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2020 J1リーグ 第2節 ガンバ大阪 vs セレッソ大阪(AWAY)

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後半

後半は、立ち上がりにヒャッとするシーンから始まります。倉田選手がペナルティーエリア内で、木本・ヨニッチを交わしてゴール前に進入しますが、ここは陸がもどって辛うじてクリア。ギリギリでシュートを打たせず事なきを得ましたが、「ヤバい!」と思ってシーンでした。

その後、ガンバのカウンターを浴びたり、コーナーからサインプレーで仕掛けられたりもしましたが、相手にゴールを許すことなくセレッソリードのまま試合は進みます。

54分、相手はパトリック・井手口の両選手を投入し、遠藤・矢島の両選手を下げてきました。パトリックはどこかで出てくるだろうなと思っていたのですが、遠藤選手をこのタイミングで下げたのは少し意外でした。(個人的にはちょっとラッキーと思ってました)

この日も縦横無尽に自由に動きながらチャンスを作っていたキヨ

相手DFとマッチアップするキヨ

その後、セレッソも最初の交代に動きます。タツ(坂元選手)→瑛ちゃん(片山選手)へと交代。坂元選手は攻撃面ではそこまで目立つ動きはなかったですが、ガンバのサイド攻撃を封じる立役者となっていたと思うので、動きとしてはよかったと思います。

そして、交代で入った瑛ちゃん経由でセレッソに追加点が生まれます。右サイドを崩して、ペナルティーエリア内に入り込んだ瑛ちゃんに陸から浮き球のスルーパス。

このパスをワンタッチでマイナスのクロスが中に入り、ペナルティエリア内でキヨがフリーで受けます。キヨのトラップが少し乱れたので、シュートを打つことはできませんでしたが、後ろから走り込んできたマルに優しくボールを落とし、マルが左足を一閃!!豪快なミドルシュートがゴール右隅に突き刺ささり、セレッソが2点のリードを奪います。

ルヴァンの松本戦のゴールといい、マルの豪快なゴラッソが決まって、本当に気持ちよい瞬間でした。リモートマッチでも大興奮で観ていたので、現地で観戦できていたら、このゴールの瞬間はそれはすごい騒ぎ(歓喜)になっていたのではと思います。写真も撮りたかったなー。

FWとしての動きも様になってきたおっくん

その後、ゴール前でヘディングでクリアしてピッチに倒れこんでいたヤスの右手に、相手のミドルシュートが当たってPKを献上。故意ではなく、シュートを避けるため(?)に反射的に手を動かしてしまったように見えたので、少し残念な対応となってしまっていました。

このシーンは、ジャッジリプレイでも取り上げられていて、倒れた体を支える手ではなく、手が動いてしまっていたので、PKはPKという判断で正しかったとは思います。

まあ、ヤスについては、ルヴァンで初タイトルを獲った時の、準決勝のダービーのアディショナルタイムでの劇的な決勝ゴールでの貯金があるので、この程度のファウル(ミス)は気にならないというのは、他の皆さんも言ってたように、全く気にならなかったですね。

この日は積極的に前に攻撃参加していたデサバト

その後、セレッソは、キヨ→曜一朗、とっくん→ブルーノと交代

そして最後は、おっくん→豊川へ選手交代を行っていきます。

連戦が続く長丁場なので、左サイドハーフはキヨと曜一朗。2トップは、とっくん・おっくん・ブルーノ・豊川で、当面は回していくのでしょうね。

その後、後半アディショナルタイムに、相手GKまでが攻撃参加しているタイミングで、相手からボールを奪った豊川選手にビッグチャンス。無人のゴールに向かってドリブル+シュートというシーンを想像しましたが、ドリブルのコース取りに少し失敗して、ダメ押しゴールとはなりませんでした。

そして、試合はそのままのスコアでタイムアップ。アウェイ吹田でのダービーで、完勝という内容でセレッソが勝利しました!!

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感想など

アウェイでのダービーに完勝して、開幕2連勝!気持ちよかったです!!!

(書いている時点では、清水戦も終わっており開幕3連勝の単独首位ですw)

ルヴァンの準決勝の吹田での勝利も格別でしたが、この試合を現地で観れていたら、またそれは違う感動(17年ぶりのアウェイ吹田での勝利)を覚えていたように思います。

コロナ禍で、リモートマッチでの開催となりましたが、まずはJリーグが戻ってきたことに感謝ですね。2度とコロナでの中断がないように、普段の生活でもコロナと戦いながら、制限のない試合開催が継続できるように、私たちサポーターも頑張っていけたらと思っています。

コロナを受けて、いろいろと前提が変わってきているなと思う毎日ですが、スタジアムでスタグルを食べたり、アウェイにも観戦に行けるような、そんなJリーグが完全に戻ってくる日を楽しみにしています。

医療従事者の方や、いろんな立場・持ち場で頑張ってくださっている全ての方に感謝しながら、私たちも節度ある行動を保って、共に歩んでいけたらいいなと思います。

(個人的に応援している)西川潤選手が戻ってきて、タツとポジションを競いあいながら戦っている試合を、スタジアムで大きな声を出しながら応援する日を、心待ちにしながら、これからも変わらず、セレッソ大阪を応援していきたいと思います。

ダービーに連勝するって、本当に気持ちよいですねー!!

がんばれ!セレッソ大阪!!

試合詳細はコチラ

セレッソ公式ハイライト動画

Jリーグ公式ハイライト動画

2020明治安田生命J1リーグ 第2節 2020.7.4 (土) 18:03KO パナソニック スタジアム 吹田 ガンバ大阪vsセレッソ大阪(セレッソ公式HP)

ロティーナ監督コメント

(セレッソ公式より引用)

「素晴らしいチーム相手に、いい試合ができたと思います。前半は、我慢強くボールを回して、できてくるスペースを効果的に使うことができました。ガンバにも、ほとんどチャンスを与えることはありませんでした。後半は、いいプレーができた時間もありましたが、簡単にボールを失う時間もありました。その中で、しっかり忍耐強くボールを持って、前進することができ、マル(丸橋祐介)のゴラッソが生まれました。PKでの失点の後は、よりガンバが攻勢を強めてきました。チャンスはそれほど与えなかったのですが、よりエリアにボールを入れてきて、ガンバの時間帯になったと思います。その中でも、選手たちは素晴らしい仕事を見せて、ディフェンスでやるべきことをやり、ボールを持った時は我慢して時間を作ることができました」

Q:前半、特に清武弘嗣選手が相手エリアの空いているスペースでボールを受けるシーンが多かったですが、対G大阪で狙いにしていた部分もあったでしょうか?
「清武は、交代するまで素晴らしいプレーをしたと思います。彼がいいプレーをできている時は、よりチームにいい影響を与えて、いい効果を与えます。清武のような選手が空いたスペース、フリーなスペースでボールを触るというのは、この試合に限ったプランではなく、普段から目指している形でもあります」

Q:今季は交代が5人まで認められています。G大阪は早めに交代選手を投入してきましたが、今までのルールと比べてやりづらさ、やりやすさなど、どう感じられた?
「リードを許しているチームが先に動くことはよくあることだと思います。まずパトリックを入れて、よりクロスを上げて、空中戦に強い選手を入れてきた。その後、システムも変えてきました。ただ、我々のプランを変える必要はなかったですし、自分たちのプランを続けることで、落ち着いてプレーできたと思います」

セレッソ選手コメント

マル(丸橋選手)

Q:左サイドを綺麗に崩した1点目のアシストを振り返ると?
「練習からああいう形は取り組んでいて、それがうまく得点につながったと思います

Q:ミドルシュートで決めた2点目の手応えについては?
「キヨくん(清武)が優しいボールを落としてくれました。あの距離は、思い切り振り抜こうと思ったので、入って良かったです」

Q:相手は早め、早めに交代選手を投入してきました。最後はパワープレー気味にもなりましたが、ピッチ内でどういう声をかけていた?
「パトリック選手が入ってくることは分かっていたので、そこはしっかり跳ね返せた部分もあったと思います。最後までみんなが体を張っていたので、勝てて良かったです」

Q:無観客での大阪ダービーでしたが、実際に戦って、どう感じられましたか?
「サポーターがいないというのは不思議な感じでしたが、そういうことは関係なく、公式戦の気持ちで臨めたし、最後までみんなで集中を切らさず戦えたと思います」

Q:無観客の中で、リズムとテンポが上がりにくいとも思ったが、給水タイムなども利用できた?
「そうですね。給水タイムがあったことで、そこでコミュニケーションが取れたので良かったと思いますし、90分を通して声もしっかり通ったので、良かったかなと思います」

Q:中断期間が明けて、久しぶりの試合だったが、イメージ通りの試合ができましたか?
「どうなるか分からなかったんですけど、やってみて、ボールを持てる時間もありましたし、僕たちのサッカーが出せた部分もあったので、その点については良かったと思います」

Q:改めて、素晴らしいミドルシュートについて振り返ると?
「まずはふかさないようにイメージして、思い切り蹴り込みました」

おっくん(奥埜選手)

Q:先制点について、左サイドを崩して、マイナスのクロスをダイレクトで合わせた形になったが、振り返ると?
「チームとして、うまくボールを回せて、マル(丸橋)が深い位置まで入れたので、タイミングを見てニアに入る準備をして、止まったら、マルがいいボールをくれました。相手に当たってラッキーなゴールでしたけど、決まって良かったです」

Q:前半は特に清武選手を中心にボールを動かして、チャンスを作るシーンも多かったですがが、狙い通りでしたか?
「そうですね。ボールを動かす部分では、チーム全員で共有できて動かせた部分もあると思いますが、ゴールにつながるところをもっと増やしていければ良かったと思います」

Q:無観客での試合は初めてだったと思うが、やってみて、いかがでしたか?
「やっぱり、サポーターの皆さんがいないのは、最初は違和感が凄くありましたけど、多くの方々の協力で今日プレーできたことに感謝したいですし、これからも感謝の気持ちを持ちながらプレーしたいです」

明治安田生命J1リーグ

更新日:2020年7月4日(土) 23:01

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 サンフレッチェ広島 6 2 2 0 0 6 0 6
2 FC東京 6 2 2 0 0 4 1 3
3 セレッソ大阪 6 2 2 0 0 3 1 2
4 ベガルタ仙台 4 2 1 1 0 2 1 1
4 浦和レッズ 4 2 1 1 0 3 2 1
4 川崎フロンターレ 4 2 1 1 0 2 1 1
4 名古屋グランパス 4 2 1 1 0 3 2 1
8 柏レイソル 3 2 1 0 1 4 3 1
8 大分トリニータ 3 2 1 0 1 2 1 1
10 ガンバ大阪 3 2 1 0 1 3 3 0
11 北海道コンサドーレ札幌 3 2 1 0 1 4 5 -1
12 横浜F・マリノス 1 2 0 1 1 1 2 -1
12 横浜FC 1 2 0 1 1 2 3 -1
14 サガン鳥栖 1 2 0 1 1 0 2 -2
15 ヴィッセル神戸 1 2 0 1 1 1 4 -3
16 湘南ベルマーレ 0 2 0 0 2 2 4 -2
17 清水エスパルス 0 2 0 0 2 2 5 -3
18 鹿島アントラーズ 0 2 0 0 2 1 5 -4

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