 25 | 21 | 6 | 7 | 8 | 27 | 31 | -4 |
13 | ベガルタ仙台 | 23 | 21 | 6 | 5 | 10 | 23 | 38 | -15 |
14 | ヴァンフォーレ甲府 | 19 | 21 | 4 | 7 | 10 | 11 | 23 | -12 |
15 | 北海道コンサドーレ札幌 | 19 | 21 | 5 | 4 | 12 | 19 | 33 | -14 |
16 | 大宮アルディージャ | 16 | 21 | 4 | 4 | 13 | 20 | 39 | -19 |
17 | サンフレッチェ広島 | 15 | 21 | 3 | 6 | 12 | 21 | 36 | -15 |
18 | アルビレックス新潟 | 9 | 21 | 2 | 3 | 16 | 13 | 44 | -31 |