シェアする

2017 J1リーグ 第13節 ヴィッセル神戸 vs セレッソ大阪 (AWAY)

シェアする

こんにちは。そら(@Football_sora)です。

わずか4日前のルヴァンカップで対戦した両チーム。ルヴァンカップではセレッソ大阪が勝利しています

ルヴァンカップとリーグ戦では、セレッソ大阪はメンバーが入れ替わりますので、先日の結果はあまり参考にはなりませんが、リーグ戦で上位をキープするためにも連勝を狙いたい一戦でした

そして、試合は監督同士の采配がハマりあう内容となり、結果は、尹晶煥監督の采配が見事ズバリと的中し、2-1で勝利

今回の尹晶煥監督の采配は、ホント、感動するくらいハマった試合となりました

スポンサーリンク
スポンサーリンク(大)

両チームの状況

リーグ戦では4位につける好調なセレッソ大阪。勝ち点差が詰まった上位戦線で上位をキープするためにもアウェイとはいえ、勝利が欲しい一戦です

対するヴィッセル神戸もセレッソ大阪とは勝ち点差が2しかなく、この試合に勝てば順位は入れ替わりますし、カップ戦に続いて連敗は避けたいところ。ましてホームですし勝ちたい一戦でしょう

この試合の注目となった監督の采配。

ヴィッセル神戸はネルシーニョ監督で就任三年目の名将。我らがセレッソ大阪は、今年から就任のレジェンド、尹晶煥監督。ここまで短期間のうちにチームの戦略・戦術を整備して、戦えるチームに変えた手腕に注目です

メンバー

セレッソ大阪は、リーグ戦はスタメンには変更がありません。

これが現時点でのベストメンバーでしょう

ヴィッセル神戸戦のスタメン

メンバー

ヴィッセル神戸 セレッソ大阪
スターティングメンバー
GK 18 キム スンギュ GK 21 キム ジンヒョン
DF 39 伊野波 雅彦 DF 2 松田 陸
5 岩波 拓也 14 丸橋 祐介
3 渡部 博文 22 マテイ ヨニッチ
23 松下 佳貴 23 山下 達也
MF 7 ニウトン MF 6 ソウザ
16 高橋 秀人 10 山口 蛍
31 中坂 勇哉 68′ 24 山村 和也
29 大森 晃太郎 36′ 46 清武 弘嗣 86′
FW 13 小川 慶治朗 68′ FW 8 柿谷 曜一朗 59′
19 渡邉 千真 9 杉本 健勇 66′
控えメンバー
GK 1 前川 黛也 GK 27 丹野 研太
DF 26 山口 真司 DF 4 藤本 康太
4 北本 久仁衛 5 田中 裕介
MF 15 小林 成豪 68′ MF 15 木本 恭生
24 三原 雅俊 16 水沼 宏太 59′
8 ウエスクレイ 36′ 7 関口 訓充 86′
FW 21 田中 順也 68′ FW 19 澤上 竜二 66′
監督
ネルシーニョ 尹 晶煥

ベンチメンバーには変更があります。

先日のルヴァンカップで復帰した、澤上選手と水沼選手がベンチ入りです

試合展開

試合の序盤はセレッソ大阪がペースを握ります

山村選手と清武選手

前線の2人と、中盤の4人のテンポよいパス交換やボールを奪ってのカウンターで神戸を攻めていきます。セカンドボールもほぼ拾えていたので、神戸にチャンスを作らせることなく、セレッソペースで試合は進みます。

7分には、杉本選手が抜け出しGKと1対1になりかけますがシュートを打ち切れません

前線でカラダを張るプレーを続ける健勇

22分には、左サイドからソウザがミドルシュート。DFに当たってコースが変わったシュートがゴールへ向かうも、相手GKがかろうじて防ぎ得点を奪えません。

そして、29分ついにゴールの瞬間が訪れます。マテイ・ヨニッチ選手のロングフィードに抜け出した山村選手が、相手DFの裏を取り、トラップでGKと1対1に。そしてGKが前に出てきたところをスライディングで流し込み、セレッソ大阪が待望の先制点を奪います

先制点!

すると、相手のネルシーニョ監督は36分に早々に選手交代をして手を打ってきます。交代出場のウェスクレイ選手が中央でボールを受けるようになり、セレッソ大阪は後手に回る時間が増えてきます

39分のニウトン選手の強烈なシュートは、守護神キム・ジンヒョン選手ビッグセーブでしのぎますが、直後に神戸の渡邉千真選手に豪快な一撃を決められて同点に追いつかれてしまいます

そして、前半はこのまま終了します。

後半に入っても神戸ペースは変わりません。すると、我らが尹晶煥監督も素早く手を打ってきます

59分には、キャプテンの柿谷選手を下げて水沼選手を投入。水沼選手を右サイドへ、右にいた清武選手を左サイドへ移す交代を行います

この布陣変更がずばり的中して、すぐに結果に結びつきます

清武選手から裏に出たパスを、山村選手がスペースに流れてペナルティーエリア左角あたりから、ファーサイドの水沼選手へふわりとしたクロスを供給。そして、水沼選手ダイレクトボレーでニアへを放ち、ゴールネットへ突き刺し追加点を挙げます

セレッソでの初ゴールの雄叫び。水沼宏太選手

ゴール後、水沼選手はサポーター席の前でガッツポーズで喜びを爆発させます。

満面の笑み、水沼宏太選手

そして尹晶煥監督の采配はこれだけでは終わりません

66分には杉本選手に代えて、ルヴァンカップで先発していた澤上竜二選手を投入。

J1リーグ戦初出場の澤上選手ですが、前線でボールをしっかり収めて起点となり、守備面でも貢献し、躍動感たっぷりでイキイキとしたプレーを見せます

J1リーグ戦デビューの澤上選手

この日も山村選手が抜群のプレーを見せます。いつもはリードするとDFラインに下がることも多いのですが、この日は前線に残り、ボールキープ・突破力・守備面で貢献し続けます。80分には相手DF3人を引きつけて清武選手決定的なスルーパスを供給します

尹晶煥監督のコンバードで大活躍中の山村選手

このプレーでは、清武選手がGKと1対1になりますが、シュートまで持ち込むことはできず、3点目は奪えません

そして、ここで最後のカードとして、疲れの見えた清武選手を関口選手交代

前線のキープレーヤーの3人(曜一朗、健勇、キヨ)を迷いもなく交代させる尹晶煥監督の采配が光ります

攻守に貢献している山口蛍選手

そして、バタついた守備を修正した後は、神戸に決定機を許すことなくそのままタイムアップ

両監督の采配が試合を動かす見応えのある試合でしたが、セレッソ大阪がルヴァンカップに続き、神戸戦2連勝を飾りました。

これで、リーグ戦3連勝、公式戦5連勝としたセレッソ大阪は、ACLの関係で今節は試合がなかった浦和レッズを抜いて暫定3位に浮上しました

感想と今後について

いやー、すごい

今節のマンオブザマッチ(MOM)は選手ではなく、尹晶煥監督ではないかと思うような、監督の采配がズバリ的中した試合となりました。

的確な采配をみせる尹晶煥監督

ルヴァンカップと合わせて2連勝ですが、出場してるメンバーも違いますし、戦い方も違います

そして、いわゆる控え組も含めて、結果を出せば試合出場やベンチ入りもあるので、モチベーションは高く、チーム力は確実に上がってます

この試合では、曜一朗や健勇、キヨといった違いを見せられる選手もスパッと交代させるなど、チームの中で出場を保証された存在などないということをハッキリさせる采配をみせています

競争意識を植え付けて、切磋琢磨し、チーム一丸となって同じ方向をむいて戦えている今のチームは強いです

このまま継続して欲しいものです。

がんばれ、セレッソ大阪!

試合詳細はコチラ↓

2017J1リーグ 第13節 ヴィッセル神戸戦(オフィシャル)

J1 第13節 神戸戦|試合後の尹晶煥監督(セレッソ)記者会見コメント

J1 第13節 神戸戦|試合後のセレッソ選手コメント

明治安田生命J1リーグ明治安田生命J1リーグ

更新日:2017年5月28日(日) 20:04

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 柏レイソル 27 13 9 0 4 21 13 8
2 ガンバ大阪 25 12 7 4 1 26 9 17
3 セレッソ大阪 25 13 7 4 2 21 11 10
4 浦和レッズ 23 12 7 2 3 33 15 18
5 川崎フロンターレ 22 12 6 4 2 19 11 8
6 FC東京FC東京 21 13 6 3 4 19 13 6
7 鹿島アントラーズ 21 12 7 0 5 14 14 0
8 横浜F・マリノス 20 13 6 2 5 15 13 2
8 ヴィッセル神戸 20 13 6 2 5 15 13 2
10 サガン鳥栖 18 13 5 3 5 15 16 -1
11 ベガルタ仙台 17 13 5 2 6 14 24 -10
12 ジュビロ磐田 16 13 4 4 5 13 13 0
13 清水エスパルス 14 13 3 5 5 17 21 -4
14 ヴァンフォーレ甲府 14 13 3 5 5 10 14 -4
15 北海道コンサドーレ札幌 12 13 3 3 7 11 19 -8
16 サンフレッチェ広島 10 13 2 4 7 11 19 -8
17 アルビレックス新潟 8 13 2 2 9 10 27 -17
18 大宮アルディージャ 7 13 2 1 10 7 26 -19

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク(大)
スポンサーリンク(大)

シェアする

フォローする