ムツキ(加藤陸次樹選手)のゴールでウノゼロ勝利!2戦合計スコア2−1でルヴァンカップ決勝へ進出!!
2021年のJリーグYBCルヴァンカップのプライムステージ準決勝の第2戦がヨドコウ桜スタジアムで行われました。
10月6日(水)にアウェイ埼玉スタジアム2002で行われた第1戦は浦和に先制されながらも、寛人(山田選手)のゴールで1対1のドローに持ち込んだセレッソ大阪。
アウェイゴールを1点獲っての引き分けでしたので、この第2戦は若干有利。セレッソが勝利すれば文句なし・0−0の引き分けでもセレッソは決勝に勝ち上がることができます。
1−1のドローであれば延長線。2−2以上の引き分けもしくは、浦和の勝利であれば、セレッソが敗退となります。よって、浦和は1点以上が必要になる試合、セレッソの試合運びにも注目していました。
試合はセレッソがFWからハイプレスをかけて積極的な守備を行っていきます。惜しいシュートチャンスも作るなど、前半からギアを上げて戦っていき、スコアレスで後半に入ります。
後半も積極的なプレスは変えないセレッソ、53分にはムツキ(加藤選手)が先制ゴールをねじ込み通算スコアでも浦和をリードすると、その後のチャンスは決められませんでしたが、浦和のパワープレーにも屈さずそのままのスコアでタイムアップ。
1−0での勝利を収め、通算スコア2−1で準決勝も勝利を飾り、2017年シーズン以来のルヴァンカップ決勝に進出しました!!
セレッソ大阪 | 1 | 0 | 前半 | 0 | 0 | 浦和レッズ |
1 | 後半 | 0 | ||||
53′ 加藤 陸次樹 | 得点 |
結果的には快勝という内容で、ものすごくスッキリして、気持ちのよい勝利でした。
2017年シーズンに初タイトルを穫ったルヴァンカップの決勝に進出という結果もうれしいですね。
また、その時のプライムステージも、浦和とG大阪を破って決勝に進出したという少し因縁じみたものも感じます。決勝の舞台も埼玉スタジアム2002ですし、3つ目の星(優勝)勝ち取りたいものですね。
スタジアム | ヨドコウ桜スタジアム |
入場者数 | 8,654人 |
天候/気温/湿度 | 晴 / 29.2℃ / 51% |
主審 | 福島 孝一郎 |
副審 | 五十嵐 泰之、松井 健太郎 |
第4の審判員 | 今村 義朗 |
VAR | 西村 雄一 |
AVAR | 西尾 英朗 |
この日は、アウェイ席(浦和サポの応援席)は開放しませんでしたが、上限5000人を解除して、アルコール販売も解禁という少し条件が緩和されての開催となりました。
試合前
スタジアムグルメ
この日はピッツアロトロさんが出店されていなかったことと、ジンヒョンプロデュースのヤンニョムチキンが発売されていたことから、私のランチは、チキンに決定!!w
ピンクのポップには「追い辛」できます!と書いてありましたが、私は普通の辛さにしました。
ピリ辛で美味しかったですよ
選手プロデュースのスタグルもいろいろ楽しいですね。
選手アップ
ゴール裏のスタンド方向、青空が広がっていて気持ちよい天気でした
GKアップでジンヒョンと松井選手がゴール裏に挨拶
メインスタンド側にも挨拶するジンヒョン。右膝のテーピングが結構気になります…。
フィールドプレーヤーのアップ前に歩夢(瀬古選手)がダッシュで入ってきましたw
マル・歩夢・ヌイヌイがいつも楽しそうですw
歩夢はマル・ヌイヌイに懐いている感じですねー
隆矢・おっくん・寛人・リキもいい表情ですね
負傷で離脱していたキヨが戻ってきました!ムツキも頼むぞーと思いながら見ていました
ゴール裏のセレサポからは「大阪の漢達、勝利の星を掴み獲れ」という力強い横断幕が掲出されていました!
スタジアム選手紹介の動画(Youtube)
タオルマフラーを掲げるゴール裏サポーター
拡大してみるとこんな感じです
まだ歌ったりはできませんが、こういう雰囲気よいですよねー。
メンバー
ルヴァン準決勝・浦和戦のセレッソ大阪のスタメン
セレッソのフォーメーションは4−4−2
ルヴァンカップの第1戦と同じメンバーが並びました。
2トップは若い2人組、ムツキ(加藤選手)と寛人(山田選手)です。この2人の関係性は見ていて非常に成長が感じられますし、第1戦はゴールポストに何度も嫌われましたが、ゴールを今後量産してくれそうな予感がしています。
オーストラリア代表にタガート選手が招集されていてチームには不在とはいえ、2トップはこの2人がファーストチョイスでよい気がしています。
中盤4人はヌイヌイ(乾選手)・タツ(坂元選手)の両サイドに、リキ(原川力選手)・おっくん(奥埜選手)のボランチが変わらず並びます。
DFは不動の両サイドバック、マル(丸橋選手)と陸(松田陸選手)と、CBは歩夢(瀬古選手)と隆矢(西尾選手)で、GKはジンヒョンです。
ルヴァンカップは、ベストヤングプレーヤー賞がありますが、寛人(山田選手)・隆矢(西尾選手)が選ばれるとよいなーと思っています。
セレッソ大阪 | 浦和レッズ | ||||||
スターティングメンバー | スターティングメンバー | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
GK | 21 | キム ジンヒョン | GK | 12 | 鈴木 彩艶 | ||
DF | 2 | 松田 陸 | DF | 8 | 西 大伍 | 72′ | |
14 | 丸橋 祐介 | 4 | 岩波 拓也 | ||||
15 | 瀬古 歩夢 | 28 | アレクサンダー ショルツ | ||||
33 | 西尾 隆矢 | 15 | 明本 考浩 | ||||
MF | 4 | 原川 力 | MF | 41 | 関根 貴大 | 72′ | |
17 | 坂元 達裕 | 29 | 柴戸 海 | 87′ | |||
23 | 乾 貴士 | 90+3′ | 17 | 伊藤 敦樹 | |||
25 | 奥埜 博亮 | 33 | 江坂 任 | ||||
FW | 29 | 加藤 陸次樹 | 83′ | FW | 18 | 小泉 佳穂 | 62′ |
34 | 山田 寛人 | 79′ | 7 | キャスパー ユンカー | |||
控えメンバー | 控えメンバー | ||||||
GK | 50 | 松井 謙弥 | GK | 1 | 西川 周作 | ||
DF | 3 | 進藤 亮佑 | DF | 5 | 槙野 智章 | 87′ | |
MF | 10 | 清武 弘嗣 | 83′ | 6 | 山中 亮輔 | 62′ | |
37 | 新井 晴樹 | MF | 11 | 田中 達也 | 72′ | ||
5 | 藤田 直之 | 21 | 大久保 智明 | ||||
FW | 20 | 大久保 嘉人 | 79′ | 24 | 汰木 康也 | ||
22 | 松田 力 | 90+3′ | 40 | 平野 佑一 | 72′ | ||
監督 | 監督 | ||||||
小菊 昭雄 | リカルド ロドリゲス |
サブは、NJ・もっくんは外れて、力(松田力選手)・嘉人(大久保選手)がFWで入っています。
また、負傷から戻ってきたキヨ(清武選手)と新井晴選手がサブに入っていますね。
対する浦和は初戦から選手を5人入れ替えて望んできました。
ゲームキャプテンは、マル(丸橋選手)と岩波選手
コイントスが終わってレフリーとグータッチ
自陣に戻る2人
試合展開
前半
キックオフ前に水分補給や栄養補給している際のリキ(原川力選手)。笑顔がよいですw
歩夢(瀬古選手)は水を飲みながら、試合モードに入っていってる感じですね
おっくん(奥埜選手)は背伸びしていましたー
前半キックオフ前の円陣
円陣が解けて
GK/DF陣のハイタッチ
この日のキックオフでは左サイドに3人並べてました
ハーフウェイライン付近での攻防。相手選手に激しくプレスをかける陸(松田陸選手)とおっくん(奥埜選手)
タツ(坂元選手)も加わってボールを奪うと、陸からムツキ(加藤選手)へ縦パス
これを受けたムツキ(加藤選手)は前を向いてターンして、ボールを運びます
同じ2トップの寛人(山田選手)が前を向いてボールを運びます
最近のこの2トップは、守備面での頑張りに加え、競り合いもできますし、ボールキープもできています。
そして、この日何度も見せていたように、相手DFのプレスを上手く外して前を向いてボールを運べるシーンを多く見せてくれていました。
「ここでキープしてくれ!」というシーンでもボールを奪われないことが増えてきたのも、頼もしい限りですね。
守備面も含めて、若いこの2人が今のスタメンを勝ち取っているのも理解できます。
タツ(坂元選手)も守備・攻撃で奮闘します
攻撃ではハーフスペース付近で、必殺の切り返し
その後、縦にボールを運んでクロスまで持ち込むなど、よい動きを見せていましたね。
ビルドアップでトラップする歩夢(瀬古選手)
フリーキックのキッカー、リキ(原川力選手)
キックするフォームがキレイ、ジンヒョン
FKのリスタートを早く始めて、おっくん(奥埜選手)からのスルーパスを受けたムツキ(加藤選手)がペナルティーエリアに侵入
左足を振り抜きますが、このシュートは惜しくも枠を外れてしまいます。
右サイドでボールを受ける寛人(山田選手)
相手を外して、ボールをキープして中に運びます
ユンカー選手をマークする隆矢(西尾選手)
セットプレーのシーンでも落ち着いた表情をしています
同じくCBの歩夢、この日も安定したプレーを見せていました
隆矢・歩夢がビルドアップも含め、安定したプレーを見せてきているので、U23から見てきたセレサポからすると、非常に嬉しいですね。
右サイドからクロスを送るタツ(坂元選手)
ハーフタイムに入る際の歩夢(瀬古選手)
前半は相手に際どいシュートを放たれたシーンもありましたが、セレッソが狙った展開でペースを握りスコアレスで後半に。
ハーフタイム
キヨ(清武選手)が戻ってきたのが嬉しいですね
メインスタンド前で観客にポーズするロビーナ
キヨ(清武選手)も引き締まった表情をしています