中断期間から再開したＪ３リーグ。上位の鹿児島相手に先制するも、2失点して逆転されて悔しい敗戦

J3リーグは1か月ほどの中断期間を経て、今節から再開しました。

前節は同じくホーム長居で鳥取に大敗してしまっているセレッソ大阪U23。一時は首位争いができる位置につけていましたが、現在は中位に甘んじています。

この日対戦する鹿児島は上位のチームですが、ホームで勝利して再び流れを取り戻したいところです。そして、鹿児島には、セレッソからレンタルで移籍しているGKのアン ジュンス選手がいることと、昨年までセレッソ大阪に在籍して、主にU23チームで戦っていた阪本将基選手が完全移籍で移籍していますので、その2人の出場も楽しみな試合でした。

試合の方は、セレッソ大阪U23が山田選手のゴールで先制し前半を折り返しますが、後半に相手にペースを握られて２失点してしまい、追いつけないまま１－２で敗戦してしまいました。

この敗戦で、セレッソ大阪U23は9位に順位を下げてしまいました。

この日のヤンマースタジアムは、夏休み中の日曜の夜でしたが、684人という少し寂しい観客数でした。

試合前（ジュンスと阪本選手）

上でも書きましたが、レンタル移籍中のジュンスと、完全移籍した阪本将基選手が在籍する鹿児島ユナイテッドFCということで、少し楽しみにしていました。

鹿児島サポに挨拶のジュンス

声援に応えてアップに

ベンチスタートの阪本選手はベンチ組でアップ

アップから引き上げるときは、怜哉と会話しながらロッカールームに戻っていきました。

昨シーズンまで同じチームでしたし、言葉を交わしながら歩いてます

試合開始前のジュンス

メンバー

鹿児島ユナイテッド戦のスタメン

この日はU23組ではなく、オーバーエイジの丹野選手がＧＫに入っています。おそらくジンヒョンが韓国代表に招集されたからではないかとの情報がありましたが、予想どおり、ジンヒョンは代表招集になりましたので、9月のルヴァンカップには丹野選手がゴールを守るということで、コンディション調整の意味が強いですね。

そして、フォーメーションは４－４－２。

ディフェンスは、真ん中は怜哉と歩夢(U-18)、左に翔、右に沖野。ボランチは、もっくんと陽（U-18)、左に隼輝、右に永遠。2トップは寛人と令衣の11人が先発です。

そして、前回久々にベンチ入りしていたチャウワット選手、オーストラリアから加入したウェリング ピアス選手もベンチ入りしています。

チャウワット（一番右）、ピアス（右から3番目）

対する鹿児島は、ジュンスはスタメンで、阪本選手はベンチスタートとなりました。

鹿児島のスタメン

鹿児島のベンチメンバー

セレッソ大阪U23のスタメン

セレッソ大阪U23のベンチメンバー

キャプテンは怜哉

選手入場のシーン（動画）はコチラ

試合展開

試合開始前の円陣

前半

この日のGKはタンタン

試合は最初にペースを掴んだのは鹿児島でしたが、セレッソも徐々に攻撃を仕掛けていきます。

26分にはゴール前で隼輝がフリーでシュートしますが、枠には入れられずゴールは奪えません。

しかし、29分にセレッソが先制！！

右サイドを令衣とのワンツーで抜け出した永遠が、ペナルティエリア右から中にグラウンダーの速いクロスを送ると、寛人がゴール前で合わせてゴール！！

ゴールを決めた寛人を祝福

嬉しそうな表情の寛人！

寛人の先制ゴール（Ｊリーグ公式動画）

そして、前半はセレッソ大阪が１点リードのままハーフタイムに。

後半

後半開始と同時に寛人と交代で、武蔵が久々の出場です。

後半開始前の円陣（一番左の30番が武蔵）

武蔵が右サイドのMFに入り、永遠がトップの位置に入ります。

対する鹿児島も、後半開始同時に２枚替えをしてきます。

後半は鹿児島がボールを握る時間が増えていき、鹿児島が攻め込む時間が増えてきます。

そして、55分に同点に追いつかれると、66分にあっさりと逆転を許してしまいます。

逆転された後には、沖野→ピアスと交代

この日がＪリーグ初出場のピアスがトップの位置に入り、武蔵が右サイドバック、永遠が再び右MFに入ります。

そして、令衣に代えて安藤を投入

ベンチに下がる令衣

そして、このまま得点を奪えないまま１－２と鹿児島リードのままタイムアップ。

再開後の初戦は黒星スタートとなってしまいました。

悔しそうな選手たち

初出場のピアス（一番手前）

武蔵（30番）おつかれさま（復帰おめでとう！）

感想など

先制はしましたが、後半に２失点で敗戦してしまい残念です。

先制点を挙げた寛人の得点は久々に見た気がしたので、後半もその調子で行って欲しかったですが、コンディション面から前半で交代となってしまったようです。

ただ、試合は敗戦してしまいましたが、レンタル中のジュンスも元気そうで安定した守備を見せていましたし、完全移籍した阪本選手が見れたのもよかったです。

そして、5月に肺血栓塞栓症で全治3か月と診断されて戦線離脱していた武蔵が、久々のリーグ戦出場で元気な姿を見せてくれたことも嬉しかったです。

Ｊリーグ初出場のピアスは残り20分での出場でしたので、もう少し長い時間帯使って欲しかった気がします。あとは、２試合連続でベンチ入りのチャウワット選手も使って欲しいなと思ってはいますが、大熊さんがどう判断するかでしょうね。

この日の敗戦で9位と真ん中の順位となってしまいましたが、再び上位に食い込んでいけるように、チームとしては頑張ってほしいものです。

観客の入りが少ないので、ちょっと告知をｗ。

次回のU23チームのホームでの試合は第22節9月8日（土）のキンチョウスタジアムでのザスパクサツ群馬戦。当日は、セレッソ大阪堺レディースのなでしこリーグの試合も同じ会場で行われます。

あのU-20の女子ワールドカップで優勝したU-20女子日本代表の宝田選手・林選手・北村選手も出場すると思いますし、チケットは１枚でレディースとU23と両方見れるというお得な試合となっていますので、是非、お子さんもつれて（中学生以下は無料）キンチョウスタジアムに足を運んでみませんか！？

私はもちろん２試合とも観戦予定です！！

がんばれ！セレッソ大阪U23！！！

試合詳細はコチラ

Ｊリーグ公式ハイライト動画

セレッソ公式ハイライト動画

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更新日：2018年8月26日(日) 21:16