アウェイ広島に乗り込んで一戦はナオ(藤田選手)の移籍後初ゴール、ジンヒョンの好セーブ連発の活躍などで見事な勝利!!
前節、ホーム長居での名古屋戦を0-2で落としたセレッソ、今節はアウェイ広島に乗り込んでサンフレッチェ広島との対戦です。リーグ再開後は、吹田・長居と大阪での試合が続いていたので、再開後初の大阪府外での試合となります。
リーグ戦での連敗は避けたいですし、この後の連戦をいい流れで乗り切って行くためにも、きっちり勝利して、勝ち点3を持って帰りたいところです。
試合の方は、前半からボールを上手く運んでペースを握るセレッソ。20分にはビルドアップから右サイドに展開後、タツが得意のドリブル&切り返しで縦に持ち運び、ゴール前に鋭いクロスを送ります。ニアでとっくんが合わせたかに見えましたが、相手DFの足に当たってゴールに吸い込まれて、オウンゴールでセレッソが先制。その後もキヨのFKなど惜しいチャンスは作りますが、0-1と1点リードして後半に入ります。後半も立ち上がりからセレッソが攻勢をかけ、50分には相手陣でボールを奪い取りショートカウンターを発動。キヨがゴール前に持ち運び、左に走りこんできたナオにパス。ナオが冷静にゴールに流し込み、0-2と2点のリードを奪います。その直後にPKで1点を返されますが、その後はジンヒョンを中心に相手の攻撃を抑えきり、1-2と1点差での勝利!!リーグ4勝目を挙げました。
サンフレッチェ広島 | 0 | 0 | 前半 | 1 | 2 | セレッソ大阪 |
0 | 後半 | 1 | ||||
53’ ドウグラス ヴィエイラ | 得点 | 20’ オウンゴール 50’ 藤田 直之 |
他会場との結果から、勝ち点12のリーグ2位タイで順位を1つ上げました。1位の川崎F(勝ち点13)とは勝ち点1差、まだまだ序盤なので、それほど順位を気にする必要はありませんが、5試合終わって、4勝1敗はまずまずの成績かと思います。
ロティーナ監督の戦術が浸透してきていて、シーズン序盤からチームとして戦えている今季はよい機会だと思っています。この調子で勝ち点を積み上げて行って欲しいものです。
スタジアム | エディオンスタジアム広島 |
入場者数 | 3,084人 |
天候/気温/湿度 | 晴 / 26.8℃ / 80% |
主審 | 山本 雄大 |
副審 | 三原 純、田中 利幸 |
第4の審判員 | 池内 明彦 |
有観客試合ではありますが、まだまだ制限がある状態での試合開催となります。コロナ禍で世間的には患者数があらためて増えてきている状況ですので、ルール・マナーを守りながら、ホーム・アウェイ双方のチームの応援ができる状況に、なるべく早く戻れるといいなとは思っています。(応援とはいっても、声を出したり、チャントを歌う応援はしばらく難しいかもしれませんけど)
今回は、私はDAZNでの観戦となりました。
選手入場のシーン(写真は全てセレッソ公式より)
上の写真のスタンドの座席配置を見ると、セレッソの前回の座席配置(下の写真:ソーシャルディスタンスを考慮)が、かなり徹底されていたんだなーと実感しました。
こうやって見ると、本当に等間隔で並んでますよね。
メンバー
セレッソ大阪のスタメン(おなじみのV字の陣形)
フォーメーションは4-4-2
今回も前節とは2名スタメンを入替、ヤス(木本選手)のところに歩夢(瀬古選手)、ブルーノメンデスのところに、とっくんが入っています。
サンフレッチェ広島 | セレッソ大阪 | ||||||
スターティングメンバー | スターティングメンバー | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
GK | 1 | 林 卓人 | GK | 21 | キム ジンヒョン | ||
DF | 2 | 野上 結貴 | DF | 2 | 松田 陸 | ||
23 | 荒木 隼人 | 14 | 丸橋 祐介 | ||||
19 | 佐々木 翔 | 15 | 瀬古 歩夢 | ||||
MF | 44 | ハイネル | 22 | マテイ ヨニッチ | |||
8 | 川辺 駿 | 55′ | MF | 5 | 藤田 直之 | 90+3′ | |
6 | 青山 敏弘 | 85′ | 6 | レアンドロ デサバト | |||
16 | 清水 航平 | 46*’ | 10 | 清武 弘嗣 | 82′ | ||
20 | 永井 龍 | 46*’ | 17 | 坂元 達裕 | |||
10 | 森島 司 | 75′ | FW | 9 | 都倉 賢 | 82′ | |
FW | 39 | レアンドロ ペレイラ | 25 | 奥埜 博亮 | 90+1′ | ||
控えメンバー | 控えメンバー | ||||||
GK | 38 | 大迫 敬介 | GK | 45 | 茂木 秀 | ||
DF | 3 | 井林 章 | DF | 16 | 片山 瑛一 | 82′ | |
MF | 24 | 東 俊希 | 85′ | 3 | 木本 恭生 | 90+3′ | |
25 | 茶島 雄介 | 55′ | MF | 11 | ルーカス ミネイロ | ||
50 | 藤井 智也 | 46*’ | FW | 18 | 鈴木 孝司 | 90+1′ | |
7 | 野津田 岳人 | 75′ | 32 | 豊川 雄太 | 82′ | ||
FW | 9 | ドウグラス ヴィエイラ | 46*’ | 8 | 柿谷 曜一朗 | ||
監督 | 監督 | ||||||
城福 浩 | ロティーナ |
相手のスタメンには、龍(永井選手)が入っていますね。
そして、セレッソの方でいえば、ブルーノメンデスがベンチ外で、コージ(鈴木選手)がベンチ入りしています。それ以外は、最近のいつものメンバーという構成です。
そういえば、GKのサブは茂木でした。ブルーノがベンチを外れたので、外国人枠の関係でもジュンスがベンチ入れる状況でしたが、今回は茂木がベンチ入り。U23との関係とか、いろいろあるんでしょうね。
試合展開
前半
この日も序盤からセレッソぺース。相手のプレスを上手く剥がしながら、セレッソがビルドアップでボールを前に運んでいきます。
左サイドのマル・キヨ、右サイドの陸、タツの攻撃で、チャンスを作るセレッソ
左サイドで攻守に奮闘のマル
タツも右サイドを切り裂いてゴールに迫ります
そして、20分にオウンゴールですが、先制点が生まれます。
ビルドアップから、右サイドに繋ぎ、タツが受けて縦に仕掛けます。左足で中にクロスを上げると見せての切り返しで、再び縦に抜けてゴールライン付近までもち運び、速いクロスをニアに合わせます。中でとっくんが反応しますが、相手DFの足に当たってゴールに吸い込まれて、タツの突破からセレッソが先制!!
陸がタツを祝福(先制点の後の歓喜)
ゴールシーンの動画(Jリーグ公式)
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命J1リーグ 第5節
🆚 広島vsC大阪
🔢 0-1
⌚️ 20分
⚽️ オウンゴール(C大阪)#Jリーグ#サンフレッチェ広島vsセレッソ大阪
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/qkSRs9xAUh— Jリーグ (@J_League) July 18, 2020
その後、飲水タイムを挟んでも、セレッソの攻勢は変わらず、 広島にはチャンスらしいチャンスを作らせません。攻撃ではとっくん・おっくんのポストプレーで起点をつくりながら、きっちりボールをつないで、相手ゴールに迫っていきます。
そして、ペナルティエリア左手前付近で得たフリーキックでは、キヨが直接ゴールを狙います。
入ったか!と思われたシュートは、惜しくもクロスバー直撃。残念ながら追加点とはなりません。
そして、前半終了間際、相手の青山選手のミドルシュートは、ジンヒョンがビッグセーブ
相手に得点を許さず、無失点のまま、0-1のリードで後半に折り返します。