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2020 J1リーグ 第2節 ガンバ大阪 vs セレッソ大阪(AWAY)

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待ちに待ったリーグ再開!リモートマッチでの大阪ダービーはアウェイ吹田で2-1で完勝!!開幕2連勝を飾る!!

2月に開幕戦を戦ったあと、コロナウィルスの影響で中断していたJ1リーグ。先週再開・開幕したJ2・J3から1週間遅れての7月4日(土)、およそ4か月振りにJ1リーグが再開されました。

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全てのカテゴリーのJリーグが開催され、ようやくサッカーのある日常が帰ってきました。まずはリモートマッチ(無観客試合)での再開で、このあと段階的に観客数が増えていく予定になっています。そして、セレッソ大阪のリーグ再開戦の試合は、ガンバ大阪との大阪ダービー、アウェイ吹田での一戦となりました。

大阪ダービーは、お互いのチーム同士が負けられない戦い・プライドを賭けた熱い一戦の位置づけで、お互いに煽ったり・挑発したりという行為が少なからずある独特な雰囲気の試合になりますが、個人的には相手を煽ったり・挑発するような行為自体が実はあまり好きではありません。

それも含めてダービーなのですが、今回行われたリモートマッチ(無観客試合)は、お互いのそういう行為もなく、静かに試合が見れたという意味では、少し新鮮で、個人的にはよかったと思えました。ただ、やはり現地で観戦したい気持ちの方が強いですし、勝つシーンを直に観たかったので、リモートマッチのダービーは今回限りで終わりになって、制限のない形で試合開催が続けられるようになればいいなと思います。

さて、試合の方は、ゆっくりとしたペースで始まったあと、徐々にセレッソペースで試合が進みます。そして、前半終了間際にマル(丸橋選手)のマイナス気味のクロスから、おっくん(奥埜選手)が左足でゴールを決めて、セレッソが先制。後半にもマルの豪快なミドルシュートで2点目を奪ったセレッソが、PKで与えた1失点に相手の攻撃を抑えきり、1-2でセレッソ大阪が快勝!セレッソが開幕2連勝を飾りました。

ガンバ大阪 1 0 前半 1 2 セレッソ大阪
1 後半 1
68’ アデミウソン 得点 45+2’ 奥埜 博亮

62’ 丸橋 祐介

スコアは1-2で、1点差の勝利でしたが、1試合を通して落ち着いて試合が見れるほど、内容的には完勝という試合になりました。

スタジアム パナソニック スタジアム 吹田
入場者数
天候/気温/湿度 晴のち曇 / 25.9℃ / 46%
主審 佐藤 隆治
副審 野村 修、松井 健太郎
第4の審判員 岡 宏道

相手のホームで勝つダービーは、リーグ戦では2003年以来という、実に17年ぶりの勝利だったので、なおさらリモートマッチではなく、観客の入った試合だったらよかったのになと、試合終了後には思いました。

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メンバー

大阪ダービーのスタメン(写真は全てセレッソ公式より引用)

このV字型の配置、かなりカッコイイですね。立ち位置も含めて事前に決めてたんでしょうか。次からもこれでいいかなと思ってます。

そして、フォーメーションはコチラ

セレッソは、いつもの4-4-2を継続。開幕戦からの変更は、とっくん(都倉選手)とナオ(藤田選手)の2人で、ブルーノ・歩夢はベンチスタートとなっています。

今回、スタメンに復帰したとっくん、昨シーズンの大阪ダービー前のマリノス戦で大怪我を負い、スタンドから試合を観ることになったので、この試合への想いは人一倍強かったのではと思います。

昨シーズンの試合前は、とっくんの背番号9をコレオにしてましたよね。

本当、スタメンでピッチに戻ってくることができてよかったなと思います。次はゴールが見たいものです。

ガンバ大阪 セレッソ大阪
スターティングメンバー スターティングメンバー
GK 1 東口 順昭 GK 21 キム ジンヒョン
DF 4 藤春 廣輝 DF 2 松田 陸
5 三浦 弦太 3 木本 恭生
13 菅沼 駿哉 81′ 14 丸橋 祐介
19 キム ヨングォン 22 マテイ ヨニッチ
MF 7 遠藤 保仁 54′ MF 5 藤田 直之
8 小野瀬 康介 6 レアンドロ デサバト
10 倉田 秋 69′ 10 清武 弘嗣 75′
21 矢島 慎也 54′ 17 坂元 達裕 57′
FW 9 アデミウソン 81′ FW 9 都倉 賢 75′
33 宇佐美 貴史 25 奥埜 博亮 87′
控えメンバー 控えメンバー
GK 25 石川 慧 GK 45 茂木 秀
DF 27 髙尾 瑠 DF 15 瀬古 歩夢
MF 15 井手口 陽介 54′ 16 片山 瑛一 57′
29 山本 悠樹 81′ MF 11 ルーカス ミネイロ
FW 11 小野 裕二 69′ FW 20 ブルーノ メンデス 75′
18 パトリック 54′ 32 豊川 雄太 87′
39 渡邉 千真 81′ 8 柿谷 曜一朗 75′
監督 監督
宮本 恒靖 ロティーナ

ベンチメンバーは、GKはジュンスではなく茂木が入っています。外国人枠の関係かなと思っていたのですが、翌日7月5日(日)のU23大阪ダービーでもジュンスはベンチ入りもしていなかったので、別の理由かもしれませんね。

そして、個人的に応援している西川潤選手は、残念ながらベンチ外でした。試合終了後に7月3日(金)の練習で負傷したと発表がありました。プロ契約後のリーグ戦デビューを楽しみにしていたので、少し残念です。試合間隔が短い連戦が続くシーズンですし、早くケガを治して戻ってきて欲しいと思います。

ベンチメンバーでは、5人交代可能となったためか、FWの選手を3人入れるチームが多くなっており、セレッソも3人の選手を入れています。

あと、ガンバの遠藤選手は、J1通算出場試合数が歴代1位の632試合という大記録を達成。複数のクラブで戦いながら、大怪我もなく、フィールドプレーヤーで試合に出続けるというのは大変なことと思うので、本当に偉大な記録だなと思います。おめでとうございます。

また観客のいる試合の時に、お祝いセレモニーなどあるんでしょうね。

両チームキャプテンも握手ではなく、腕でのハイタッチですね。

試合展開

前半

試合は、開始早々の2分に、藤春選手の左からのクロスを相手FWのアデミウソン選手がヘディングで合わせますが、これは落ち着いてジンヒョンがキャッチ。

このシーンを見て、スピードで藤春選手に左サイドをやられるとやっかいだなと思いながら、試合を観始めたのですが、その後は、ゆっくりとした展開で進みました。

個人的にはハイプレスで、セレッソにプレッシャーをかけてくるのではないかと思っていたのですが、それほど積極的にプレスに来ることはなく、落ち着いた展開で試合が進んでいきます。

相手がハイプレスできたとしても、ビルドアップが安定しているセレッソは、プレスを掻いくぐりながらボールを運ぶこともできますし、前線にとっくんというターゲットがいるので、ロングボールを蹴って回避することもできたので、敢えて積極的にプレスという形ではなかったのかもしれません。

そして、相手がキックオフでもつながずに、ロングボールを蹴ってきたように、いつものお隣だとボールをつないでポゼッションして攻めてくることが多いのですが、この日は早く縦に蹴って早く攻めるということを意識していたのかもしれません。

右サイドで藤春選手とマッチアップする陸(髪型が可愛い)

相手FWのアデミウソンを抑えるヤス

同じく鉄壁のCBヨニッチ

ナオがいると、チームが安定しますよね

前線で体を張って、起点となっていたとっくん(復帰おめでとう!)

個人的に期待していたタツ(坂元選手)は、右サイドでワイドに高い位置で開くことで、相手の藤春選手が出てこれないようにする狙いがあったようで、積極的なドリブル突破などで仕掛けるシーンは少なかったですが、チーム戦術の中ではかなり効いていた気がします。

ガンバの攻撃は宇佐美選手のシュートがヤスに当たってポストに当たったシーンなどはありましたが、それ以外はほぼ崩されることも、ゴールライン近くまで攻め込まれるシーンもなく、徐々にセレッソペースで試合が進んでいきます。

そして、32分には、カウンターからマルが、キヨにつなぎ、ドリブルで相手を交わしながらゴール前に迫り、ペナルティーエリア手前でおっくんにスルーパス。これを受けたおっくんを、後ろから藤春選手がペナルティーエリア内で倒しますが、ノーファウルの判定でPKとはなりません。

この試合はコロナ禍の影響でVAR(ビデオアシスタントレフリー)は採用されていなかったので、そのまま流されましたが、VARがあれば、PKになったのではないかなとは思っています。(勝ったのでいいんですけどね)

試合は無得点のまま進み、スコアレスで終わると思われた前半終了間際、いい時間帯でセレッソが先制します。

相手ゴールキックから右サイドに展開したあと、サイドチェンジを繰り返して丁寧にボールをつないだセレッソ、再び右サイドからの展開をキヨが受けて、左ワイドにオーバーラップしてきたマルにパス。大きなスペースと時間があったマルは、ワンタッチでマイナス気味のクロスのラストパスをゴール前に送ります。それを中で相手DFのマークを上手く外したおっくんが、左足でキレイに合わせて、ゴール!!

0-1とセレッソリードで後半に折り返します。

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