池田愛恵里さんが1日スタジアムDJを務めた試合は、2点のビハインドを跳ね返して一度は逆転するも追いつかれて3−3のドロー
前節、ヨドコウ桜スタジアムの杮落としマッチは、終盤の劇的な同点ゴールでドローのセレッソ大阪。リーグ7戦未勝利も続いてるため、新スタジアムでの初勝利を挙げ、勝ち点3を積み上げたいところです。
中3日で迎えた、ヨドコウ桜スタジアムでの第2戦目の対戦相手は、FC東京。アウェイではシーズン序盤の3戦目で対戦し、2−3のスコアで惜しくも敗戦しています。シーズンでダブルを喫したくはないので、その意味でも勝利が欲しい一戦でした。
試合は、前半はシュートチャンスをなかなか作れないセレッソに対し、効果的なカウンター攻撃でチャンスを作っていくFC東京。13分には中盤でのボールを奪われてカウンターで失点、39分にも失点で2点のリードを許します。
直後の40分にもFC東京にネットを揺らされますが、VARでオフサイド判定となり3点差は辛うじて回避。2点のビハインドで後半に入ります。
後半は開始早々に加藤選手のゴールで反撃の狼煙をあげると、57分に坂元選手のゴールで同点。74分にはコーナーキックからチアゴ選手が決めて一時は2点差をひっくり返して逆転します。
しかし、終盤にゴール前でのFKをレアンドロ選手に直接決められてしまい、3−3に追いつかれてしまい、そのままのスコアで試合終了。
ヨドコウ桜スタジアムでのリーグ戦初勝利は、またしてもお預けとなり、FC東京と勝ち点1を分け合う結果となりました。
この試合も引き分けたことで、リーグ戦8試合未勝利(5分3敗)となり、順位も12位のまま変わりませんでした。
スタジアム | ヨドコウ桜スタジアム |
入場者数 | 4,067人 |
天候/気温/湿度 | 晴 / 29.7℃ / 60% |
主審 | 荒木 友輔 |
副審 | 唐紙 学志、淺田 武士 |
第4の審判員 | 松本 大 |
VAR | 松尾 一 |
AVAR | 八木 あかね |
2点差を追いついて一時は逆転したことはポジティブに捉えたいですが、早く勝利も欲しいものです。
選手たちは頑張っていると思うので、勝ち点3で自信を掴んで、よい流れでプレーしてほしいものです。
試合前
この日は、平日の19時キックオフの試合でしたので、スタジアム周辺を楽しむ時間は残念ながら短くなってしまいました。
スタジアムグルメを、いつものピッツア・ロトロさんで購入して、スタンドに向かいました。
今回いただいたのは、新商品のコッパ(※)です。
※コッパはイタリア産の生ハムで、通常の生ハムとは少し違ってスパイシーさと旨味を感じ気がします。ロトロさんの生地と焼き加減と合わせって絶妙な美味しさかと思います!
前回いただいた生ハムジェノベーゼも美味ですよ
ゴール裏のオフィシャルグッズショップも、前回撮りそこねたのでとってみました。
常設ではなく、試合開催のときだけなのでしょうかね。
そして、ゴール裏に掲げられた横断幕。東京オリンピックのU24代表に選ばれた歩夢(瀬古選手)に向けてと、スタジアムDJの西川さんに向けてのメッセージとなっていました。
そして、DJ西川さんがオリンピックの試合のDJを担当されることで、今回のFC東京戦のスタジアムDJはお休みで、セレッソ大阪サポーターにはおなじみの池田愛恵里さん(愛恵里ちゃん)が一日スタジアムDJを務められることになりました。
ちなみに、DJの西川大介さんは、男子チームのスタジアムDJとして、U-24日本代表vsU-24南アフリカ代表のアナウンスを担当されていましたね。22日のグループリーグ1戦目のTVを観ていたら、聞き慣れた西川さんの声が聞こえてきて、なぜか興奮してしまいましたね。
それでは、池田愛恵里ちゃんのスタジアム選手紹介はコチラ
FC東京のメンバー紹介の際は声のトーンが抑えめでしたが、セレッソ大阪のメンバー紹介の際は、明るく・元気で大きな声でのアナウンスが印象的でした。
スタジアム選手紹介が始まる前のイントロダクション部分の動画も、ヨドコウ桜スタジアムのバージョンになりましたね。今回気づいたのですが、少しずつ新しく変化してきているので、よいなと思っています。
選手入場の際の声も、試合前の気合が入ったような元気な声で、とてもよかったと個人的には思っています。
メンバー
FC東京戦のスタメン(久々のV字を前向きで撮れました)することになりました。
そして、スタメンは前節から一人変更して、4-4-2に戻してきました。
前回は為田選手が左SHに入る4-2-3-1でしたが、キヨ(清武選手)が左SHに入り、トップにムツキ(加藤選手)が入る構成へと変わりました。
セレッソ大阪 | FC東京 | ||||||
スターティングメンバー | スターティングメンバー | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
GK | 21 | キム ジンヒョン | GK | 13 | 波多野 豪 | ||
DF | 2 | 松田 陸 | DF | 6 | 小川 諒也 | ||
6 | チアゴ | 4 | 渡辺 剛 | ||||
14 | 丸橋 祐介 | 3 | 森重 真人 | ||||
33 | 西尾 隆矢 | 49 | バングーナガンデ 佳史扶 | 83′ | |||
MF | 4 | 原川 力 | MF | 10 | 東 慶悟 | 63′ | |
10 | 清武 弘嗣 | 83′ | 21 | 青木 拓矢 | 63′ | ||
17 | 坂元 達裕 | 31 | 安部 柊斗 | ||||
25 | 奥埜 博亮 | FW | 15 | アダイウトン | 63′ | ||
FW | 20 | 大久保 嘉人 | 46*’ | 20 | レアンドロ | ||
29 | 加藤 陸次樹 | 83′ | 9 | ディエゴ オリヴェイラ | 76′ | ||
控えメンバー | 控えメンバー | ||||||
GK | 50 | 松井 謙弥 | GK | 1 | 児玉 剛 | ||
DF | 24 | 鳥海 晃司 | DF | 28 | 鈴木 準弥 | 83′ | |
MF | 30 | 喜田 陽 | 29 | 岡崎 慎 | |||
5 | 藤田 直之 | 83′ | MF | 18 | 品田 愛斗 | 63′ | |
FW | 13 | 高木 俊幸 | 46*’ | 7 | 三田 啓貴 | 76′ | |
22 | 松田 力 | 83′ | FW | 11 | 永井 謙佑 | 63′ | |
28 | 中島 元彦 | 27 | 田川 亨介 | 63′ | |||
監督 | 監督 | ||||||
レヴィー クルピ | 長谷川 健太 |
そして、スタメンを外れた為田選手はベンチ外で、代わりにもっくん(中島選手)がベンチ入しています。
対する東京は、4−2−3−1で強力なブラジル人トリオもスタメンに入っています。
試合開始前の両チームキャプテンのグータッチ
試合展開
前半
試合開始前の円陣です
円陣が解けた後の、DF陣とGKのハイタッチ
なぜか、Dオリヴェイラと仲のよいキヨ。ハグしてます。(ちなみに後半はレアンドロ選手と会話してました)
自陣からボールを運ぼうとドリブルする原川選手
下がってきてボールを受ける嘉人(大久保選手)
プレーが途切れた際の笑顔のキヨ(清武選手)
右サイドでボールをキープするタツ(坂元選手)
試合はセレッソがボールを握るものの、チャンスらしいチャンスを作ることができません。
そして、10分に決定的なチャンスが訪れます。左サイドのマル(丸橋選手)からのクロスを相手GKが弾いて、キヨ(清武選手)の前にこぼれ、キヨがシュート。しかし、このシュートが左ポストを直撃し、結果相手GKに防がれてしまい、絶好の先制点のチャンスを逸します。
ここでゴールできていたら、また違った展開になっていたのかもしれませんが、セレッソがチャンスを逃した後に、失点をしてしまいます。
13分、ビルドアップからの縦パスを相手にカットされ、そこからカウンターを受け、ブラジル人トリオの攻撃で、シュートまで持っていかれると、強烈なシュートでゴールを割られてしまいます。
1点をリードされた後は、FC東京が守ってカウンターの展開がさらに強くなっていきます。
左サイドからクロスを入れるキヨ(清武選手)
空中戦で競り合うチアゴ選手
ゴールキックを蹴るジンヒョン(いつもフォームがキレイだなと思います)
左サイドを駆け上がるマル(丸橋選手)とキヨ(清武選手)
そして、39分にもセレッソが中盤でボールを失うと、ディフェンスラインの後ろにスルーパスを通され、1対1となったGKジンヒョンも交わされ、ゴールに流し込まれて2失点目。
追加点を奪われたことでショックを受けていると、すぐにまたピンチ。
右サイドからカウンターを受けると、再びレアンドロ選手にゴールネットを揺らされますが、これはVAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)のレビューでオフサイドの判定に。
ゴールシーンのVARレビュー中(キックオフ待ちの選手たち)
そして、オフサイドは主審の主観が入ることないので、オンフィールドレビューもなくオフサイドの判定が下されます。
かなりスタジアムは沈んだ空気になっていたスタジアムも、この判定で「まだ行けるかも」という空気に戻った印象を受けました。
後で、ツイッターで知ったのですが、この判定前(ゴールネットが揺らされた後くらい)に、キャプテンのキヨ(清武選手)が「まだ行ける!」とチームを鼓舞していたみたいですね。
判定も覆って(2点差のままで)チームもサポーターも「まだ行ける」となった感覚を本当に受けました。
そして、前半終了間際、タツ(坂元選手)の必殺切り返しが炸裂
クロスを上げるフォームから、切り替えして
ペナルティーエリア内に持ち運んで、マイナス方向にグラウンダーのクロス
このクロスを、ペナルティーエリア中央で原川選手がミドルシュートで狙いますが、これは惜しくもゴールの枠の上に外れてしまいます。
シュートは外れてしまいましたが、チャンスを作っての前半終了でしたので、少し期待が持てる終わり方ではありました。