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2020 J1リーグ第10節 柏レイソル vs セレッソ大阪(AWAY)

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後半

後半も得点を先に奪ったのはセレッソでした。

55分に左サイドでFKを獲得すると、キッカーのキヨがゴール前にGKとDFの間に落ちる速いクロスをあげます。このクロスに対応したDFのオウンゴールを誘い、セレッソが2点目を挙げます。

右サイドハーフで、攻守に貢献したタツ

抜群のポジショニングで、スペースをカバーしていたデサバト

オルンガ・江坂選手へのパスコースを消すなど、的確なポジショニングとビルドアップで攻守に貢献していたナオ

2点のリードを奪ったセレッソは、スピードのあるトシを投入して、相手の守備陣の背後やスペースを狙ったり

曜一朗・孝司を投入していきます。

そして、前半同様に柏がボールを保持しながら、セレッソが堅く守るという展開で進みます。しかし、シュートまで持ち込まれるシーンはあるものの、オルンガ選手にスペースを与えずに、最終ラインで跳ね返して行くため、ピンチらしいピンチはなく時間が経過していきます。

その後、83分にはキヨと交代で、NJ(西川選手)が投入されます。

87分には、自陣ペナルティエリア付近で相手ボールをなお(藤田選手)がカットして、ポールを拾った曜一朗が、中央から右サイドに向けて斜めに動きながらドリブルでボールを運びます。

その動きに素早く反応したNJは、DFラインの裏にスペースを見つけて曜一朗にパスを要求。

そこに浮き球でピンポイントのパスを曜一朗が送り、NJが相手GKの動きも見ながらループシュート!!

このシュートが見事に決まり、NJがプロ初ゴールをあげます!!

このゴールで3点をリードして試合を決定づけたセレッソ。あとはクリーンシート(無失点)でゲームをクローズするだけという状況でしたが、ミスから失点してしまいます。

歩夢からジンヒョンへのバックパスを、左足でパスしようとしたジンヒョンのキックが、相手のオルンガ選手の足に当たってしまい、こぼれ球をそのままオルンガ選手に決められてしまい、終了間際に1点を返されてしまいます。

しかし、柏の反撃もここまでで、そのままのスコアでタイムアップ!!

1-3で、セレッソが3点を奪い、上位対決(餅ダービー)を制しました!!

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感想など

快勝で気持ちよい勝利でした!

予想では、セレッソがもう少しボールを保持しながら、柏がカウンターでオルンガ選手のスピードを使って攻めてくる展開と思っていたのですが、内容は逆でしたね。

柏がボールを保持しながらセレッソを押し込み、セレッソがカウンターも含めて効果的に得点を奪って勝利しました。

シュート数は柏がかなり上回りましたが、セレッソの守備が破綻することはなく、ほぼ守備ブロックの外からのシュート・クロスでした。そのため、ジンヒョン、ヨニッチ、歩夢を中心とした鉄壁の守備陣が跳ね返し続けることで、ミスからの失点だけで危なげなく勝利することができました。

ブルーノのゴールもよかったですし、オウンゴールを誘ったキヨのFKや、曜一朗からNJへのパスとそれを決めきったNJのプロ初ゴールもよかったです!

ただ、NJと交代したキヨが左もも裏をかなり気にしていて、担架で運ばれたのは非常に気になりますね。監督のインタビューを見る限りは、肉離れではなさそうなので、ケガの再発でないことを願っておきます。

プロ初ゴールを決めたNJはこれまでケガもあって出遅れてましたが、アシストやゴールと徐々に調子を上げてきましたね。この調子でセレッソで活躍して、更に大きく開花していってほしいなと思います。(私の今年のユニは(背番号49)なので応援にも力がはいります!

次節は、これまで開幕から負けなしの首位川崎との対戦です。

2017年のルヴァンカップ決勝以降は負ける気がなぜかしないので、よい結果を出してくれると思っています。

がんばれ!セレッソ!!(がんばれ!NJ!!

試合詳細(ハイライトなど)

セレッソ公式ハイライト動画

Jリーグ公式ハイライト動画

2020明治安田生命J1リーグ 第10節 2020.8.15 (土) 19:03KO @三協フロンテア柏スタジアム 柏レイソルvsセレッソ大阪(セレッソ公式HP)

ロティーナ監督コメント

「早い時間帯にゴールも生まれて、良いスタートが切れました。そこから、柏のプレスの前に、ボールを失い過ぎて、攻撃を受ける回数が増えました。我々にとって不快な前半でした。後半に入り、FKからゴールが生まれました。相手のインテンシティーも少し落ち着いて、前半よりは快適にプレーできて、そのまま試合を終えることができました。自分たちのサッカーという点では、我々にとって良い試合ではなかったのですが、戦う姿勢や守備の面では、良い試合だったと思います」

Q:ボール保持の時間も短く、苦しい展開が続いた中で、相手にクロスやシュートもかなり打たれたが、今日の守備で特に良かった点は?

「守備の仕事はとても良かったです。クロスの対応では、4枚のディフェンスがいい対応をしてくれて、それ以外の部分でも、相手のシュートは多かったですが、明確な決定機はあまりなかったと思います。そうなったのは、チーム全体で守備の部分でいい仕事ができたから。ビルドアップではうまくいかずに、守備の時間が長くなりましたが、チーム全体でいい守備ができたと思います」

Q:現時点で、足を痛めて交代した清武弘嗣選手の状態について、どう報告を受けていますか?

「(交代したのは)疲れていたのと、腿裏に違和感があったからです。恐らく肉離れではないと思うのですが、明日以降、ドクターの報告を待ちたいと思います」

Q:短い時間で西川潤選手が結果を残しました。彼に対する評価は?

「とても満足しています。彼自身、すごく期待して入ったシーズンでした。少しケガも多くなったのですが、強いメンタリティーや競争力を持った選手なので、これからも活躍してくれると思います」

選手コメント

ブルーノ メンデス選手

Q:試合前の「コンディションが上がってきた」という言葉通り、公式戦2試合連続のゴールとなったが?

「そうですね。この間、言ったように、試合に出続ける中で、コンディションは上がってきました。監督が使ってくれたおかげで、カップ戦に続き、今節も得点することができました。とても嬉しく思いますし、僕だけではなく、チーム全体で取った得点だと思います」

Q:形としては、ロングボールを収めて、清武選手にパスを出して、リターンを受けて決めた形だったが?

「キヨとはコンビネーションを重ねてきた部分もあるので、キヨと目があって、ボールが来るなと分かりました。キヨがいいボールをくれたので、決めるだけでした。キヨとは『アウェイで勝って帰ろう』という意識で臨んだので、得点が生まれて良かったと思います」

NJ(西川潤選手)

Q:プロ初ゴールの率直な感想は?

「嬉しい気持ちが一番大きいです」

Q:柿谷曜一朗選手のパスから裏に抜けての、ループシュートでした。パスが出た瞬間は?

「曜一朗君が持ったら絶対、チャンスになると思ったので、あそこに落としてくれるイメージはできていました。あとは、相手よりも早く触ってゴールに流し込むだけでした」

Q:ケガで戦列を離れていたが、復帰したルヴァンカップ第2節の浦和レッズ戦でアシスト、今節でゴール。手応えも日に日に増しているのでは?

「そうですね。ケガもあり、なかなかプレーできない期間も長かったんですけど、その中で、少ないチャンスで結果を残していくことが、自分自身、目標というか、考えていたことなので、こういう結果を自信に変えていきたいと思います」

Q:リーグ再開前日のケガで、辛い思いもあったと思うが、ケガをしてから復帰までの1ヶ月間、どんな思いで練習に励んでいた?

「体のキレをしっかり戻すこと、より強化することはブラさずに、尚かつ、チームのやり方にフィットして、出た時に活躍できるようにと思って、練習に励んでいました」

Q:復帰後の2試合は、自分のイメージ通りですか?

「得点やアシストなど、得点に直結するプレーは目標にしていたので、そこは良かったと思いますが、それ以外のプレーでも、精度を上げるプレーはたくさんあるので、そこにこだわってやっていきたいと思います」

Q:ゴール後、アシストの柿谷選手やチームメートからは、どんな声をかけられた?

「『初ゴールおめでとう』と祝福してもらいました。でも、まだ1点なので、これからもっともっとチームの勝利に貢献するプレーをしていきたいと思います」

明治安田生命J1リーグ

更新日:2020年8月16日(日) 20:25

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 川崎フロンターレ 28 10 9 1 0 29 7 22
2 セレッソ大阪 21 10 6 3 1 12 6 6
3 ガンバ大阪 19 9 6 1 2 14 9 5
4 FC東京 18 10 5 3 2 15 12 3
5 名古屋グランパス 17 9 5 2 2 17 8 9
6 浦和レッズ 17 10 5 2 3 12 16 -4
7 柏レイソル 16 10 5 1 4 21 16 5
8 サンフレッチェ広島 13 9 4 1 4 11 6 5
9 ヴィッセル神戸 13 10 3 4 3 12 14 -2
10 北海道コンサドーレ札幌 12 10 3 3 4 16 21 -5
11 鹿島アントラーズ 11 10 3 2 5 15 16 -1
12 横浜F・マリノス横 11 10 3 2 5 14 16 -2
13 ベガルタ仙台 10 10 2 4 4 11 16 -5
14 大分トリニータ 10 10 3 1 6 10 18 -8
15 清水エスパルス 9 10 2 3 5 13 17 -4
16 横浜FC 8 10 2 2 6 12 22 -10
17 サガン鳥栖 7 9 1 4 4 5 10 -5
18 湘南ベルマーレ 4 10 1 1 8 10 19 -9
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