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2018 J1リーグ 第3節 柏レイソル vs セレッソ大阪(AWAY)

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後半

ハーフタイムに曜一朗を下げて、後半最初からドンヒョンが入ります。

曜一朗にボールが渡るとリズムもできて、パスをつなぎながら攻撃もできていましたが、ケガの情報もありましたし、ここで無理させてケガを悪化させて欲しくはなかったので、妥当な交代とも思いました。

ドンヒョンが入ることで、ハイボールのターゲットは増えるわけですし、健勇との2トップは脅威になれる気がします。(これからですが)

後半開始前の蛍。危機察知力は流石、攻守の要で頼りになります。

ドンヒョンが前線に入ります。

後半も開始早々は、柏に押し込まれるシーンがありますが、ドンヒョンを狙ったクロスボールやロングパスを織り交ぜた攻撃で、柏陣に攻め込んで行きます。セカンドボールも回収して、立て続けに攻撃を繰り出し、柏のデイフェンスラインを押し下げます。

そして60分に待望のゴールが生まれます。

連続したパス回しから左サイドへ展開し、マルが縦に切れ込んでクロス。これを相手DFがクリアし、一旦は柏ボールになりますが、そこからの縦へのつなぎのパスをソウザがスライディングしながらカット。

そして、ソウザがそのまま前に持ち出し、遠目の位置から右足で強烈なミドルシュート!!

ブレながら右方向にアウト回転がかかり鋭く曲がってゴールインするゴラッソで、セレッソがついに同点に追いつきました。

ソウザを祝福するシーン(公式より)

ソウザのゴールのJリーグの公式ゴール動画

72分には、左コーナーキックをマルが蹴ると、ゴール正面で健勇が頭で合わせますが、惜しくもゴール右に外れます。

ツインタワーの2トップ。迫力はあります。

この日の観客は11,091人。もう少し入ったかと思いましたが、いいお天気だったのに意外と伸びなかったですね。

78分には木本が足をつってしまい、山ちゃんと交代。CBに山ちゃんが入ります。

その後もオープンな展開になり、両チームともチャンスを作りますが、決定機ではセレッソが勝ります。

この日も積極的なシュートでゴールを脅かし続けた健勇。

後半アディショナルタイムにも、マルのアーリークロスをゴール前のニアで健勇がヘディングで合わせますが、相手GKの中村がビッグセーブ!こぼれ球が交代出場の亜土夢の前にこぼれ、右足でシュートを狙いますが、枠を外れてしまいます。

両チームとも2点目を奪えず、1-1でタイムアップ。勝ち点1ずつを分け合いました。

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感想など

試合展開の本文中には書きませんでしたが、少し残念なことがありました。

80分、セレッソのゴールキックの直前に、ジンヒョンが柏サポーター(ゴール裏)から差別的行為(ジェスチャーも含む)を受けたようです。

あのジンヒョンが怒るのですから、ただのブーイングなどで煽られたわけではなく、きっと許せない何かがあったのだと思います。私も現場にいましたが、ビジター指定席からは遠すぎてよくわかりませんでした。ただ、主審の山本さんがなだめに行ったり、レイソルの大谷選手がサポーターと会話しに行ったり、異常なことが起きたのだということはよくわかりました。

以下の写真はタイムアップ後に、両チームのメンバー・主審の山本さんがジンヒョンをなだめにいってる場面です。相手のキャプテンのクリスティアーノがすぐに寄り添ってくれていることからも、尋常ではない何かがあったのだと思えるシーンです。

そして、タイムアップ後の整列のシーンでも、蛍になだめられているジンヒョン。

試合が白熱していた(柏のゴール裏は、はくねつちたい:柏熱地帯とも言うそうです)中で、試合に水を差すような出来事で本当に残念でなりません。

大勢の人が集まれば、迷惑行為をしたり、人を傷つけたり(差別的な発言含む)するような心無い人が存在してしまうのかもしれません…。そして、その他の大多数の人がキチンとしていても、心無い人が問題を起こしてしまえば、他のサポーターも含めて同じ行為をしたと思われてしまいます。

それは、応援しているチームを助ける(勝たせる)行為にはならずに、逆に応援しているチームに迷惑をかけるだけではなく、Jリーグやサッカー界にも迷惑をかけていることを理解してほしいなと思います。

まあ、理解していたら、そんなことはしないはずなので、言っても理解できないのかもしれませんけど…。おそらく、そういう行為自体がカッコいいとか、チームを勝たせるためにやっているという風に思っているのではないかなと、私自身は解釈しています。

サッカーというスポーツ自体は、海外から入ってきたもので、Jリーグのクラブの経営やホームタウンなども海外のマネをしてスタートしている部分はあります。でも、女性や子供が安全に試合を楽しんだり、家族でJリーグを楽しめる安全・快適な素晴らしい試合環境は、ヨーロッパなどの海外では珍しく、日本のJリーグで育んできたものかと思います。

ゴール裏が一体となってチャントを歌い続けて、選手を後押しして、女性も子供もご年配の方も楽しく飛び跳ねて、自分の応援するチームを後押しする、そういう応援もJリーグだから見られる素晴らしいものだと思います。

そういう楽しい熱気を広めて、自分たちが好きなチームを応援して、サッカーを応援する楽しさを知らない人にも感じてもらいませんか?

悪いところまで、海外のマネなどせず、日本の中でJリーグをサッカーを文化として根付かせていきたいのなら、自分がカッコつけたり・自己満足のために、心ない行動を起こすことは自重して欲しいなと思います。

柏熱地帯(はくねつちたい)がいい意味で白熱して、お互いいい試合ができることを、これからも期待します。ACLもお互い頑張りましょう。

試合後のゴール裏へのあいさつ後のシーン

ジンヒョンもみんなに声をかけてもらって、笑顔も見れたので、少し安心はしました。

試合自体はドローで残念でしたが、「柏でよりみちAT」のフリーペーパーももらえましたし、そういう素敵なサポーターもいらっしゃる同期の柏レイソルとJリーグを盛り上げていければいいなと思います。

私個人としては、相手チームに対して意味なくブーイングしたりはせず、セレッソのチーム・選手を後押しする応援を、これからも楽しく続けていきたいと思います。

がんばれ!!セレッソ大阪!!

試合詳細はコチラ

Jリーグ公式ハイライト動画

【セレッソ】公式ハイライト動画

2018明治安田生命J1リーグ 第3節 柏レイソル vs セレッソ大阪(公式)

2018明治安田生命J1リーグ 第3節 柏vsC大阪(まいど!セレッソ)

J1 第3節 柏戦|試合後の尹晶煥監督(セレッソ)記者会見コメント

J1 第3節 柏戦|試合後のセレッソ選手コメント

順位表

明治安田生命J1リーグ

更新日:2018年3月11日(日) 18:35

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 サンフレッチェ広島 9 3 3 0 0 4 1 3
2 川崎フロンターレ 7 3 2 1 0 6 1 5
3 清水エスパルス 7 3 2 1 0 7 3 4
4 名古屋グランパス 7 3 2 1 0 4 2 2
5 ベガルタ仙台 7 3 2 1 0 3 1 2
6 サガン鳥栖 5 3 1 2 0 5 4 1
7 湘南ベルマーレ 5 3 1 2 0 3 2 1
8 柏レイソル 4 3 1 1 1 3 2 1
9 鹿島アントラーズ 4 3 1 1 1 1 1 0
10 セレッソ大阪 3 3 0 3 0 5 5 0
11 ジュビロ磐田 3 3 1 0 2 2 4 -2
12 V・ファーレン長崎 2 3 0 2 1 4 5 -1
13 浦和レッズ 2 3 0 2 1 3 4 -1
14 ヴィッセル神戸 2 3 0 2 1 4 6 -2
15 北海道コンサドーレ札幌 1 3 0 1 2 4 7 -3
16 横浜F・マリノス 1 3 0 1 2 2 5 -3
17 FC東京 1 3 0 1 2 1 4 -3
18 ガンバ大阪 0 3 0 0 3 2 6 -4

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