試合展開
前半
試合はまずセレッソがペースを握ります。相手のFC東京にボールを持たせながらも、しっかりブロックを作って4-4-2で守り、奪ったボールは手数をかけずにカウンターでゴールを狙う形で攻めていきます。
そして、10分には、右サイドから陸がクロスを入れると、ファーサイドでトシが巧みなトラップで相手DFの室屋を鮮やかにかわし、左足でシュートを放ちますが、相手DFがブロックしに来たのが気になったのか、大きく枠の上へと外してしまい、先制点のチャンスを逸します。
12分にも宏太が右サイドからクロスを入れますが、ニアのDFにクリアされてしまい得点を奪うことができません。
対する25分には、FC東京に左サイドへのパスで抜け出した相手MFのクロスを、ニアで相手FWが合わせますが、これはジンヒョンが左足に当てて防ぎ、事なきを得ます。これは入ってもおかしくない攻撃でピンチでした…
この日もボランチで奮闘していた蛍。初スタメンのマー坊をサポートしながらバランスを取って攻守の安定に貢献。
FWで体を張りながら、攻撃の起点となっていた健勇
お互いチャンスを作りながらも、球際では激しい攻防をみせていきます。その後も一進一退の攻防が続きますが、互いに堅い守備で相手の攻撃を跳ね返し、前半はスコアレス0-0で終了します。
後半
後半に入ると、相手はディエゴ・オリヴェイラ選手を投入し、チャンスを数多く作ってきます。
後半開始早々の48分には、右サイドに流れた相手FW永井から、オリヴェイラに速いグラウンダーのアーリークロスが入りますが、ゴール前でオリヴェイラがきっちり合わせられず、枠を外れます。これは、かなり決定的で危ないシーンでした。
対するセレッソも、51分にはカウンターから、トシが健勇にスルーパス。健勇が抜け出しチャンスを迎えますが、シュートまでは持ち込めません。
57分には陸のクロスから健勇がシュートを放ちチャンスを作ると、64分にはビッグチャンス。相手のパスをカットすると、カウンターで攻め立てて、最後はペナルティエリア右にオーバーラップしてきた陸に、蛍からスルーパス。これを、陸が右足で強烈なシュートを放ちますが、相手GKがセーブします。
相手のファウルでFKになったシーンで、ボールをリフティングするジンヒョン。試合中ですがw。
すると、67分にはセレッソは2枚替え。曜一朗とドンヒョンが交代。
そして、この日初スタメンだったマー坊とやまむーが交代します。
尹さんに労われるマー坊
観客発表は17,790人(少し少ないです…)
そして、74分、とうとう試合の均衡が破れます。
ジンヒョンからのキックを、ドンヒョンが競り、競り勝ったボールが前線にこぼれると、相手DFとGKが処理を誤り、お見合いする形で、ボールがトシの前にこぼれます。これを落ち着いて運んだトシが、無人のゴールへ蹴りこんで、セレッソ大阪が先制します!!!
宏太とガッシリと抱き合います。
ベンチメンバーともハイタッチでゴールを喜びます。
トシのゴールシーンのハイライト動画
ゴールしたトシと、キヨが交代
キヨが戻ってきました!!!うれしい!!
アディショナルタイムにはFKからサインプレー(これは直前のシーン)
サインプレーでは、蛍からキヨへ速いパスが出されて、このボールをダイレクトでキヨがフリーでシュートという惜しいシーンも作りますが、スコアは動かず1-0でセレッソ大阪が勝利。
公式戦11試合ぶりのクリーンシート(無失点試合)を達成し、リーグ戦の連勝を「4」・公式戦の連勝を「5」に伸ばすとともに、リーグ戦の3位に浮上しました。
(※登美丘高校ダンス部のCEREZO満開は次ページ)