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2019JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第2節 ヴィッセル神戸vsセレッソ大阪(AWAY)

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後半

後半はセレッソボールでキックオフ

圍・ヨニッチ・藤田のセンターラインも守備で貢献

右シャドウで攻守に奮闘していた隆貴

後半は再びセレッソが攻勢になります。右サイドを崩し、3CBの右の山ちゃんがクロスを上げるシーンを作ったり、宏太がペナルティエリア内に進入するシーンを作ったりと、神戸ゴールに迫っていきます。

そして、57分にはいよいよ、隆貴→西川くんと交代します。

西川くんは17歳0か月(試合時点では高2)でのデビューです。真司よりも、拓実よりも早いデビューということでも注目を浴びていましたね。

守っては、歩夢がウェリントンをほぼ完封、仕事をさせません。

西川くんは、最初のプレーからの数プレーは緊張からか硬いぎこちないプレーでしたが、慣れてきたら、ボールを収めたり、クロスを送ったり、ドリブルで運んだりと、落ち着いたプレーを見せ始め、セレッソの攻撃にさらに勢いをつけていきます。

63分には、左足でペナルティーエリアに走り込んだソウザへ浮き球のパスを送りチャンスを演出します。

68分には、神戸ボールのスローインから西川くんにチャンス(下のシーンの直後)

このスローインを藤田がカット、西川くんがボールを受けて宏太にパス。ペナルティエリア右角付近で受けた宏太から、リターンのパスをペナルティエリア内で受けた西川くんは、角度のないところから右足でシュート!!

ニアに強烈なシュートが飛びますが、相手GKにセーブされてしまい、デビュー戦でのゴールとはなりません。

74分には、カウンターからドリブルでペナルティエリア手前中央まで持ち込み、左足でシュート!

このシュートはクロスバーの上を大きく越えてしまいますが、ボールを奪ってからのドリブルで運んでシュートまで持ち込む一連の動きは、とてもスムーズでセンスを感じさせるプレーでした。

惜しいという展開のあとにあわやというピンチもありました。右サイドから神戸にクロスを上げられると、ニアで神戸の田中選手がヘディング。このシュートを圍が手を伸ばして辛うじてセーブ。手で弾いたボールがポストに当たり、こぼれ球もセレッソがクリアし、神戸に得点を与えません。

その後、77分にはブルーノ・メンデス→とっくんが交代。

この交代で、トップの位置に起点ができ、更に攻撃が活性化します。

右サイドからの宏太のクロスをファーでソウザがヘディングシュートを放つなど、神戸ゴールに迫っていきます。

とっくんが、西川くんにアドバイス

ポストプレーやパスを受けてドリブルで運ぶ動きなど、前線での起点となっていたとっくん

この時間帯のは頃には、プレーにも慣れた西川くんが前を向いてボールを受けると「なんかやってくれそう!」というワクワクするような期待感を持って見ていました。

デビュー戦なのに、そんな雰囲気を既に持っている気がして本当に楽しみです。

そして85分にはカウンターから、とっくんが中央で受けてドリブルで前に運ぶと、右サイドに抜け出した西川くんにパス。このボールをふわりとしたクロスを西川くんが右足で上げると、中でとっくんがオーバーヘッド気味のボレーで合わせますが、クロスが少しマイナス気味に流れてしまったためミートできず、惜しいチャンスを逸します。

88分には亜土夢→マー坊と交代

この交代でマー坊がボランチに入り、ソウザが左シャドウに上がります。

そして、89分にもソウザから右に展開されたパスを受けた西川くんが、中にクロス、これをとっくんがボレーで合わせますが、キーパー正面でゴールならず。

後半、チャンスを数多く作ったセレッソですが、得点することができず。このままのスコアでタイムアップ。両チームスコアレスで、勝ち点1を分け合いました。

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感想など

まず連敗せずに勝ち点を上げれたことがよかったと思います。勝利できれば、なおよかったですが、とてもいい試合展開での引き分けなので、よしとしたいと思います。

メンバーはリーグ戦と変わっていましたが、攻守に狙い通りの展開が確実に増えてきているので、チーム全体としてレベルアップできているように感じます。

そして、この日よかったのは、若手の躍動。

スタメン出場した歩夢は、強靭なフィジカルが特徴の相手FWウェリントンにほぼ仕事をさせず、空中戦でも競り勝ち続けて、完封していました。攻撃面でもCBから前線への縦に長いパスを通していて、堂々たるプレーを見せていました。

同じくU-21枠でスタメン出場の翔も、J1開幕戦などの右サイドの起用ではなく、慣れた左サイドでの起用で、積極的なプレーを見せて躍動していました。ワンタッチで縦へのパスをだしたり、速いボールでのクロスを入れたりして、攻撃面でもチームに貢献していました。

そして若手ではないですが、圍もよかったと思います。昨シーズン福岡にレンタルで行って、レギュラーを掴んで経験を積んできたのもあってか、落ち着いたプレーを見せ、神戸のシュートをセーブ・キャッチして、安定感があったように感じました。タンタンと序列が変わったのかもなと思って見てました。

そして、最後は西川くん。彼の感想は下に別出ししてみました。

西川くん(デビュー)

まだ17歳でJデビューした西川くん。ファーストタッチからの数プレーはぎこちないプレーもありましたが、試合に慣れてきてからは、光るプレーを何度も見せていました。

パスを受けて簡単に捌いたり、クロスでチャンスを作ったり、ドリブルで素早くボールを運んだりと、センスあるプレーで、チームの攻撃を活性化させました。

とっくんが入ってからは、起点が増えたので、カウンターからゴールに迫るシーンも増え、85分のカウンターからの右足でのクロスなど、決定的なチャンスになりそうなプレーを何度も演出してました。

左利きの選手ですが、右足で蹴る方がよいと判断したら、右足でシュートやパスを躊躇なく選択できるところも、センスを感じさせるところです。

セレッソの将来、日本の将来を背負う選手に間違いなくなっていくと思いますので、引き続き注目していきたいと思います!

試合終了後は、インタビューに呼ばれていた関係で、ゴール裏への挨拶は他のメンバーとは別のタイミングになってしまいました。

でも、そのおかげで、サポーターからもチャント🎵「潤、潤、西川潤」で迎えてもらえて、よいデビュー戦になったのではないでしょうか。

U-20代表の遠征メンバーに早速選ばれていますし、本当に将来が楽しみでしね。

西川くんに限らず、若手が成長して下からどんどん突き上げてくると、チーム全体としても強くなるので、今後の成長に期待したいと思います。

がんばれ!セレッソ大阪!

試合詳細はコチラ

Jリーグ公式ハイライト動画

セレッソ公式ハイライト動画

2019JリーグYBCルヴァンカップ 第2節 2019.3.13 (水) 19:03 KO 神戸vsC大阪(セレッソ公式)

JリーグYBCルヴァンカップ 第2節 神戸vsC大阪(まいど!セレッソ)

ルヴァンカップ 第2節 神戸戦|試合後のロティーナ監督(セレッソ)記者会見コメント

ルヴァンカップ 第2節 神戸戦|試合後のセレッソ選手コメント(西川選手・藤田・歩夢)

更新日:2019年3月13日(水) 21:34

Aグループ

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 V・ファーレン長崎 4 2 1 1 0 2 1 1
2 湘南ベルマーレ 3 2 1 0 1 3 2 1
3 北海道コンサドーレ札幌 2 2 0 2 0 1 1 0
4 横浜F・マリノス 1 2 0 1 1 1 3 -2

Bグループ

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 ベガルタ仙台 6 2 2 0 0 5 2 3
2 柏レイソル 3 2 1 0 1 2 2 0
2 サガン鳥栖 3 2 1 0 1 2 3 -1
4 FC東京 0 2 0 0 2 2 4 -2

Cグループ

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 名古屋グランパス 4 2 1 1 0 4 3 1
2 大分トリニータ 3 2 1 0 1 3 3 0
3 ヴィッセル神戸 2 2 0 2 0 2 2 0
4 セレッソ大阪 1 2 0 1 1 1 2 -1

Dグループ

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 松本山雅FC 3 2 1 0 1 3 3 0
1 清水エスパルス 3 2 1 0 1 2 2 0
1 ジュビロ磐田 3 2 1 0 1 1 1 0
1 ガンバ大阪 3 2 1 0 1 2 2 0
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