GS突破のためには勝利が欲しいホームでの第3節は宏太の2ゴールと隆貴のゴールで3-0と快勝!特別指定の西川くんがプロ初アシストを記録!
2019年シーズン ルヴァンカップの第3節。第2節終了時点でグループ4位のセレッソ大阪は、この試合を落とすとグループステージ突破が少し難しくなります。第3節の対戦相手はグループ1位の名古屋、この試合で名古屋にきっちり勝利して、勝ち点で並んでグループ内で2位以内に浮上したいところ。
お互いリーグ戦のメンバーから大幅にメンバーを入れ替えて臨んだこの一戦、試合は4バックを採用したセレッソが、4-4-2のブロックで堅く守りながら、ショートカウンターやロングボールを使った攻撃で攻撃面でもチャンスを多く作り、終わってみれば3-0で快勝!!
前半10分に宏太のゴールで先制すると、15分にGK圍からのパスから宏太が再びゴールを決め2点リードで前半を折り返すと、後半に途中出場した特別指定選手の西川君が、隆貴への絶妙なスルーパスを通し、隆貴が3点目を奪ってゲームを決め、守っても圍を中心とした守備で無失点に抑えて、狙い通りの展開・内容で完勝しました。
この試合の勝利で、ルヴァンカップのグループステージで勝ち点4で2位に浮上。グループ内では、首位が勝ち点5のヴィッセル、4位が勝ち点3の大分と勝ち点差2の中に4チームが入る混戦。
グループステージ(GS)突破のために、残り3節での勝ち点の積み上げに期待したいと思います。
この日は水曜日のナイトゲーム。19時キックオフではなく、19時半キックオフでしたので、仕事帰りの会社員の人たちも行きやすかったのではないでしょうか。
スタジアム | ヤンマースタジアム長居 |
入場者数 | 5,728人 |
天候/気温/湿度 | 雨のち曇 / 11.4℃ / 89% |
主審 | 松尾 一 |
副審 | 野村 修、権田 智久 |
第4の審判員 | 清水 崇之 |
19時キックオフだと、バタバタしながらのスタジアムに到着しての観戦になるのですが、この日は、ゆっくりアップシーンを見ることができるほどでした。19時半キックオフ、嬉しいです。
選手紹介の動画
メンバー
ルヴァンカップ名古屋戦のスタメン
ルヴァン2節の神戸戦に続いてGKには圍が入っています。そしてDFは4バック。CBは山ちゃんと歩夢、右SBが陸、左SBが翔。ボランチには、奥埜と藤田が入り、両SHが亜土夢・宏太。そして2トップがブルーノ・メンデスとトシ。4-4-2のフォーメーションでした。
ルヴァンカップはスタメンにU-21枠の選手を1人以上起用しなければなりませんが、この試合では歩夢・翔の2人がメンバーに名を連ねています。
セレッソ大阪 | 名古屋 | ||||||
スターティングメンバー | スターティングメンバー | ||||||
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GK | 1 | 圍 謙太朗 | GK | 16 | 武田 洋平 | ||
DF | 2 | 松田 陸 | DF | 24 | U-21菅原 由勢 | 59′ | |
15 | U-21瀬古 歩夢 | 5 | 千葉 和彦 | ||||
23 | 山下 達也 | 3 | 櫛引 一紀 | ||||
MF | 5 | 藤田 直之 | 27 | 相馬 勇紀 | |||
7 | 水沼 宏太 | MF | 11 | マテウス | 78′ | ||
25 | 奥埜 博亮 | 4 | 小林 裕紀 | ||||
29 | U-21舩木 翔 | 15 | U-21伊藤 洋輝 | ||||
FW | 13 | 高木 俊幸 | 68′ | 25 | 前田 直輝 | ||
20 | ブルーノ メンデス | 87′ | FW | 32 | 赤﨑 秀平 | ||
32 | 田中 亜土夢 | 78′ | 26 | 杉森 考起 | 68′ | ||
控えメンバー | 控えメンバー | ||||||
GK | 27 | 丹野 研太 | GK | 18 | 渋谷 飛翔 | ||
DF | 14 | 丸橋 祐介 | DF | 14 | 秋山 陽介 | ||
4 | 藤本 康太 | 31 | 金井 貢史 | 78′ | |||
MF | 17 | 福満 隆貴 | 78′ | 34 | U-21藤井 陽也 | ||
38 | 西本 雅崇 | 6 | 宮原 和也 | 59′ | |||
FW | 34 | U-21山田 寛人 | 87′ | MF | 28 | 榎本 大輝 | 68′ |
51 | U-21西川 潤 | 68′ | FW | 13 | U-21大垣 勇樹 | ||
監督 | 監督 | ||||||
ロティーナ | 風間 八宏 |
そして、ベンチには、特別指定選手の西川君、J3で4得点を獲って絶好調の寛人も入っていて、若手の楽しみなメンバーが起用されるのかが試合前から楽しみになっていました。
試合前の整列
試合前のコイントス。選ばれたサポーターの男の子がトスします。
試合詳細
前半の円陣の後のハイタッチ
この時間帯はまだ細かい雨が降っていて、少し霞んだような視界になっていました(私のカメラではちょっとピントがツライです…ボケ気味ですいませーん!)
前半
試合は、今季の公式戦としては初めて4バックでスタートしたセレッソが前から積極的にプレスをかける形で、名古屋に攻撃の形を作らせません。
キレイに4-4-2のブロックをコンパクトに作るセレッソ
そして、開始10分で試合が動きます。
相手陣でボランチからの縦パスを奪った藤田が、宏太にパスを送ると、ペナルティエリア手前で受けた宏太が持ち運び、ペナルティエリア内で藤田とワンツーでゴール前に迫り、藤田からのリターンパスを、インサイドで丁寧にゴールに流し込み、セレッソが先制!!
ゴール後にブルーノ・メンデスと喜ぶ宏太
宏太にみんなが寄ってきて
トシとハイタッチ
ショートカウンターからの得点で幸先よくセレッソが先制します
宏太のゴール動画(1点目)Jリーグ公式動画
そして、わずか5分後の15分にセレッソが追加点を挙げて、リードを広げます。
ゴールキックを蹴る直前の圍。宏太の方(右サイド)を見ていて、この直後のキックがゴールにつながります。
圍のGKが相手ディフェンスラインの裏に通ると、宏太が抜け出します。相手GKの武田選手がヘディングでクリアしようとしますが、目測を誤り、ボールを後ろに逸らしてしまいます。
そしてこのボールを宏太が落ち着いてゴールに流し込み、あっという間にセレッソが2-0とリードします!!
ゴール後に喜ぶ宏太
ブルーノ・メンデスとトシと喜ぶ宏太
相手DF陣が会話する横を悠然と歩いて帰陣する宏太
宏太のゴール動画(2点目)Jリーグ公式動画
このゴールで2点のリードを奪ったセレッソが完全に試合を支配。直後の21分には、右サイドに流れたブルーノ・メンデスが、ゴール前に速いクロスを送ると、ニアでトシが合わせてネットを揺らしたかに見えましたが、これはサイドネット。ゴールとはなりませんが、あわやゴールというシーンを作ります。
この日、右センターバックに入り、何本も縦への効果的なパスを送っていた歩夢
歩夢と山ちゃんのセンターバックコンビ
ボランチの藤田と、右サイドの陸
徐々に、名古屋がセレッソゴール前に迫るシーンも作りますが、4-4-2のブロックで守るセレッソが決定的なチャンスを作らせず、シュートを打たれても圍がセーブして、名古屋にゴールを許しません。
前半終了間際のFKでゴール前で相談する亜土夢・翔・藤田
そして、相手に得点を許さないまま2点のリードを保ってハーフタイムに入ります。
(次ページに続く)