日本代表vsセネガル(@エカテリンブルク)
勝ち点3同士の対決となったグループリーグ第2戦のセネガル戦。スタメンは、コロンビア戦と同じメンバー。このメンバーならイケるかもという思いのまま、現地で観戦するも、ミスも絡んで失点。
リードは奪われるものの、MF陣の動き(ぬいぬい・原口・真司・柴崎・長谷部)はまずまずで、ぬいぬいのゴールで同点!これもめっちゃ叫びましたw(というか、涙出て泣いてたw)
その後は、大迫が空振ったり、ぬいぬいのループがクロスバーに当たったりと、日本代表が逆転できそうな決定機も作りますが、再びリードを奪われてしまいます。
ここで、真司に代わって本田登場。続いて原口に代わって岡崎も登場。このメンバー交代の意図はよくわからなかったのですが、それでもゴールライン付近の乾からのクロスを本田が決めて、同点に追いつきます。
この試合はお互いが勝てたと思った試合だと思いますが、このままドローで終了。
よく2度のビハインドを追いつけたなというのが正直なところ。本田も第1戦でのCKからのアシストや、この試合での同点ゴールなど、途中出場してからのチームへの貢献度はそれほど高くないものの、結果は付いて来ているので、「こういうのをもってる」って言うのかなと思っていました。
両チーム勝ち点4で並びましたが、フェアプレーポイントの差で、2試合終了して、まさかの日本代表がグループ首位!
コロンビアがポーランドに勝ったため、第3戦は敗退の決まったポーランドとの対戦となり、引き分け以上で自力でグループリーグ突破を決めれる一戦を迎えることになりました。
あらためて書いた観戦記はコチラ(2018.7.14追記)
韓国vsドイツ(@カザン)
セレッソ大阪のGKキム・ジンヒョン選手が代表メンバー入りしていたこともあり、どこかで韓国戦を見たいと思っていました。
そして、
- 日本代表のベースキャンプがカザンであること
- 対戦相手が前回チャンピオンのドイツであること
- ドイツ代表のメンバーで見たいメンバーもいること
- 日程的に見れるチャンスがあること
などから、韓国戦を見るのは、ドイツ戦と決めて、エカテリンブルクからカザン(カザニ)に移動することにしました。
前監督の時にはジンヒョンが正GKのときもありましたが、今回のW杯代表での立場は2番手もしくは3番手ということで、出場は難しいかもと思ってはいましたが、敗退が決まってしまっていた韓国代表なので、メンバーの入れ替えがあるかもと少し期待はしてました。
しかし、韓国代表GKの3名の中での最年少GKのチョ・ヒョヌ選手が3試合ともゴールマウスを守り、この日もジンヒョンはベンチスタート。個人的には残念でしたが、元気そうなジンヒョンを見てちょっと安心したりもしました。(私のツイートに対するセレサポさんの反応もビックリするくらいよかったですw)
そして、初戦に敗戦したことで、この日も勝ち点3(勝利)が欲しいドイツ代表が攻め立てるも、チョ・ヒョヌ選手がスーパーセーブを連発して、ドイツに得点を許さず、試合はアディショナルタイムに。
どんどん重苦しくなるドイツサポーターの雰囲気と、周りで気楽に見ているロシア人サポーターの対比(どちらかというと、ドイツが苦戦しているのが楽しいって感じ)で、少し異様な空気に包まれるスタジアム。
サンクトペテルブルクでのブラジルvsコスタリカと同じように、ここから2得点が入ります。それも、ブラジル戦では勝利が欲しいブラジルがなんとかゴールをこじ開けたのですが、今回は逆。
敗退が決まっている韓国が、一度オフサイドの判定を受けながらVAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)で判定が覆り先制。そして、ドイツの守護神ノイアーが韓国陣まで上がってくるという少々無謀なプレーも飛び出し、その隙をついてダメ押しの2点目を韓国が決めて万事休す。
韓国代表GK陣3人で喜び合うめっちゃ笑顔のジンヒョンを見て、見に来てよかったと思いました。
個人的には、ジンヒョンのユニフォームを手に持たせてもらえるというサプライズもあったので、結構嬉しかった一日でした。
あらためて書いた観戦記はコチラ(2018.9.1追記)
ポーランドvs日本代表(@ヴォルゴグラード)
前日にカザンで韓国vsドイツを観戦することを選んだ私は、ヴォルゴグラードの現地観戦ではなく、モスクワのFAN FESTでのパブリックビューイングで観戦することにしていました。
モスクワのFAN FESTは2試合ともライブ放映してくれていたので、敗退の決まっているポーランドの試合よりも、コロンビアvsセネガルの一戦の方がニーズがあるのは仕方ないですが、無事、ポーランドvs日本代表の観戦ができました。
さて、この一戦、なんと西野監督は、メンバーを6人入れ替えてきました。尹さんも思い切ったターンオーバーをするので、セレサポ的には次(R16)を考えたら、中3日で試合が続く中では、特に不思議な采配ではないですが、ワールドカップでやってのけた西野さんは、ある意味勇気があるなと思いました。
そして、GKはGL2試合でミスが目立ってしまった川島ではなく、中村か東口のどちらかを試すかと思いきや、川島を続けて起用してキャプテンにも指名。これは信頼感の現れなんでしょうね。
この試合は蛍がスタメンで出ましたが、柴崎と組んだボランチは、両サイドのMFのフォローのために、いまいち嵌らない守備となってしまい、チームとしては機能しない状態となってしまいます。
この試合・R16の試合も含めて出場機会がなかった選手や、この試合で機能しなかった選手が見極められてしまったのもあり、23名のメンバー選考はこれでよかったのかなと思わざるを得ない展開に…。
そして、セットプレーで失点した後、ぬいぬい(乾)も途中出場でピッチに投入し、自力突破できる引き分けを狙って得点を奪いに行こうとしますが、なかなかチャンスを作ることができません。
そうこうしているうちに、驚きの采配。残り10分を切った時間帯で、長谷部を投入したうえで、ボールキープ。このままの点差で試合をクローズする指示を西野さんが出したというのは、見ている私たちにも明確に分かりましたし、試合を進めている代表メンバーにもハッキリと伝わったのかなと思いました。
この戦いはアレコレ言われているようですが、ブーイングの中、1点様負けをキープしたまま、きっちりゲームを終了させに行った選手たちはエライとは思います。
実際、私も、試合を観ている際は「コロンビアvsセネガルに点が入って同点になったらどうなるん!?」という想いが頭を過りましたので、もう少し攻めるシーンも作るかなと思ったのですが、完全にステイでした。
引き分け以上が必要で、勝利すれば確実に突破が決まるコロンビアが失点して同点になることよりも、日本代表が攻めに行って失点するorフェアプレーポイントを落とす(警告等を受ける)方が確率が高いと考えたんでしょうね。
グループリーグ敗退よりも、突破の方が確実にいいことはわかっているので、何と言われようと、あのプレー選択でよかったのではないでしょうか。
そして、見事、グループリーグ突破という事実を確認したうえで、帰国の途につきました。
帰国してから(R16)
ベルギーvs日本(@ロストフ・ナ・ドヌー)
日本代表として3度目のR16進出で、ベスト8への突破を賭けた一戦は、2017年にもテストマッチで対戦したベルギー。
私がスパルタクで見たベルギーはめっちゃ強かったので、これはどこまで日本代表が通用するかと想いながら、午前3時前に起きてTVで観戦。
現地では、15時・18時・21時というサイクルと、17時・21時というサイクルで試合が回っていたので、夜中に起きるのはやっぱりツライなと。そういう意味では、現地観戦すると本当にサッカー漬けの日々が送れるので、それはそれでオススメだったりしますね。
さて、メンバーは、第1戦・2戦のメンバーに戻して、この大会でハマったベストメンバーで挑みます。
前半はスコアレスで折り返さたらいいなと思っていたら、本当にそういう展開に。そして、後半開始早々にぬいぬいのパスカットからカウンター。柴崎が相手DF裏に出したスルーパスに、右MFの原口が反応。ゴール左に突き刺し、日本代表が先制。
そして、そのわずか4分後にも、ぬいぬいが大迫へ入れたボールが跳ね返されると、真司が上手く収めて、ヒールでぬいぬい(乾)に戻すと、このボールからシュートを狙って、無回転の鋭いシュートがゴール右隅に見事決まり、セレッソ時代を彷彿とさせる2人のコンビプレーで、日本代表が2-0とリード。
まさかの2点リードを奪えた日本代表でしたが、ここからの戦いが今思えば残念でした。
ベルギーがフェライニ、シャドリと交代選手を切ってきたときの対応が打てませんでした。ここは監督として、何らかの手を打ってほしかったものです。
そして、試合は真司がボールを受けて、日本ペースでポゼッションできているタイミングで、長谷部が真司にパスをぶち当ててしまい、ボールをベルギーに渡してしまう展開に。この何でもないミスからの展開でコーナーキックまで持ち込まれてしまい、この流れから少しアンラッキーな失点。
続いて、長身のフェライニに、クロスをヘディングで叩き込まれて、あっという間に同点。
そして、ようやくここで日本は選手交代。蛍と本田を投入しますが、ベルギーに対する何の対策にもなっていないので、あまり展開は変わりません。
しかし、真司とぬいぬいがピッチに残っているのもあって日本が攻撃するシーンも作れていて、真司から本田へのスルーパスからのシュートや、アディショナルタイムでの本田の無回転FKなど、得点を狙って勝ちに行っているという感覚はありました。
アディショナルタイムも終わり間近で延長かなと思った、日本ボールの左コーナーキック。直前のFKであたりが良かったからなのか、本田はショートコーナーではなく、普通にクロスを選択。
しかし、このクロスは日本代表の誰にも触れることなく、相手GKのクルトワがキャッチ。そこから始まったベルギーのカウンターが見事過ぎました。デ・ブルイネにボールが渡った瞬間に、日本は数的不利に、そこからのトップスピードであっという間にゴール前までボールを運ばれ、最後は、ルカクの冷静なスルーもあって、シャドリにゴールにキレイに流し込まれるという土壇場で日本は逆転を許してしまいます。
そして、ほぼこのままタイムアップ。
延長に持ち込んだらどうなったのかはわかりませんが、選手交代の采配が明暗を分けた試合となってしまいました。本当に残念。
一人一人の選手のプレーに対して、あれこれ言うことはしません。
大会前あれだけ叩かれながら、個人的には私自身も、全く期待できなかった状態からのこの成績ですから、それはそれでよかったと思いますし、選手には感謝の一言しかありません。
セレサポ的には、真司とぬいぬい(乾)の得点・活躍を生で観ることができて、本当に嬉しかったです。蛍ももっと絡めたらよかったですけどね。
選手には何も言うことはありませんが、やっぱり、この状況を作り出した日本サッカー協会とメンバー交代でチームを変化させられるようなメンバー構成にできなかった監督・コーチ陣の対応と、ベルギー戦の采配は褒められたものではないかなと思います。
きっちりとケジメをつけて欲しいなと個人的には思います。
でも、選手にはありがとうと言いたいです。
その気持ちがこのツイートでした。
大会前は個人的には微妙な気持ちでロシア🇷🇺に行ったけど、🇨🇴戦のメンバーで挑んで以降、いい試合ができてたと思うし、見てても楽しかった😄
ベスト8は残念やったけど、今回のW杯の日本代表🇯🇵チームを応援できて本当によかった。
まずはお疲れさまでした!ありがとう!— Sora (@Football_sora) 2018年7月3日
「観に行ってよかったか?」と聞かれたら、自信をもって「楽しかったし、よかった!!!」と答えられます。ロシア、楽しかったです。そして、生でみた本気の強豪国はめっちゃ強かったです。あそこまで追いつけるのはいつの日かわかりませんが、ベスト8に進出できる日が来ることを期待しながら、応援は続けたいと思います。
まだ、ワールドカップ自体は続いているので、楽しみながらTVで観戦したいと思います。
他にも記事を書いていますので、こちらからどうぞ。
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