ルヴァンカップ・プレーオフステージ初戦は、FC東京のゴールをこじ開けられずにアウェイゴールは奪えず1失点で敗戦。ホームでの2戦目で逆転を目指す
2017シーズンにセレッソ大阪としての初タイトルを獲得したルヴァンカップ。2019シーズンはグループステージからの参戦です。無事グループステージを首位で通過し、プレーオフステージではFC東京との対戦です。
プレーオフステージからは、ホーム&アウェイの2戦を戦い、2試合の合計スコアで勝者を決めるトーナメント戦。
第1戦はFC東京のホーム 味の素スタジアムに乗り込んでの戦い、アウェイゴールを奪ってホームでの第2戦を少しでも有利に戦いたいところです。
FC東京とはリーグ戦での相性がよく、近年負けていませんので、相性そのままに引き分け以上でホームに帰れればよいなと試合前は考えていました。
試合の方は、序盤はFC東京のペースで進みますがセレッソも徐々に反撃。しかしゴールを奪うことはできず、前半終了間際に失点しそのままのスコアでタイムアップ。アウェイゴールを奪えず第1戦は敗戦してしまいました。
FC東京 | 1 | 1 | 前半 | 0 | 0 | セレッソ大阪 |
0 | 後半 | 0 | ||||
43’ 永井 謙佑 | 得点 |
ホームでの第2戦は、1-0の勝利で延長戦。勝ち抜けには2点差以上の勝利が必要になりました。
スタジアム | 味の素スタジアム |
入場者数 | 5,943人 |
天候/気温/湿度 | 晴 / 25.6℃ / 60% |
主審 | 東城 穣 |
副審 | 五十嵐 泰之、森川 浩次 |
第4の審判員 | 井上 知大 |
平日夜の東京(それも味の素スタジアム)での試合ということで、スカパー!での放送で観戦することになりました。
メンバー
ルヴァンカップ FC東京戦のスタメン(写真は全てセレッソ公式より)
フォーメーションは4-4-2。GKはFC東京にも在籍していた圍、DFは右SBは同じくFC東京が前所属の陸、左SBは暎ちゃん、CBはU-20ワールドカップから戻ってきた歩夢と、負傷明けで戻ってきた山ちゃんが並びます。
ボランチはデサバトと藤田、両サイドは隆貴と亜土夢、2トップはトシと曜一朗が並び、直近のリーグ戦からは8人を入れ替えてきました。
FC東京 | セレッソ大阪 | ||||||
スターティングメンバー | スターティングメンバー | ||||||
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GK | 33 | 林 彰洋 | GK | 1 | 圍 謙太朗 | ||
DF | 2 | 室屋 成 | DF | 2 | 松田 陸 | ||
20 | チャン ヒョンス | 15 | U-21瀬古 歩夢 | ||||
3 | 森重 真人 | 16 | 片山 瑛一 | ||||
6 | 太田 宏介 | 23 | 山下 達也 | ||||
MF | 17 | ナ サンホ | 80′ | MF | 5 | 藤田 直之 | 58′ |
8 | 髙萩 洋次郎 | 46*’ | 6 | レアンドロ デサバト | 76′ | ||
18 | 橋本 拳人 | 17 | 福満 隆貴 | 67′ | |||
10 | 東 慶悟 | 32 | 田中 亜土夢 | ||||
FW | 23 | 矢島 輝一 | 63′ | FW | 8 | 柿谷 曜一朗 | |
11 | 永井 謙佑 | 13 | 高木 俊幸 | ||||
控えメンバー | 控えメンバー | ||||||
GK | 1 | 児玉 剛 | GK | 27 | 丹野 研太 | ||
DF | 25 | 小川 諒也 | DF | 14 | 丸橋 祐介 | ||
5 | 丹羽 大輝 | 22 | マテイ ヨニッチ | ||||
MF | 36 | 安部 柊斗 | 3 | 木本 恭生 | 76′ | ||
39 | 大森 晃太郎 | 46*’ | MF | 10 | 清武 弘嗣 | ||
FW | 21 | ユ インス | 80′ | 25 | 奥埜 博亮 | 58′ | |
9 | ディエゴ オリヴェイラ | 63′ | FW | 34 | U-21山田 寛人 | 67′ | |
監督 | 監督 | ||||||
長谷川 健太 | ロティーナ |
ルヴァンカップはU-21枠があり、スタメンにU-21以下の選手を含む規約になっていますが、トゥーロン国際大会の代表に両チームから選手が選ばれていた関係で、この試合はU-21枠を使わなくてもいい試合となっていました。
セレッソは歩夢がスタメンに入っていますが、歩夢は既に完全にトップチーム扱なので、U-21枠で抜擢しての起用という訳ではないですね。
ベンチに入っている寛人は、期待の若手なので、是非出場して欲しいなと思いながらの観戦となりました。
試合展開
前半
試合は、立ち上がりはFC東京に押し込まれる展開で始まりますが、圍のファインセーブなどで得点を許さずに試合は経過。
左SHに入った亜土夢
押し込まれる展開のなか、徐々にボールを運べるようになってきたセレッソは、歩夢がハーフスペースに入った隆貴に目の覚めるような鋭い縦パスを送ると、隆貴がゴール前まで持ち運んで右足で強烈なシュート。
これは相手GKの林選手にセーブされますが、相手ゴールを脅かすシーンを作っていきます。
右サイドに入った隆貴。この日はシュートも放ちいい動き
このチャンスの後には、曜一朗がドリブルで持ち運び、左足でゴール左隅にシュート!これも相手GKに防がれますが、ゴールの匂いもし始めたセレッソ。徐々にペースを握り始めます。
この日2トップの曜一朗、相手ボランチの後ろでボールを受けてチャンスを作ってました。
2トップの1角のトシ、ドリブルで持ち運ぶシーン
そして、一進一退の攻防が続きましたが、前半終了間際にFC東京に左右に揺さぶられると、最後はクロスから相手FW永井選手にヘディングでゴールされ、終盤に先制点を奪われてしまいます。
そして、1点のビハインドでハーフタイムに入ります。