試合展開
前半
前半立ち上がり、雨の中でなかなかボールが落ち着かない状況で、名古屋にボールを持たれる展開が続きますが、きっちりと守備で対応して、決定的な形は作らせません。
(スコアボードを写してみましたが、雨がかなり降っててハッキリ写りません…)
攻撃では、トップ下に入ったキヨが、隆貴とポジションを入れ替えたりしながら、キヨを起点に相手ゴールに迫っていきます。
10分には、相手DFのパスをカットしたトシが、ドリブルでカウンターを仕掛け、相手DFに囲まれながら、中に折り返しますが、これはドンヒョンには合いません。
12分にも、右サイドでキヨも絡んだ流れるようなパスワークで突破し、ゴールライン付近まで侵入して陸がグラウンダーで速いクロスを中に入れます。これはかろうじて相手DFがクリアします。
18分にも、右サイドで起点を作り、キヨが左足でクロスを上げると、ファーサイドでトシが頭を落とし、中でドンヒョンが体を反転しながら右足でシュート!これは枠を捉えられませんが、決定的な形でした。
しかし、このプレーあたりからキヨが足を気にし出し、結局23分に交代。
急遽やまむーがピッチへ入ります。
この交代で、ドンヒョンとやまむーの2トップにフォーメーションに変更します。
4-4-2のフォーメーションになり、役割がはっきりしたのか、名古屋の攻撃をほぼ抑え込み、セレッソペースで試合は進みます。
相手FWのジョーに仕事をさせなかった山ちゃん
しかし、攻撃面では、パスミスが多くクロスの精度もイマイチで、なかなかチャンスらしいチャンスが作れません。
左サイドで攻守に奮闘していたマル
ビッグチャンスは35分。
中盤でボールを奪ったトシがドリブルで中に切れ込むと、縦パスが相手DFに当たってペナルティエリア左手前に流れると、残っていたやまむーが抜け出し相手GKと1対1になります。ここで放った左足のシュートはクロスバーを越えてしまい、決定的なチャンスを逃します。
副審の旗も上がっていなかったので、オフサイドの判定にはなっていなかっただけに、このチャンスは決めたかったです。
危なげない守備でゴールを守ったジンヒョン
そして、前半はスコアが動かないまま終了。
後半
後半開始前の円陣
セレッソボールで後半はキックオフ
久々のスタメン出場もまずまずのデキのオスマル。やっぱりパスを捌くのは上手いですね。
攻守に奮闘。相手の守備を切り裂くような鋭い縦パスも冴えていた蛍
後半に入ると、蛍からのパスでチャンスを何度も作っていきます。
47分には蛍のループパスから、やまむーがワントラップして、シュート。
48分は、自陣でボール奪取から裏に走るドンヒョンへパス。これは惜しくもオフサイドの判定。
58分には、ジンヒョンのゴールキックがそのままドンヒョンに渡り、ペナルティエリア内で上手く収めたドンヒョンがループシュートを放ちますが、これはクロスバーを越えます。
何度となく得点の匂いがするチャンスを作るセレッソですが、なかなか得点ができません。
70分には隆貴と宏太が交代
右サイドからクロスで攻撃参加。惜しいクロスが何本もあった陸
そして、78分にはトシ→曜一朗へ交代
この交代以降、惜しい決定機を作っていきます。
83分にはコーナーキックからの流れから、蛍からパスをもらった陸が右サイドからクロス。このクロスはDFが跳ね返し、ペナルティエリア左に流れると、これを胸トラップで収めた曜一朗がシュート。これがシュート性のクロスになり、宏太がゴール前に飛び込みますが、触れられずゴールできません。
そして、85分には相手MFの元セレッソのアーリアがドンヒョンにファール。そして、ボールをすぐに離さなかったことから、遅延行為でイエロー。この日2枚目だったためレッドカードで退場となります。
ここから怒涛の攻撃を繰り出すセレッソですが、最後の精度・判断が今一つで得点することができません。
91分のアディショナルタイムには、曜一朗・マルとつなぎ、ドンヒョンにスルーパス。これをゴールに向かってトラップしたドンヒョンが左足でシュートしますが、相手GKがセーブ。
91分の決定機のシーン。これは決めたかったドンヒョン。
何度も決定機を作りながらも決めきれなかったセレッソ、1点が遠く、このままタイムアップ。
スコアレスドローで勝ち点1を分け合いました。