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2018 J1リーグ 第18節 ベガルタ仙台 vs セレッソ大阪(AWAY)

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マルのゴールで先制するも逆転を許し、後半アディショナルタイムに再びマルの同点ゴールでギリギリ勝ち点1をもぎ取る!

7月25日(水)にACLの関係で未消化だった第14節の鹿島戦をホームで戦い、中2日でアウェイ仙台戦に挑むセレッソ大阪。

W杯中断期間からのリーグ再開後未だ勝利がなく、水曜日も敗戦をしたことから連敗は避けたいところです。水曜の試合からはスタメン7人を入れ替えて、7月22日(日)の浦和戦と同じメスタメンを並べてきました。

対するベガルタは、水曜日に試合がなかったことから、大幅なメンバー変更なくこの試合に臨んできました。

試合の方は、前半序盤のFKでマルが直接ゴールを決めたのですが、ミスが多いセレッソはミスの流れから同点に追いつかれて前半を折り返します。後半終盤には戻りオフサイドの微妙なジャッジから最後はヘディングでゴールを許し逆転を許すも、アディショナルタイムにこの日2点目となるマルが、ゴール前で上手くターンしてゴールを奪い、辛うじてドロー。

ベガルタ仙台 2 1 前半 1 2 セレッソ大阪
1 後半 1
30′ 西村 拓真
84′ 蜂須賀 孝治
得点 11′ 丸橋 祐介
90+5′ 丸橋 祐介

敗色濃厚な時間帯で、起死回生のゴールで、なんとか勝ち点を拾いました。そして、この日は台風の影響で各地でJリーグの試合が中止(延期)され、試合がなかったチームもあるのであくまで暫定ですが、順位は5位をキープしました。

スタジアム ユアテックスタジアム仙台
入場者数 14,911人
天候/気温/湿度 曇 / 26.1℃ / 85%
主審 家本 政明
副審 八木 あかね、森川 浩次
第4の審判員 川俣 秀

平日のナイター開催ですが、14,911人の観客がスタジアムに詰め掛けました。

私は、仙台には遠征いけなかったので、DAZNでの観戦となりました。

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メンバー

仙台戦のスタメン(写真はすべてセレッソ公式より)

上にも書きましたが、7月22日(日)の第17節のホームでの浦和戦と同じスタメンが並びました。

ベガルタ仙台 セレッソ大阪
スターティングメンバー
GK 21 関 憲太郎 GK 21 キム ジンヒョン
DF 13 平岡 康裕 DF 2 松田 陸
27 大岩 一貴 14 丸橋 祐介
6 板倉 滉 15 木本 恭生
MF 17 富田 晋伍 22 マテイ ヨニッチ
15 矢島 慎也 54′ MF 6 山口 蛍
4 蜂須賀 孝治 11 ソウザ
23 中野 嘉大 76′ 17 福満 隆貴 68′
FW 7 奥埜 博亮 24 山村 和也
30 西村 拓真 71′ FW 9 杉本 健勇 89′
11 石原 直樹 13 高木 俊幸 68′
控えメンバー
GK 1 シュミット ダニエル GK 27 丹野 研太
DF 2 永戸 勝也 54′ DF 23 山下 達也
MF 29 古林 将太 5 田中 裕介
34 椎橋 慧也 MF 25 山内 寛史 89′
FW 19 ジャーメイン 良 43 オスマル
20 阿部 拓馬 71′ 7 水沼 宏太 68′
41 ハーフナー マイク 76′ FW 8 柿谷 曜一朗 68′
監督
渡邉 晋 尹 晶煥

ベンチには、曜一朗が復活して入っています。そして、ドンヒョンがベンチ外のため、オスマルもベンチ、直近の試合7月25日(水)の鹿島戦にスタメン出場した山内がベンチ入りしています。

試合展開

前半

試合は前半11分にいきなり動きます。仙台陣ペナルティエリア右手前付近で、フリーキックを得たセレッソ大阪。

マルがゴール前に速く鋭いボールを送ると、セレッソ大阪の選手がボールに飛び込みますが、このクロス(シュート)が誰にも触れることなく直接ゴールイン。セレッソ大阪が先制します。

マル1点目のゴール動画

このゴールでマルはセットプレーでの得点が今季4点目(うちFKが3点、CKが1点)となり、セットプレーのキッカーとしてはリーグでもトップクラスの実力ですよね!

そして、このゴールを決めたことで、前節までの悪い流れを払拭して、いい流れでゲームを進めて行きたいセレッソですが、イマイチ流れに乗り切れません。

ボールを奪ったと思ったら、あっさりとパスミスなどで失ったり、ゆっくり遅攻で攻めている中で、パスの出し手と受けての意思が合わず簡単に相手にボールを渡してしまったり、ボールの失い方が悪いので、相手のカウンターを受けて、ピンチの場面が増えてきます。

豊富な運動量で前線からの守備とボールキープでチームに貢献、パスが惜しい!やまむー

右サイドとインサイドで攻守に貢献していた隆貴

いるといないでは、攻撃面ではやはり違うなと思わせるソウザ

そして、前半30分、相手陣でパスミスからボールを奪われると、仙台がカウンター。左サイドに展開されて、ドリブルで仕掛けられます。

相手の攻撃を少し遅らせられたのと、セレッソ側も人数が揃っていたので、ボールの取られ方は不味かったですが、ゴールを許すまではないだろう(大丈夫だろう)と思っていたら、左サイド(セレッソの右サイド)から、中に速いクロスをニアで合わせられてしまって失点。

自分たちのミスからのカウンターで、同点に追いつかれてしまいます。

失点直後もミスでピンチを招いたり、劣勢に立ったセレッソは仙台の反撃を受けてしまい、試合は仙台ペースになってしまいます。

前半40分には、健勇がペナルティエリア手前で胸トラップでボールを受けて前を向くと、シュートコースを作り、左足でミドルシュート!

打った瞬間「入った!!」と思ったシュートは、ゴールの左ポスト直撃で得点は奪えません。

そして前半は1-1で終了。

後半

後半は、セレッソがボールを握るシーンも増えますが、サイドからのクロスが合わずに、なかなか効果的な攻撃を見せられません。

セットプレーでクリアする蛍

そして、なかなか流れを引き寄せられないセレッソは、曜一朗と宏太を同時投入します(トシと隆貴が交代)。

そして、曜一朗が入ることで左サイドからの攻撃が変わったり、トップへの縦パスを絡めたパス交換が上手くつながりだして、仙台ゴールに迫るシーンも増えてきます。

ケガからの復帰戦で活躍していた曜一朗

そして、一進一退の攻防を繰り広げていた終盤の84分、コーナーキックの流れから失点。

右コーナーキックからのクロスは蛍がクリアで跳ね返し、コーナーキックを蹴った選手がこのボールを拾います。その瞬間に、クリアボールが相手選手にも当たった判断したのか、副審が戻りオフサイドのフラッグを挙げます。

主審の家本さんは、すぐにオフサイドの判定を下げるように手で指示をするのですが、副審が自信をもって挙げたフラッグで、すぐに下げなかったことから、一瞬動きが止まってしまったセレッソのメンバー。仙台の選手が上げたクロスに対応しきれずに、ヘディングで合わせられてしまって失点。

終了間際に逆転を許してしまいます。

そして、時間が経過していき、アディショナルタイムに突入した90+5分、左サイドの奥深くまで入り込んだ曜一朗からペナルティエリア内のマルにパス。

マルは華麗なターンから相手DFを外して、左足でシュート!これがゴールネットを揺らして、セレッソが終了直前に同点に追いつきます!!

(シュート性のクロスが入った感じですが)

マルのゴールで同点!!!

マル2点目のゴール動画

このゴールで、なんとか同点に追いついたセレッソ。スコアはそのままでタイムアップし、アウェイ仙台で、なんとか勝ち点1を持ち帰ることに成功しました。

感想など

ギリギリの土壇場で勝ち点1を拾うことができました。

このまま逆転負けして、2連敗で帰ってくる子を考えると、引き分けてよかったと思えます。

とはいえ、4戦で2分2敗と未だリーグ再開後の勝利がなく、勝ち点を2しか伸ばせていないのはかなり痛いですね。

まだまだ12連戦は続いていくので、立て直していきたいところです。

そして、この試合は、日本代表監督(5輪監督も兼任)の森保新監督が、視察に訪れていたようです。この日2得点を挙げたマルも、代表候補に入れたでしょうか。(個人的には入っていてよいと思っていますw)

次節はホーム キンチョウで神戸との対戦です。神戸に加入したイニエスタは、不在のようなので観ることはできませんが、チケットは完売とのこと。平日の水曜日にしては、かなりの数のお客さんが入ることになると思いますので、セレッソのサッカーで観客を魅了して、再開後の初勝利をファン・サポーターと共に味わってほしいなと思います。

以下の曜一朗のコメントどおり「マルニスタ」が輝いてくれることを期待します!


がんばれ!セレッソ大阪!

試合詳細はコチラ

Jリーグ公式ハイライト動画

セレッソ公式ハイライト動画

2018明治安田生命J1リーグ 第18節 2018.7.28 (土) 19:03KO 仙台 vs C大阪(オフィシャルHP)

2018明治安田生命J1リーグ 第18節 仙台vsC大阪(まいど!セレッソ)

J1 第18節 仙台戦|試合後の尹晶煥監督(セレッソ)記者会見コメント

J1 第18節 仙台戦|試合後のセレッソ選手コメント(マル・木本・ヨニッチ・健勇)

更新日:2018年7月28日(土) 22:23

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 サンフレッチェ広島 41 18 13 2 3 27 12 15
2 FC東京 34 18 10 4 4 27 16 11
3 川崎フロンターレ 33 17 10 3 4 25 13 12
4 ヴィッセル神戸 28 18 8 4 6 25 20 5
5 セレッソ大阪 28 18 7 7 4 23 22 1
6 北海道コンサドーレ札幌 27 17 7 6 4 21 19 2
7 鹿島アントラーズ 26 18 7 5 6 24 22 2
8 ベガルタ仙台 26 18 7 5 6 22 28 -6
9 浦和レッズ 24 18 6 6 6 20 16 4
10 清水エスパルス 24 17 7 3 7 24 22 2
11 ジュビロ磐田 24 18 6 6 6 18 18 0
12 湘南ベルマーレ 22 17 6 4 7 21 23 -2
13 横浜F・マリノス 20 17 5 5 7 33 31 2
14 V・ファーレン長崎 20 18 6 2 10 22 28 -6
15 柏レイソル 20 18 6 2 10 21 27 -6
16 ガンバ大阪 16 18 4 4 10 16 26 -10
17 サガン鳥栖 15 18 3 6 9 15 23 -8
18 名古屋グランパス 10 17 2 4 11 15 33 -18

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