ブルーノ、ヨニッチ、宏太のゴールで3-1で快勝!リーグ戦での大阪ダービーで久々の勝利を飾る!めっちゃ嬉しい!
今シーズンのリーグ戦も残すところ8節、2019年J1第27節の大阪ダービーは両チーム対照的な状況で迎えました。ホームのセレッソ大阪はリーグ戦では4連勝中、上位戦線でACL圏内を争っている状況に対し、アウェイのG大阪は降格争いの中に巻き込まれている苦しい状況。
ただ、その時点での順位やチーム状況に関係なく、ダービーはまた違った戦い・結果になることもしばしば。独特の雰囲気の中で行われる大阪ダービー、ロティーナ監督の戦術が浸透し強くなったと実感できるセレッソが、この試合こそは勝ってくれるのではないかと期待しながら試合を迎えました。
試合は、序盤から動きます。8分にヨニッチから奥埜へのパスが通り右サイドに起点を作ったセレッソが、左サイドまでボールを運びマルがクロス、これをブルーノが豪快にヘディングで決めてセレッソが先制。そして11分には右サイドのコーナー付近で得たフリーキックのソウザからのクロスをヨニッチがヘディングで決めて2点目。
その後は相手にボールを持たせながらもキッチリ守って前半を終えると、後半の開始早々にも試合が動きます。56分に縦パスに反応したブルーノが左サイドのペナルティエリア内でボールを奪うと、曜一朗が縦に仕掛けて中にクロス、このクロスを宏太がジャンピングボレーで合わせてネットを揺らし、3-0と突き放します。無失点で終えたかった試合でしたが、後半アディショナルタイムにオウンゴールで得点を許し、試合は3-1で終了。
セレッソ大阪がリーグ戦での大阪ダービーで2012年以来の7年ぶりの勝利を挙げました!
セレッソ大阪はこの試合に勝利して勝ち点を46に伸ばし4位に浮上。上位チームが引き分けたことで、3位マリノスとは勝ち点差3、2位鹿島とは勝ち点差6、首位のFC東京とは勝ち点差7と差が縮まってきました。
ACL圏内(3位以内)は射程に入ってきましたし、次節(28節)のホームでの鹿島戦に勝利すれば、2位鹿島との勝ち点差も3に縮まり優勝争いへのチャンスも出てくる可能性もあるなとセレサポとしてはワクワクする展開になってきたと思います。
なぜか勝負弱かったダービーにも勝てましたし、本当に強くなってると思うので、1戦1戦勝ち点を積み上げて、まずは次の鹿島戦での勝利を目指して欲しいものです。
スタジアム | ヤンマースタジアム長居 |
入場者数 | 36,990人 |
天候/気温/湿度 | 曇のち晴 / 30℃ / 48% |
主審 | 荒木 友輔 |
副審 | 林 可人、浜本 祐介 |
第4の審判員 | 窪田 陽輔 |
この日は、ホーム長居スタジアムで開催された大阪ダービー。私も現地で観戦してきました。
試合観戦を終えてからブログをアップするまで少し時間は空きましたが、「ダービーで勝つって気持ちいいな」「気分いいな」とヒシヒシと感じながら、今週は過ごすことができました。
心の余裕というか、なんというか、平日(オンタイム)と週末(オフタイム)がどちらも充実していると実感できるような、ダービーの勝利が平日にもよい影響を与えていた感覚がありました。
これまで、順位は上でも「ダービーには負けている」という感覚がありましたが、これで名実ともに勝利したと実感できたので、来シーズン以降もこの状態を続けていければいいなと思います。
試合開始まで
スタグル(ピッツア・ロトロさん)
14時キックオフの試合でしたので、一般開門が11時で、スタジアムに着いたらちょうどお昼時という時間帯ですので、まずは腹ごしらえということで、いつもの(?)ピッツア・ロトロさんにお世話になりました。
この日のメニューです
キッチンカーの中では2人で作業されてました
この日、私が頼んだのは「チキンカレーソース」
今日のピッツァ🍕ロトロさんのはチキンカレーにしました #ピッツァロトロ #セレサポピッツァ部 pic.twitter.com/u4MAJYqqOp
— Sora (@Football_sora) September 28, 2019
いつ食べても美味しいんです。そして、個人的には、ピッツアロトロさんにフォローしてもらえたのも嬉しいです。
試合開始前のピッチ
ジンヒョンと圍がゴール裏に挨拶
アウェイ側のゴール裏、今年は開放範囲を結構広げていましたね
対してホームのゴール裏、ダービーということもあって、サポーターの数も多かったように思います。
試合前の「We are Cerezo」も迫力があったように思います
「俺らの街から」のチャントを歌っているときは、旗がたくさん揺れて歌声も大きくて雰囲気がよかったなと思います。
カモン・セレッソ大阪も、手拍子と合わさって迫力が増していいですよね。こういう手拍子があるチャントは、初めて見に来た人も楽しくできると思うので、シンプル・簡単・歌いやすい・ノリやすいチャントが増えるといいなと思います。
今回もフラッグシンフォニーの動画を撮ってみました。
フラッグシンフォニーはこの日もキレイでしたー!入場される「Power and the glory(パワグロ)」のシーンから撮ってみたのですが、パワグロはあちらのゴール裏からのブーイングがうるさ過ぎて、ちょっとスタジアム一体で歌えてなかったのは残念な気がします。パワグロは歌いやすいように、なんらかのリズム・伴奏的なものを流した方が、今回のようなケースはよい気がしますね。
このピッチで選手紹介にあわせて揺れるフラッグ(旗)は圧巻でキレイですよね。
そして、選手紹介後には、「エクスタシー大阪」のチャントに合わせて揺れるフラッグシンフォニーも撮ってみました
ダービーでのフラッグシンフォニー🏁とエクスタシー大阪🎵 #cerezo pic.twitter.com/tnFWnx25mg
— Sora (@Football_sora) September 28, 2019
準備とか大変だと思うのですが、いつもキレイで、雰囲気を盛り上げる演出をしてくださる「フラッグシンフォニー」の方々に感謝ですね。
そして、この日のゴール裏のコレオグラフィーは「大阪」の二文字
白とピンクの対比でハッキリと読める文字で、いいコレオだったと思います。うちのコレオはどんどん良くなっていると思います。これも準備大変だと思いますし、準備してくれてる人に感謝ですね
コレオが出てる瞬間をパノラマで撮ってみました(クリックで拡大)
前回のアウェイでのダービーでは「9(背番号9=とっくん)」のコレオでのメッセージがありましたが、ベンチには「4:康太」と「9:とっくん」の負傷離脱中のメンバーのユニが飾ってありました。
リスペクト宣言
両チームの選手が入場しました
この日は「CRTM」さんのサポーティングマッチということで、セレッソの選手たちはユニフォームではなく、CRTMさんのTシャツを着て入場してきました。
スポンサーの社長挨拶もあり、主審と両チームのキャプテンに花束贈呈。
そして両チームのキャプテンによるリスペクト宣言
まずは相手キャプテンの三浦選手が宣言。
このシーンでは、場内が静かに宣言を聞いて、拍手で終わるという、ごく普通の光景があったのですが…。
次は曜一朗がリスペクト宣言
曜一朗がリスペクト宣言をしている際中に、あちらのゴール裏からブーイングがありました。
このブーイングよりも前、スポンサー社長の挨拶中にもブーイングしていたので、その際にも違和感は感じていましたが、このリスペクト宣言中のブーイングはいただけないですよね。
移籍騒動などもあった曜一朗個人に対してのブーイングだったのかもしれないですが、「差別・暴力・暴言」を「しない・させない・許さない」という主張の「リスペクト宣言」の最中にしたことで宣言自体の否定と通常理解されると思います。
そういう残念な出来事があったな中で、公式が10月2日(水)に以下のリリースをしていました。
公式HPリリース(https://www.gamba-osaka.net/news/index/no/10283/)より抜粋
先日9/28(土)行われました大阪ダービーの試合において、キックオフ直前のフェアプレー宣言でビジターゴール裏からブーイングが発生しました。
一部のサポーターによるブーイングは、一選手に向けたものが発端ではありましたが、フェアプレー宣言中に行なわれてしまうこととなり、クラブとしても非常に遺憾に思っております。
ガンバ大阪を応援して頂いているサポーター・ファンの皆様、スポーツを愛する多くの皆様に不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございません。応援を統率するサポーターともこの件について話をしており、今後、このような行為が行われないよう、サポーター・クラブが一体となり努めて参ります。
引き続きご声援よろしくお願いいたします。
読んで唖然とするリリースで、非常に残念な思いを持ったのと同時に、応援しているクラブがセレッソでよかったと思えたタイミングでもありました。(いろいろズレてる印象)
うちのクラブ・サポーターは、同じような行為を絶対しないと言い切れるほどではないと思いますが、試合前に「つ●せ、ガ●バ」コールを今回はしなかったようですし、「自チームを鼓舞するポジティブな応援」「相手を挑発したり・誹謗中傷しない」そういうチーム・サポーターが個人的には好きです。
セレッソを引き続き応援していきたいですし、クラブ・サポーターのカラーが引き続き続くことを願っています。
メンバー
大阪ダービーのスタメン
デサバトがベンチからも外れて、スタメンに入ったのはソウザ
歩夢が復帰するかと思ったのですが、前節、浦和戦とのメンバー変更はソウザの1人のみです。
フォーメーションは4-4-2で、4バックはマル・木本・ヨニッチ・陸、ボランチには藤田・ソウザ、右に宏太・左に曜一朗、2トップはブルーノ・おっくんのメンバーで挑みます
セレッソ大阪 | ガンバ大阪 | ||||||
スターティングメンバー | スターティングメンバー | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
GK | 21 | キム ジンヒョン | GK | 1 | 東口 順昭 | ||
DF | 2 | 松田 陸 | DF | 4 | 藤春 廣輝 | 76′ | |
3 | 木本 恭生 | 5 | 三浦 弦太 | ||||
14 | 丸橋 祐介 | 19 | 金 英權 | ||||
22 | マテイ ヨニッチ | 27 | 髙尾 瑠 | ||||
MF | 5 | 藤田 直之 | MF | 7 | 遠藤 保仁 | ||
7 | 水沼 宏太 | 90+2′ | 10 | 倉田 秋 | 58′ | ||
11 | ソウザ | 14 | マルケル スサエタ | ||||
25 | 奥埜 博亮 | 84′ | 15 | 井手口 陽介 | |||
FW | 8 | 柿谷 曜一朗 | 70′ | FW | 33 | 宇佐美 貴史 | |
20 | ブルーノ メンデス | 39 | 渡邉 千真 | 58′ | |||
控えメンバー | 控えメンバー | ||||||
GK | 1 | 圍 謙太朗 | GK | 23 | 林 瑞輝 | ||
DF | 15 | 瀬古 歩夢 | DF | 13 | 菅沼 駿哉 | ||
16 | 片山 瑛一 | 90+2′ | MF | 11 | ダビド コンチャ | 76′ | |
29 | 舩木 翔 | 17 | 鈴木 雄斗 | ||||
MF | 32 | 田中 亜土夢 | 70′ | 21 | 矢島 慎也 | ||
FW | 13 | 高木 俊幸 | 84′ | FW | 18 | パトリック | 58′ |
18 | 鈴木 孝司 | 9 | アデミウソン | 58′ | |||
監督 | 監督 | ||||||
ロティーナ | 宮本 恒靖 |
対するガンバは、スサエタ選手が初スタメンで出ています。パトリック、アデミウソンのパワー・スピードがある外国人選手たちはベンチスタートでした。
コイントス前の両チーム キャプテンの握手