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2019 J1リーグ 第6節 川崎フロンターレ vs セレッソ大阪(AWAY)

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アウェイ川崎で開催されたフライデーナイトJリーグの昨季リーグ王者との対戦は、曜一朗のゴールで先制するも追いつかれてドロー

開幕ダッシュはできていなかったものの、ここ数試合で試合内容は徐々に上向き、直近の第5節の仙台戦で狙い通りの勝利をあげたセレッソ大阪。第6節はアウェイ川崎でリーグ連覇中の王者、川崎フロンターレとの対戦です。

川崎フロンターレも第5節でようやく今季リーグ戦初勝利を挙げたところで、両チームとも連勝して勝ち点を積み上げていきたいところです。

試合の方は、前半は川崎がボールを保持するもののセレッソペースで試合が進み、マルからのボールを受けた曜一朗が上手く前を向いてドリブルからのミドルシュートを突き刺しセレッソが前半に先制します。後半開始早々に川崎の知念選手に同点ゴールを決められると、その後は川崎ペースで試合が進みますが、ジンヒョンの好セーブなどで得点を許さず、そのままの点差でタイムアップ。1-1のドローで勝ち点1を分け合いました。

川崎フロンターレ 1 0 前半 1 セレッソ大阪
後半 0
49′  知念 慶 得点 22′  柿谷 曜一朗

両チームとも勝ち点1を積み上げ、セレッソは順位を1つあげて11位となりました。

スタジアム 等々力陸上競技場
入場者数 21,494人
天候/気温/湿度 晴 / 18.2℃ / 43%
主審 西村 雄一
副審 聳城 巧、中井 恒
第4の審判員 鈴木 規志

フライデーナイトJリーグで開催されたこの試合、観客もまずまず。私も現地で観戦することができました。

気温はそこそこ高かったのですが、この日は風がきつくて、体感温度としてはちょっと寒かったです。でも試合内容がおもしろかった(特に前半)ので、楽しめました。

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試合開始前・スタジアム

等々力陸上競技場の場合は、スタジアムのメインスタンド前にチームバスが停まります。

そのため選手が到着する直前には、かなりサポーターが集まってました。

私は基本的にメインスタンド側から試合を観ることが多いのですが、等々力陸上競技場のビジター指定席は、セレッソ戦では1階席のみで、ゴール前からも遠く・傾斜も緩いので少し見づらいので、今回は2階席から見ることにしました。

2年前のビジター指定(1階席)からの視界がこんな感じ

2階の指定席からの角度、目線はこんな感じ

このくらいの角度だと試合展開が見やすくて、次からも来るなら2階席だなと(個人的には)思いました。あと、2年前と比べると、トラックがブルーになって統一感があってよいなと思いました。

そして、等々力は、テーブル付きペアシート、パーティシートなど、様々な種類のシートがあるところがいいですね。

テーブル付きペアシートの真ん中には、ウェットのお手拭きが置いてあるようで、細やかな気配りを感じました。シート情報などの詳細はスタジアムガイドにそのうち反映するつもりです。

2階からセレッソゴール裏を撮ってみました(パワグロのシーン)

「We are Cerezo」は動画で撮ってみました。

メンバー発表の前には、歓迎の掲示があります(こういうの嬉しいですね)

メンバー

川崎フロンターレ戦のスタメン

仙台戦からは1人変更で、デサバトが復帰して奥埜がベンチスタートになっています。

そして、いつもの試合と違ったのは、シャドウの位置。曜一朗が左・キヨが右で普段の試合とは逆になっていました。

川崎フロンターレ セレッソ大阪
スターティングメンバー スターティングメンバー
GK 1 チョン ソンリョン GK 21 キム ジンヒョン
DF 27 鈴木 雄斗 DF 3 木本 恭生
3 奈良 竜樹 16 片山 瑛一
5 谷口 彰悟 22 マテイ ヨニッチ
2 登里 享平 MF 2 松田 陸 51′
MF 25 田中 碧 6 レアンドロ デサバト 70′
6 守田 英正 10 清武 弘嗣 88′
14 中村 憲剛 80′ 11 ソウザ
41 家長 昭博 14 丸橋 祐介
8 阿部 浩之 88′ FW 8 柿谷 曜一朗
FW 20 知念 慶 73′ 9 都倉 賢
控えメンバー 控えメンバー
GK 21 新井 章太 GK 27 丹野 研太
DF 7 車屋 紳太郎 DF 23 山下 達也 51′
MF 16 長谷川 竜也 80′ MF 25 奥埜 博亮 70′
28 脇坂 泰斗 32 田中 亜土夢 88′
44 カイオ セザール 7 水沼 宏太
FW 11 小林 悠 73′ FW 13 高木 俊幸
9 レアンドロ ダミアン 88′ 20 ブルーノ メンデス
監督 監督
鬼木 達 ロティーナ

両チームキャプテンのコイントス前の握手

試合開始前の円陣後のハイタッチ

試合詳細

前半

試合は川崎がボールを持つ展開で始まりますが、セレッソが組織的な守備で対抗。相手ディフェンスラインに前からプレスをかけてパスコースを限定したり、5-4-1の守備ブロックを敷き中央を堅めて縦パスを通させないようにしたりと、川崎のパス攻撃を自由にさせません。

セレッソの守備ブロック

相手ボランチからの縦パスもコースを限定して守ります

川崎にボールを持たせる形でセレッソの狙い通りに相手の攻撃を誘導し、穫れるところでボールを奪うことがある程度できていたので、ペースを握っていたのはセレッソ。

そして攻撃でも狙い通りの形で崩して川崎ゴールを脅かすセレッソ。

8分には、陸からキヨへの横パスで右サイドを崩し中にクロス。これは相手のクリアに合いますが、ゴールに迫るチャンスを作ります。

相手ゴール前のシーン

20分には、相手クリアのこぼれ球をデサバトが右足ボレーでシュートすると、このボールはゴールの枠内でしたが、相手GKが辛うじてセーブ。得点にはなりません。

そして待望の先制点が生まれたのは22分。

左サイドに展開し、マルがボールを受けると、左シャドウの曜一朗はスルスルっと中にポジションを移し、相手守備陣の作ったスペースの真ん中でボールを受けます。

FWのとっくんも左サイドの裏を狙う動きで相手CBを動かしたので、曜一朗の前にもスペースが出来て、ここにドリブルでボールを運んだ曜一朗は、そのまま右足で低い弾道の強烈なミドルシュート!これがニアサイドを破り見事ゴール!!セレッソ大阪が先制します。

曜一朗を祝福する陸・キヨ

とっくんも駆け寄ります

ソウザ、デサバト、マルも曜一朗を祝福

曜一朗のゴール動画

このゴールは気持ちよかったです!曜一朗にボールが渡って前を向いた瞬間に、一連の動きを見てた自分が思わず「おー!すごい!(これチャンス!)」って口走ってたくらいキレイな展開でした。

中村選手をケアするデサバト

同じく中村選手をケアするソウザ

その後も川崎にチャンスらしいチャンスを作らせず、相手の攻撃を跳ね返すセレッソ。

ジンヒョンとCB陣の意思疎通面で、少し危なっかしいシーンもありましたが、無失点で前半を終えます。

攻撃でも、効果的な崩し、カウンターで、あわやのシーンを何度か作り、セレッソペースのまま1点リードで後半に折り返します。

(次ページに続く)

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