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2020 J3リーグ第4節 セレッソ大阪U23 vs FC岐阜

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ホーム長居での有観客試合は2点を奪い、クリーンシートで今季初勝利を挙げる!

開幕3節を1分2敗で未だ勝利のないセレッソ大阪U23。コロナ禍の過密日程の影響で、今節はめずらしくウィークデー水曜日の夜にJ3のホームゲームが開催されました。

試合は、FC岐阜ペースで進み何度もピンチを迎えますが、GK茂木を中心としたディフェンスで跳ね返し続けると、前半アディショナルタイムに左サイドからのクロスを、ファーに走りこんだ前田君が折り返して、中で澤上がキレイに合わせてセレッソ大阪U23が先制します。後半にも、マー坊が技ありのシュートをゴールにねじ込み、セレッソが2点のリードを奪います。そして、そのまま岐阜の攻撃を抑えきり、クリーンシートで今季初勝利を挙げました。

セレッソ大阪U23 2 1 前半 0 0 FC岐阜
1 後半 0
45+1’ 澤上 竜二
68‘  西本 雅崇
得点

今季4試合目での初勝利で、本当によかったと思います。澤上・マー坊のオーバーエイジ組の活躍で2点差をつけて勝ててよかったです。

スタジアム ヤンマースタジアム長居
入場者数 418人
天候/気温/湿度 曇一時雨 / 24.3℃ / 77%
主審 矢野 浩平
副審 熊谷 幸剛、村田 裕紀
第4の審判員 平野 裕一朗

ホームでの有観客試合で現地観戦と行きたかったのですが、あいにく駆けつけることができず、DAZNでの観戦となりました。

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メンバー

FC岐阜戦のセレッソ大阪U23のスタメン(写真は全てセレッソ公式より)

フォーメーションは4-4-2

U-19日本代表候補合宿への招集の影響で、西尾・田平・凪生はベンチスタート。そのため、若い2種登録のメンバーが多く含まれています。

CBには大橋君、ボランチんは岡澤君、そして、吉田君・前田君の4人がスタメンに名を連ねています。そして、GKはこの試合は茂木でした。

セレッソ大阪U23 FC岐阜
スターティングメンバー スターティングメンバー
GK 45 茂木 秀 GK 31 松本 拓也
DF 29 島村 拓弥 DF 22 柳澤 亘
38 西本 雅崇 4 甲斐 健太郎
44 吉馴 空矢 77′ 25 橋口 拓哉
52 大橋 滉太 58′ 2 橋本 和 77′
MF 30 喜田 陽 MF 6 三島 頌平 72′
35 吉田 有志 90+4′ 8 中島 賢星
37 前田 龍大 10 川西 翔太
53 岡澤 昂星 FW 16 富樫 佑太 60′
FW 19 澤上 竜二 24 粟飯原 尚平 46*’
42 藤尾 翔太 11 前田 遼一 46*’
控えメンバー 控えメンバー
GK 51 下中 凌我 GK 29 パク ソンス
DF 43 西尾 隆矢 58′ DF 17 藤谷 匠 77′
46 田平 起也 3 竹田 忠嗣
MF 41 松本 凪生 77′ MF 28 永島 悠史 72′
FW 24 ウェリング ピアス FW 18 石川 大地 60′
33 タワン 90+4′ 7 村田 透馬 46*’
9 高崎 寛之 46*’
監督 監督
村田 一弘 ゼムノビッチ ズドラブコ

FC岐阜は元代表の前田選手がいるなど、J1経験者が多くいるチームなので、若いセレッソがどれだけ対抗できるかと思っていましたが、戦前の想像よりもいい内容で勝てたと思います。

試合展開

この日のGKは茂木。好セーブでチームの守備を牽引

オーバーエイジ枠の澤上、2試合連続ゴールがよかった

右サイドで奮闘の吉馴

FWとして起点になったり、積極的なプレーを見せる藤尾

試合は、FC岐阜がペースを握り、セレッソゴールに迫りますが、クロスバー直撃のシュートや、ディフェンス陣が跳ね返すことで、ゴールは許さずに試合を進めて行きます。

すると、前半アディショナルタイムにセレッソが先制!

左サイドからの吉田君のクロスを、右サイドの前田君がファーサイドからダイレクトで折り返し、中で澤上がキレイに合わせてゴール。

前半アディショナルタイムにゴールした澤上を祝福する島村

キャプテンとしてチームを牽引する陽

ボランチでスタメン出場の岡澤君。安定した動きでフル出場

後半も岐阜がチャンスを作る展開は変わりませんが、セレッソも好機を演出していき、ついに68分に追加点を挙げます。

左サイドのペナルティエリア角付近で島村がボールを持ち、中央からボールを受けに来たマー坊にパス。パスを受けたマー坊は、ペナルティエリア内で相手を交わし、ゴール右にコントロールしたシュート。これがゴールにキレイに吸い込まれ、セレッソがリードを2点に広げます。

ゴールを決めたマー坊は、ベンチに走っていき、ハイタッチ

その後も粘り強い守備で2点のリードを守り切ったセレッソ大阪U23が、ホーム長居でクリーンシートで今季初勝利を挙げました。

感想など

今季初勝利よかったです。

ウイークデーの長居の試合だったので、生観戦もしたかったのですが、DAZNでの観戦となったのが個人的には残念です。ただ、お客さんもそこそこ入ったみたいですし、それもよかったなと思います。

2種登録の世代も積極的なプレーで活躍したようです。ここから、急成長する選手が毎シーズンいますので、今シーズンも期待したいと思います。

今年はコロナの影響で、日程が超過密になってしまい、選手・クラブ・関係者の方も大変かとは思うのですが、取材対応をするマスコミの方も大変だろうなと思っています。

個人的な想い・感想などをチョロチョロっと書いている私のブログとは比較にならないほど、綿密な分析ブログを書かれている方や、豊富な情報量のブログを書かれている方、キレイな写真を載せていらっしゃる方など、タイムリーな更新がスゴイなーと、勝手に尊敬・感心しています。

今年はU23ブログも、なるべく遅れないように(3節・4節の更新は超遅れましたが)ぼちぼち・緩く書いていきたいと思います。

SAKURA NEXT(U23)の試合も生観戦しに行くことを楽しみだー。

頑張れ!!セレッソ大阪U23!!

試合詳細はコチラ

セレッソ公式ハイライト動画

Jリーグ公式ハイライト動画

2020明治安田生命J3リーグ 第4節 2020.7.15 (水) 19:03KO @ヤンマースタジアム長居 セレッソ大阪U23 vs FC岐阜

村田監督コメント

「前節の反省を元に、入りを良くしようとアップの時から集中していた。ただ、マークのズレもあり、後ろが重くなった。チームのコンセプトでもある、前線からのアプローチができなくて、入りは良くなかった。重かったと感じた。修正して、良くなったかなと。得点のところは、ラッキーな点が続いて、勝ちにつなげることができたと思います」

Q:5失点して敗れた前節からの改善として、具体的に何を強調して選手たちに伝えましたか?

「相手より先に準備すること、相手よりアクションを多くすること、相手より切り替えを早く、相手より強く、というところ。ベースに戻って、伝えました」

Q:どのくらい実行できたという手応えがありますか?

「特にU-18の選手は、パーフェクトに近いくらいやってくれたと思います」

Q:J3初先発の大橋滉太選手、J3初出場の岡澤昂星選手。二人のパフォーマンスについては?

「いや、もう、十分過ぎるくらい頑張ってくれた。緊張もあったと思うが、自分の力を発揮してくれました」

選手コメント

澤上選手

Q:自身、2試合連続となったゴールを振り返ると?

「相手が引いたところで、(前田)龍大がうまくパスをくれた。龍大のおかげかなと思う。前節の課題だった守備の部分で、前半はしっかり戦えていて、そのラストで点が取れて、うまく試合を運べたと思います」

Q:チーム全体で、球際でも戦えていたが、チーム全体の今日のパフォーマンスについては?

「今日はJ3初スタメンの選手がいたり、普段は出ていない選手が先発したりしたので、誰かの分も戦う気持ちで、全員でカバーしながら戦えた。そこが前節、足りなかったところ。普段からそういう気持ちでプレーしていけば、いい結果につながると思います」

Q:手応えも得た試合だったと思うが、今後に向けては?

「5失点した試合の次で無失点は良かったと思うし、守備でできたことも増えてきた。ただ、昨季は、勝った試合の次に失点することも多かったので、今日の内容を続けて、攻撃ももっと良くして行けたらなと思います」

西本選手(マー坊)

Q:今日の試合全体を振り返ると?前半は苦しい時間も続いたが?

「前半は押し込まれる展開になると思っていたので、まずは失点ゼロで抑えて後半に入ろうと思っていた。U-18のメンバーも多かったので、まずは失点しないことを意識していました」

Q:J3初先発の大橋選手とのコンビでした。彼に対する声掛けは?

「『落ち着いてやれ』ということと、滉太の強みである『球際とヘディングを出せ』と。それを出してくれたので、無失点で抑えることができたと思います」

Q:前節の5失点から、守備での修正もできましたか?

「強く行くこと、そして、前から行った時の後ろのスライドは意識していたので、そこに関しては、ちょっとずつ良くなっていると思います」

Q:試合展開を考えると、前半終了間際の先制点が大きかったのでは?

「そうですね。前半、0-0で終わるのと、1-0で終わるのは全然、違った。後半も、もう一回、0-0の気持ちで行こうと。気持ち的には、2点目も大きかった。2点とも、いい時間帯に得点が取れたと思います」

Q:その2点目は自身のゴールだったが、振り返ると?

「今日はCBで出たので、チャンスがあるとすればセットプレーだと思っていた。こぼれ球が来たので、思い切りシュートまでいこう、という気持ちで打ったら、入りました」

Q:今日はC大阪U-23として、初めて有観客での一戦でした。拍手や声援で勇気付けられたのでは?

「そうですね。ここまで勝てていなかったので、サポーターの皆さんが応援に来てくれて、力強かったです。この1勝を次につなげていきたいですね」

明治安田生命J3リーグ

更新日:2020年7月15日(水) 21:38

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 ブラウブリッツ秋田 12 4 4 0 0 9 0 9
2 ロアッソ熊本 12 4 4 0 0 10 5 5
3 ガイナーレ鳥取 9 4 3 0 1 8 5 3
4 AC長野パルセイロ 8 4 2 2 0 6 3 3
5 アスルクラロ沼津 7 4 2 1 1 4 4 0
6 藤枝MYFC 6 4 2 0 2 11 8 3
7 SC相模原 6 4 1 3 0 3 2 1
8 ヴァンラーレ八戸 6 4 2 0 2 4 5 -1
9 FC今治 5 4 1 2 1 4 2 2
10 FC岐阜 5 4 1 2 1 4 5 -1
11 福島ユナイテッドFC 4 4 1 1 2 4 5 -1
11 カターレ富山 4 4 1 1 2 5 6 -1
11 鹿児島ユナイテッドFC 4 4 1 1 2 5 6 -1
11 セレッソ大阪U-23 4 4 1 1 2 5 6 -1
15 ガンバ大阪U-23 4 4 1 1 2 4 6 -2
16 Y.S.C.C.横浜 1 4 0 1 3 6 11 -5
16 カマタマーレ讃岐 1 4 0 1 3 3 8 -5
18 いわてグルージャ盛岡 1 4 0 1 3 2 10 -8

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