そら(@Football_sora)です。
アウェイのスタジアムガイドの第5弾は、9月16日の第26節に対戦したサンフレッチェ広島(試合の記事はコチラ)のホームスタジアムのエディオンスタジアム広島です。
※第1回の日立柏サッカー場編(はコチラ)
※第2回のノエビアスタジアム編(はコチラ)
※第3回の吹田スタジアム編(はコチラ)
※第4回のヤマハスタジアム編(はコチラ)
エディオンスタジアムは、何度か行ったことがあるので、行くまでに迷うことはないのですが、行く手段などは結構悩みます。
市内からかなり遠い場所にありますし、スタジアム自体も老朽化している部分やイマイチな設備面など、Jリーグチャンピオン・クラブワールドカップ3位にもなったクラブチームのホームスタジアムとしては、現時点のエディオンスタジアム広島は、設備面やアクセス面などの点で少しお粗末かなという印象があります。
そういう面からも、サンフレッチェ広島では、広島市のど真ん中の旧広島市民球場跡地に、多目的な使用が可能なサッカースタジアム「ヒロシマ・ピース・メモリアル・スタジアム」の建設を提案しています。
私は、提案が早く実現するといいなと思っていますので、このマスコミでも話題になっていた「広島のサッカースタジアム問題」なども含めて、スタジアムガイドを自分なりに書いてみたいと思います。
▼エディオンスタジアム広島について(目次)
エディオンスタジアム広島
エディオンスタジアム広島(サンフレッチェ広島公式HPへのリンク)の正式名称は、広島広域公園陸上競技場といい、広域公園の中にある多目的スタジアムです。(サッカー専用や球技専用スタジアムではありません)
愛称は広島ビッグアーチで施設は広島市が所有、広島市スポーツ協会が指定管理者として運営管理を行っています。
2013年から家電量販店のエディオンが命名権を取得しているため「エディオンスタジアム広島」の呼称で呼ばれています。
収容人数: 約35,000人(Jリーグ公式戦最大席数)
所在地 : 広島市安佐南区大塚西5-1-1
TEL: 082-848-8484
最寄り駅:アストラムライン広域公園前駅、広電バスAシティ中央バス停
<アクセス>
地元の方は車で来場する方も多い(駐車場が無料だから?)ようですが、アウェイサポーターはなかなか車で来場するのは難しいと思うので、以下の2つが大きな手段かと思います。
- アストラムラインを使う(本通・県庁前など市内中心部から乗車可能)
- シャトルバスを使う(JR横川駅から)
◆アストラムラインを使うなら、1日乗車券であるサンフレッチェ応援乗車券を購入して使うのがよいと思います(私も使いました!)
◆そして、もう1つの行き方は、JRの横川駅前から発着しているシャトルバスに乗るパターン。アストラムラインの最寄り駅からは長い坂を上らないといけないので、スタジアム近くまで連れて行ってくれるシャトルバスは便利です。
アストラムラインほど時間はかからなかった記憶がありますが、渋滞に巻き込まれる可能性もあるので、余裕を持ってスタジアムに向かうのがよいと思います。広島市内中心部からは、JRか広島電鉄で横川駅まで行く必要がありますが、意外と便利でした。
◆スタジアムの席割り(2017年)
ビジターチームはメインから向かって右側が割り当てられています。
私は今回はSA席(ビジター指定)で観戦しました。
スタジアムマップやシートからのビューは、広島の公式HPで詳しく見れるので、参考にしてみてください。
◆メイン側からバックスタンド側を見たところ
バックスタンド側には屋根が全くありません。そして、陸上トラックがある多目的スタジアムなので、ピッチ(フィールド)までが、やはり遠いです。
◆バックスタンド側からメインスタンドを見たところ
メインスタンドのほんの一部だけを覆う屋根がついてます。
この屋根がアーチ形なので、ビッグアーチという愛称がついたようですが、ちょっと小さいですね。雨が降ると、ほとんどの席が濡れることになります。
Jリーグの施設基準に「スタジアムには観客席の3分の1以上(B等級)または観客席すべて(C等級)を覆う屋根を備えること」と規定されているので、今の屋根では充足できていない状況のようです。
◆スタジアムマップ
同じくJリーグの施設基準のトイレでは「1,000名の観客に対し、少なくとも洋式トイレ5台、男性用小便器8台を備えなければならない」という規定がありますが、これも充足はできていないようです。
※これは、ヤンマースタジアム長居でも同じく充足できていないですし、ほぼ和式みたいなので、ここは早めに改善できる方がよいと思います。高速のサービスエリア並み・大阪市営地下鉄の改修後のトイレ並みに改善できると、観客や利用客も増えると思います。