金沢開催での3回戦は、宏太・キヨ・隆貴のゴールで3-0と危なげない勝利
昨シーズンの天皇杯で優勝し、前回大会王者として迎える今シーズンの天皇杯。
3回戦はJ2の金沢との対戦です。この試合、対戦カード上のホーム扱となるのはセレッソ大阪なのですが、下位カテゴリーに優先開催権があるので、金沢のホーム石川県西部緑地公園陸上競技場での開催となりました。
ユニフォームでも、ホームユニを金沢、セレッソはアウェイユニを着ていました。
試合の方は、セレッソ大阪が曜一朗のアシストから、宏太・キヨが2ゴールを決めて、前半を2点リードで折り返します。後半は金沢にチャンスを作られる展開となりますが、無失点で切り抜けると、アディショナルタイムに途中出場の隆貴がダメ押しゴールを決めて3-0と快勝。4回戦に駒を進めました。
金沢には、育成型期限付き移籍でDF庄司がレンタル中なのと、昨シーズンまでセレッソに在籍していた清原翔平選手が古巣金沢に戻っていることから、この2選手との対戦も楽しみでした。
スタジアム | 石川県西部緑地公園陸上競技場 |
入場者数 | 5,540人 |
天候/気温/湿度 | 曇り / 27.5℃ / 82% |
主審 | 村上 伸次 |
副審 | 野村 修、田尻 智計 |
第4の審判員 | 渡辺 康太 |
前回王者のセレッソ大阪ですが、2回戦に続き、3回戦もTV放送(CSの配信も含む)がなく、現地観戦している方の映像やツイートで試合の状況を確認する観戦となりました。
メンバー
天皇杯3回戦 ツエーゲン金沢戦のメンバー(写真は全て公式より)
W杯メンバーのジンヒョン・蛍を除けば、現時点でのベストメンバーかと。
GKは丹野。DFはCBにヨニッチ・山ちゃん、左にマル・右に陸。
MFはボランチにソウザ・オスマルが並び、左にキヨ・右に宏太。
FWは曜一朗と健勇。
セレッソ大阪 | ツエーゲン金沢 | ||||||
スターティングメンバー | |||||||
GK | 27 | 丹野 研太 | GK | 23 | 白井 裕人 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 2 | 松田 陸 | DF | 13 | 石田 崚真 | ||
14 | 丸橋 祐介 | 16 | 毛利 駿也 | 75′ | |||
22 | マテイ ヨニッチ | 27 | 廣井 友信 | ||||
23 | 山下 達也 | 39 | 庄司 朋乃也 | ||||
MF | 7 | 水沼 宏太 | MF | 10 | 宮崎 幾笑 | ||
10 | 清武 弘嗣 | 68′ | 17 | 加藤 大樹 | |||
11 | ソウザ | 84′ | 26 | 藤村 慶太 | |||
43 | オスマル | 33 | 梅鉢 貴秀 | ||||
FW | 8 | 柿谷 曜一朗 | 37′ | FW | 7 | 清原 翔平 | 53′ |
9 | 杉本 健勇 | 19 | 垣田 裕暉 | 80′ | |||
控えメンバー | |||||||
GK | 1 | 永石 拓海 | GK | 22 | 田尻 健 | ||
DF | 16 | 片山 瑛一 | DF | 3 | 作田 裕次 | ||
MF | 15 | 木本 恭生 | 45 | 沼田 圭悟 | 75′ | ||
17 | 福満 隆貴 | 68′ | MF | 11 | 杉浦 恭平 | 80′ | |
24 | 山村 和也 | 84′ | 14 | 金子 昌広 | |||
32 | 田中 亜土夢 | 6 | 大橋 尚志 | ||||
FW | 18 | ヤン ドンヒョン | 37′ | FW | 9 | 佐藤 洸一 | 53′ |
監督 | |||||||
尹 晶煥 | 柳下 正明 |
ベンチには、GKは永石が入っています。早くトップデビュー飾ってほしいものですが、チャンスはまだでしょうかね。
金沢では、庄司選手・清原選手ともにスタメンに入っています。
試合展開
両チーム4-4-2のフォーメーションで挑んだ試合でしたが、マンマークのマンツーマンディフェンスの金沢の守備を、セレッソ大阪のMF・FW陣がポジショニングを変えながら、崩していく展開に持ち込んでいきます。
そして、10分に、中央でボールをつないで、曜一朗からのパスに抜け出した宏太がシュート!これが決まり、セレッソ大阪が1-0とリードします。
宏太のシュートを祝福(写真は公式より)
この日キャプテンマークを巻いたキヨがボールにチャレンジ
そして、26分には、右サイドから崩したセレッソは、サイドに流れた曜一朗が、中にクロスを送ります。ゴール前でキヨが頭で合わせて、このヘディングシュートがゴールイン!
前半のうちに2-0とリードを奪います。
2トップで活躍の健勇
2アシストといいプレーを見せていた曜一朗ですが、股関節を痛めたようで、前半37分にドンヒョンと交代してしまいます。
※まだ正式アナウンスは出ていませんが、3週間ほどの離脱を余儀なくされるようです…(心配です。曜一朗)
この日も、CBで相手の攻撃を跳ね返していた山ちゃん
天皇杯といえば丹野。この日も無失点。
右サイドで躍動。先制点を決めた宏太
W杯で決勝に進出しているクロアチア出身のヨニッチ。この日も守備で貢献。
そして、後半に入ると、公式戦から1か月ほど遠ざかっていたセレッソの足が止まってしまい、金沢にチャンスを作られるシーンが増えてきますが、DF/GKを中心に守り切り相手にゴールを許さず、無失点で切り抜けます。
そして、後半アディショナルタイムには、隆貴が個人技を生かしドリブルで相手DFを交わして、ダメ押しの3点目。
途中出場で、アディショナルタイムのダメ押しゴールを決めた隆貴
そして、終わってみれば、3-0と快勝。
久しぶりの公式戦でしたが、無失点で勝利したのは大きいかなと思います。
次は、4回戦。8月22日に山梨で甲府との対戦となりました。
感想など
試合終了後にサポーターに挨拶する選手たち
約1か月のワールドカップの開催期間を経て、いよいよセレッソ大阪の試合が見れる期間が戻ってきました。
とはいえ、この試合は配信でも見れなかったので、ちょっと残念でした。
実際に金沢に行くことも考えたのですが、ロシアから帰ってきたばかりで、体調や時間的な余裕がなかったこともあり、私個人としてはあきらめてました。
が、W杯を現地に観に行かれていた方も、金沢まで現地観戦に行かれているし、仕事を午後から休んで車で弾丸ツアー(現地滞在3時間)をされている方もいらっしゃるし、「みんなスゴイなー」と思って見ていました。
でも、そういう方のツイートや映像があったので、現地の状況も知ることができたので、とてもありがたかったです!
試合の方は、前半のうちにキレイに点を取れていたので、危なげなく勝つかなと思っていましたが、そこそこピンチもあったので、後半戦も気を引き締めていかないといけませんね。
無失点で抑えきれたのはいいことですので、18日から再開するJ1にも、このままの流れで進んでいってほしいですね。
ただ、この日、前半調子がよかった曜一朗が、負傷交代してしまい、長期離脱となる可能性があるので(7月15日現在で公式発表はなし)、少し心配です。
移籍報道などもありましたが、ココからいいプレーで引っ張っていって欲しいなと期待していたので、まずはケガを治して、なるべく早く戻ってきてほしいですね。
さあ、後半戦も頑張りましょう!がんばれ!セレッソ大阪!!
試合詳細はコチラ
JFA-TVのハイライト動画
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天皇杯 3回戦 金沢戦|試合後のセレッソ選手コメント(隆貴・健勇・キヨ・宏太)
#セブンイレブンの日 に見事なゴールを決め、チームの勝利に貢献した #7番 #水沼宏太 選手のコメントです!! #cerezo #セレッソ大阪 #ツエーゲン金沢 pic.twitter.com/ydTyfcAcH5
— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) 2018年7月11日