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2020 J3リーグ第2節 ガンバ大阪U23 vs セレッソ大阪U23 (AWAY)

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アウェイ吹田でのU23ダービー(リモートマッチ)はスコアレスドロー。トップチーム同様に快勝とはならず

J1リーグの再開初戦のトップチームの大阪ダービーの翌日、同じくアウェイ吹田で、U23大阪ダービーが開催されました。トップチームが2-0で完勝(快勝)したので、U23チームも勝利して、トップとU23で2連勝できるかに注目していまいた。

U23のダービーは、昨シーズンはアウェイでは快勝、ホームでは完敗という結果でしたので、U23ダービーでの連敗を避ける意味でも、勝利が欲しいセレッソ大阪U23でした。

試合の方は、セレッソ大阪U23が前半ペースを握るものの相手GKの好守もあって得点を奪えず、後半は逆に相手ペースで試合が進みますが相互に得点を奪うことができず、スコアレスドローで試合は終了。勝ち点1を分け合いました。

ガンバ大阪U23 0 0 前半 0 0 セレッソ大阪U23
0 後半 0
得点

セレッソ大阪U23は、チームとしての今季初勝利とはなりませんでしたが、連敗は回避。今季の初勝ち点を挙げました。

スタジアム パナソニック スタジアム 吹田
入場者数
天候/気温/湿度 晴のち曇 / 27.2℃ / 39%
主審 清水 修平
副審 山村 将弘、道山 悟至
第4の審判員 金渕 佑亮

この試合も、トップチームと同様にリモートマッチ(無観客試合)での開催。ダービーがリモートマッチとなるのは、集客面では少し残念な気がしますが、コロナとの闘いはまだまだ継続しそうなので、受け入れていくしかないですね。

ということで、現地吹田ではなく、DAZNでの観戦となりました。

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メンバー

大阪ダービーのスタメン(写真は全てセレッソ公式より引用)

この日は3バックではなく、4-4-2で挑みます

GKは茂木、2CBは、西尾と普段はトップチームに帯同している田平、左SBは島村、右に山内が入ります。山内はFWがベースかと思うのですが、DFもさせているみたいですね。

そして、ボランチは、マー坊(西本選手)と陽(喜田選手)、左SHが凪生(松本選手)、右SHが澤上、トップが前田君と藤尾というメンバーでした。

ガンバ大阪U23 セレッソ大阪U23
スターティングメンバー スターティングメンバー
GK 41 吉川 直輝 GK 45 茂木 秀
DF 36 松田 陸 DF 31 山内 寛史 60′
28 タビナス ジェファーソン 43 西尾 隆矢
35 山口 竜弥 46 田平 起也
MF 23 市丸 瑞希 MF 29 島村 拓弥 75′
26 奥野 耕平 30 喜田 陽
37 白井 陽斗 46*’ 38 西本 雅崇
34 川﨑 修平 41 松本 凪生
24 黒川 圭介 46*’ FW 19 澤上 竜二 65′
FW 20 高木 大輔 79′ 37 前田 龍大 75′
38 唐山 翔自 42 藤尾 翔太
控えメンバー 控えメンバー
DF 40 シン ウォノ GK 50 上林 豪
45 村上 景司 DF 52 大橋 滉太 75′
46 當麻 颯 MF 35 吉田 有志 60′
MF 14 福田 湧矢 46*’ FW 24 ウェリング ピアス 75′
43 伊勢 航 46*’ 33 タワン
44 菅野 隆星 48 新保 海鈴 65′
FW 30 塚元 大 79′
監督 監督
森下 仁志 村田 一弘

メンバーを見たときに、ボランチができるメンバーが3人(マー坊・陽・凪生)いて、CBできる選手が4人(田平、西尾、山内、マー坊)といるので、どういう布陣になるのかは少し気になったのですが、結局、上のようなフォーメーションとなりました。

試合展開

前半

試合は、前半はセレッソが押し込みます。サイドを活かした攻撃でガンバゴールに迫っていきます。

左SBで積極的な攻撃参加を見せる島村

キャプテンとして、チームを攻守で牽引する陽

左SHで効果的なクロスでチャンスを作っていた凪生

15分にはコーナーキックからのこぼれ球を、陽がミドルシュート。さらにこぼれたところを、田平が相手DFを交わしながら左足で強烈なシュート!これは相手GKが辛うじてセーブして得点とはなりません。

25分には、凪生の左コーナーキックから、ファーサイドの藤尾がヘディングシュート!しかし左ポストに弾かれて、詰めていた澤上もゴールに押し込めず、大きなチャンスを逃します。

そして、このこぼれ球をつないで、再び左サイドに展開したセレッソは、凪生が左足でキレイなクロスをファーサイドに送ると、藤尾が競り勝ちヘディングシュート!!今度は右ポストに嫌われてしまい、惜しくも得点を奪うことができません。

この左右のポストに弾かれたビッグチャンスを決めきれていたら、また違った展開になったかもしれませんね。

そして、前半はセレッソが圧倒する形で試合は進みますが、スコアレスで後半に折り返します。

後半

ハーフタイムに選手交代を行った相手、この交代が功を奏したのか、後半は打って変わって相手ペースで試合が進みます。

オーバーエイジ枠で奮闘する澤上

2試合連続スタメンの前田君(がんばれ!)

劣勢だったセレッソですが、63分に左サイドからの展開で、藤尾→前田君のワンツーから、藤尾が抜け出して、ペナルティーエリア内で右足をシュート!!しかし、ゴールの枠に飛ばせず惜しくも得点を奪うことができません。

63分の藤尾のシュートシーン

藤尾は、前半・後半の3回あった決定機をどれか1つ決めておきたかったですね(まあ次決めて!)

そして、試合はスコアレスのまま動かず、0-0で勝ち点1を分け合いました。

感想など

勝てなかったですね。残念。

トップ・U23で連勝といきたかったですが、そう上手くはいかなったです。

とはいえ、かなり惜しいシーンもありましたし、相手にゴールを許すこともなく終わったので、よしとしましょう。

セレッソU23の選手交代で、Jデビューした新保君(2種登録)は、父親が松本山雅の田中隼磨選手で、母親がモデルのMALIAさんということで、スポーツ新聞などで記事にもなっていましたが、初めてプレーを見れました。

(写真の中央の黄色いスパイクが新保くん)

まだまだ自分の力は出し切れていないようにも思いますが、これから試合に少しずつ出て、飛躍的な成長をしてくれるといいなと思ってみていました。

個人的に別の意味で気になっているのが、やっぱり澤上、マー坊、山内などオーバーエイジ枠の選手と、途中出場で試合に入ったウェリングピアス。違う色を見せて、もう1つ・2つ上のレベルで活躍して欲しいなと思える選手たち。この日もあまり目立った活躍はできていなかった気がしますので、今後の奮起にさらに期待しましょう。

次の試合はリーグ上位のロアッソ熊本(開幕2連勝中)が相手ですが、今季初勝利をきっちり挙げて欲しいものです。

7月11日から始まるU19日本代表候補のトレーニングキャンプに、凪生・西尾・田平の3選手が選ばれたみたいですね。

試合に出てから、12日から合流するのかなとは思いますが、こちらも頑張ってきて欲しいと思います。

セレッソ大阪U23チームの試合も早く、生で観てみたいものです。コロナに負けずにいきましょう。

がんばれ!セレッソ大阪U23!!

試合詳細はコチラ

セレッソ公式ハイライト動画

Jリーグ公式ハイライト動画

2020明治安田生命J3リーグ 第2節 2020.7.5 (日) 18:03KO パナソニック スタジアム 吹田 ガンバ大阪U23 vs セレッソ大阪U23(セレッソ公式HP)

村田一弘監督コメント

「前節に比べて、前半から前にアクションを起こす回数は増えたと、改善できたと思います。その中で点が取れたら、いい流れが来たのになと。後半は、体力の消耗、これだけです」

Q:今節に向けて課題に掲げていた攻撃のアクションが増えた要因については?

「クサビのボールにこだわり過ぎず、スペースの選択肢があれば、そちらを選べと選手には伝えました。そっちを選択してくれるようになったので、次のFWがクサビの位置に動き出せる。一人が動くことによって、次の選手が動き出せる、ポジティブなポジションチェンジができたと思います」

Q:今節、高卒ルーキーとしてJデビューを果たした田平起也選手について

「普段、トップチームのうまい選手に囲まれた中でやっているので、物怖じはしなかったと思います。ただ、やはりトップとはワンランク、レベルの差はありますので、テンポだったり、アグレッシブさだったりをU-23では要求していますので、そのあたりは、今からやっていかないといけないと思っています」

選手コメント

松本凪生選手

Q:前節の課題として挙げていた、攻撃のアクションを起こす部分についての手応えは?

「前半は、僕自身は普段と違うポジションをやっていたのですが、みんなの距離感も良かったですし、開幕戦よりは、ボールを前に入れて、シュートまでいく形は増えたと思います。後半、相手もシステムやメンバーを変えてきて、うまく僕たちが適応できなかったのは課題かなと思います」

Q:自身について、左サイドハーフでのプレーを振り返ると?

「(左サイドバックの)島村選手はドリブルが得意な選手なので、僕が溜めを作れば上がってきてくれる。それは、二人で話し合っていました。あと、僕が間で受けることは、監督からも言われていたので、受けて、ターンすることは多くできたと思います」

Q:終盤は消耗戦にもなったが、大阪ダービーとして、やはり勝ち切りたかったですか?

「そうですね。昨日、トップチームも勝って、僕たちも勝たないといけない試合でした。前半のチャンスを仕留めていれば、流れも変わったかなと思います。決定力がまだまだ足りないことが課題だと思います」

西本雅崇選手

Q:試合を振り返っていかがですか?

「前半は自分たちの描いていた通りの展開でしたが、後半は押し込まれる時間もあって、最後は耐えたかな、という内容になりました」

Q:試合前、「3バックでも4バックでもやれるように」と話していた中で、今節は4バックでのスタートでした。特に、攻撃面での手応えや課題については?

「どっちでもできるように、ということで、今日は4バックでスタートしたんですけど、よりサイドで数的優位も作れたり、展開してクロスからシュート、という形は何回かいいシーンが出せました。後半もできればよかったですが、相手も対応してきた時にも崩せるように、もっと練習しないといけないと思いました」

Q:守備では無失点で終えました。前節も終盤の1失点のみ。安定して守れている実感はありますか?

「意識として、前の選手も守備をしっかりやってくれていますし、ボランチや後ろの選手も、前と連動してスライドすることは徹底しています。今日に関しては、切り替えも言われていました。甘さはまだあるんですけど、今後も、今の内容をベースにしていきたいと思います」

明治安田生命J3リーグ

更新日:2020年7月5日(日) 22:01

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 ブラウブリッツ秋田 6 2 2 0 0 6 0 6
2 ロアッソ熊本 6 2 2 0 0 4 2 2
3 AC長野パルセイロ 4 2 1 1 0 4 2 2
4 SC相模原 4 2 1 1 0 3 2 1
4 カターレ富山 4 2 1 1 0 5 4 1
4 FC岐阜 4 2 1 1 0 3 2 1
4 ガンバ大阪U-23 4 2 1 1 0 3 2 1
8 ヴァンラーレ八戸 3 2 1 0 1 2 2 0
8 福島ユナイテッドFC 3 2 1 0 1 2 2 0
8 ガイナーレ鳥取 3 2 1 0 1 3 3 0
8 鹿児島ユナイテッドFC 3 2 1 0 1 3 3 0
12 アスルクラロ沼津 3 2 1 0 1 3 4 -1
13 Y.S.C.C.横浜 1 2 0 1 1 3 4 -1
13 FC今治 1 2 0 1 1 0 1 -1
13 セレッソ大阪U-23 1 2 0 1 1 0 1 -1
16 藤枝MYFC 0 2 0 0 2 3 5 -2
16 カマタマーレ讃岐 0 2 0 0 2 2 4 -2
18 いわてグルージャ盛岡 0 2 0 0 2 0 6 -6
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