リーグ戦スタメン組で勝ち点３を目指して戦うも、セットプレーからの2失点で後手に回る展開。ドンヒョン・健勇のゴールでなんとかドローに持ち込む

先週のアウェイ タイでのブリーラム戦に敗戦したセレッソ大阪、ACLグループリーグ3戦を1勝1分1敗・勝ち点4とし、グループ3位で第4節を迎えました。MD4（第4節）で敗戦するとグループリーグ突破が厳しくなりますし、タイリーグ王者・ブリーラムに前節0-2で敗戦しているため、当該チーム同士の対戦成績で上回っておくためには3点差以上の勝利が必要です。そのため、勝ち点3を取りに行くメンバーで挑みました。

試合の方は、開始10分でミス絡みからコーナーキックを与え、そのコーナーキックから、1週間前にもやられたニアへのインスイングのクロスへの対応から失点。その後、ドンヒョンのゴールで一度同点に追いつきますが、またコーナーキックから失点。終了間際の健勇のゴールで辛うじて敗戦を免れて、ドローに持ち込み勝ち点１を分け合いました。

グループGのもう１試合は、広州恒大が済州に勝利したため1位をキープし、セレッソは順位が変わらず3位で第4節を終えました。

次のホームでの済州戦がグループリーグ突破に向けては重要になりました。

この日の長居は夜でも15℃ある状況でしたので、ナイター観戦するのにはよい天候でした。

メンバー

先日のJ1リーグ第3節の柏戦（3月10日(土)）から中3日で挑む3月14日（水）のホームでのACL第4節は、曜一朗に代わってドンヒョン・木本に代わって山ちゃん（山下選手）の2人以外は、柏戦のスタメン9人が名前を連ねました。

2トップは、健勇とドンヒョン。センターバックはヨニッチと山ちゃんのコンビ。それ以外はいつものメンバーが並びます。

メンバー

セレッソ大阪				ブリーラムユナイテッド
スターティングメンバー
GK	21	キム　ジンヒョン		GK	1	シワラック
DF	2	松田　陸		DF	3	パンサー　ヘーミブーン
	14	丸橋　祐介			4	プラウィーンワット
	22	マテイ　ヨニッチ			5	アンドレス　トゥニェス
	23	山下　達也			11	コラコット
MF	6	山口　蛍			13	ナルバディン
	7	水沼　宏太	87′	MF	16	ユ　ジュンス
	11	ソウザ			19	スパチョック　サラチャート	87′
FW	9	杉本　健勇			26	ラッタナコーン　マイカミ	90+3′
	13	高木　俊幸	85′	FW	23	エジガル
	18	ヤン　ドンヒョン			40	ジオゴ
控えメンバー
GK	27	丹野　研太		GK	29	ヨサポン　テアンダー
DF	16	片山　瑛一		DF	17	エッカラック　トングリット
	5	田中　裕介		MF	7	アノン　アモーンラーサック
MF	15	木本　恭生		FW	6	ササラック　ハイプラコーン	87′
	24	山村　和也	85′		9	スパチャイ　チャイデッド	90+3′
	32	田中　亜土夢
FW	40	安藤　瑞季	87′
監督
尹 晶煥				ボジダル　バンドヴィッチ

先日の柏戦で足を攣って交代した木本がベンチ入りしているので、大事には至らなかったようでよかったです。たなゆう・やまむーに加えて、片山・亜土夢・安藤もベンチ入り。

曜一朗は大事をとってベンチ外というようですね。次の神戸戦に向けて調整でしょうかね。

試合展開

試合開始前の円陣

前半

前半の開始早々はセレッソが攻め込みます。

2分には蛍から健勇にくさびのパスが入ると、健勇がヒールで後ろに落とし、宏太がダイレクトでペナルティエリア中央手間からミドルシュート！これはクロスバーをわずかに超えてしまい、得点は奪えません。

インサイドに入ってシュートも狙っていた宏太。惜しかった（公式より）

5-3-2と守備ブロックを敷いて守る相手に対し、それ以降も主導権を握って攻めていきますが、ミスから相手にペースを渡してしまうことになります。

11分に右サイドで宏太がパスをカットされ、カウンターで左サイドを攻撃され、コーナーキックを与えてしまいます。このコーナーキックから、鋭く速いボールをニアに上げられると、セレッソの選手の頭に当たり、オウンゴール。

オウンゴールを誘発させたエジガルと山ちゃんのマッチアップ（公式より）

与えたくなかった先制点を相手に与えてしまいます。この得点で相手には落ち着き・自信が生まれ、セレッソには焦り・ミスが目立つようになってしまいます。

相手は5バックで後ろを固めて、MF3人とFW2人でパスコースを限定してくる守備をしてくるため、セレッソはボールは持てるものの、効果的な攻撃ができず攻めあぐねる展開になります。

宏太・ソウザで攻撃を仕掛ける場面（公式より）

逆に相手側は、先制点を奪ってリードしていることから、守備を固めてボールを奪ってからのカウンターに絞る戦い方で、おそらく思い通りの展開になっていきます。

この日もボランチで活躍していたソウザ。もう少しパスを早く出せると全体的によくなる気がします。

なかなかシュートチャンスを作れなかったセレッソですが、前半終了間際の42分に、トシから中央にクロス、これをファーサイドで健勇がヘディングで合わせますが、惜しくも枠を捉えられず、１点のリードを許したまま前半は終了。

ハーフタイム

この日はACLということで、ACLスポンサー以外のスポンサー名・ロゴが出せないため、ロビーはいつものユニフォームやACLユニフォームではなく、スポンサーロゴの入っていない無地のシャツを着ていました。

そしてハーフタイム中のベンチ入りメンバーのアップ中には球拾いのお手伝い。

華麗な足さばきを見せていました。

インサイドキックでのパスを出したり

左右両方で蹴れるんですね。

攻めあぐねた前半の流れから、後半立て直してくれるといいなと思っていたハーフタイムに、いつもと少し違うロビーを見つけて、写真を撮ってみましたｗ。