シェアする

2021J1リーグ第4節 横浜FC vs セレッソ大阪(AWAY)

シェアする

雷雨でキックオフ時間が変更となったアウェイ三ツ沢での試合は、トヨ・嘉人・加藤・トシのゴールで大量4得点で快勝!連勝!

前節の清水戦で逆転勝利を挙げ、中2日でアウェイ横浜に乗り込んできたセレッソ大阪。開幕4戦を2勝2敗の5分の成績ですので、この試合でも勝利して連勝を飾り、勝利先行の成績としたいところです。

関東地方は雷雨で他会場も開始時間変更・中止と天候による影響を受けるなか、セレッソの試合も2時間キックオフ時間を順延。当初14時キックオフ予定が16時キックオフで開始されました。

前半開始時点では雨がまだ降る状況での試合となり、ピッチ(芝生)に水が浮く状態の難しい試合となります。その中、セレッソがボールを収めながら攻勢に出ると、トヨ(豊川選手)の今季初ゴールで先制。

後半序盤に相手ペースの中で一度は同点に追いつかますが、直後に嘉人(大久保選手)のゴールで再び突き放しセレッソがペースを渡しません。そして、試合終盤に加藤選手の追加点でダメを押すと、アディショナルタイムにもトシ(高木選手)のゴラッソで4得点。

終わってみれば、1-4のスコアで今季初の連勝となりました!!

横浜FC 1 0 前半 1 4 セレッソ大阪
1 後半 3
55’ ジャーメイン 良 得点 25′ 豊川 雄太
60′ 大久保 嘉人
87′ 加藤 陸次樹
90+5′ 高木 俊幸

今季初という「初」でいうと、トヨ・トシが今季初ゴール、加藤選手はJ1初ゴール・セレッソでの初ゴール、チームは今季初の連勝と、初尽くしの試合となりました。

トヨ(豊川)選手は、もう少し得点を獲るチャンスもあったので、次は得点量産を期待したいですね。

スタジアム ニッパツ三ツ沢球技場
入場者数 2,857人
天候/気温/湿度 雨のち曇 / 11.1℃ / 90%
主審 笠原 寛貴
副審 聳城 巧、大川 直也
第4の審判員 田中 玲匡
VAR 木村 博之
AVAR 岡野 宇広

雨で開始時間が変更となる難しいコンディションで勝ちきれたこと、大量得点で勝てたことはチームとして大きい気がします。

次も勝利して、連勝を積み重ねていって欲しいものです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク(大)

メンバー

横浜FC戦のスタメン(写真はすべてセレッソ公式より)

中2日の連戦となり、ベテランの嘉人もいることから、ターンオーバー(メンバー入替)も予想していましたが、結果的には清水戦と同じ11人が並びました。

「勝ってるときはメンバーをいじらない」という言葉もありますし、シーズン序盤のチームの骨格を固めている状況なので、同じメンバーでスタートしたのかもしれません。

そして、新しいメンバーとしては、今季新加入のDF新井選手がベンチ入りしています。

横浜FC セレッソ大阪
スターティングメンバー スターティングメンバー
GK 18 南 雄太 GK 21 キム ジンヒョン
DF 2 マギーニョ DF 2 松田 陸
19 伊野波 雅彦 14 丸橋 祐介 90+2′
3 袴田 裕太郎 15 瀬古 歩夢
24 高木 友也 33 西尾 隆矢
MF 6 瀬古 樹 69′ MF 4 原川 力
30 手塚 康平 10 清武 弘嗣
8 齋藤 功佑 46*’ 17 坂元 達裕
FW 14 ジャーメイン 良 77′ 25 奥埜 博亮 69′
9 クレーベ 83′ FW 20 大久保 嘉人 69′
37 松尾 佑介 32 豊川 雄太 83′
控えメンバー 控えメンバー
GK 44 六反 勇治 GK 50 松井 謙弥
DF 5 田代 真一 DF 16 新井 直人 90+2′
MF 15 安永 玲央 46*’ 3 進藤 亮佑
31 杉本 竜士 MF 5 藤田 直之 69′
FW 13 小川 慶治朗 77′ FW 13 高木 俊幸 69′
16 伊藤 翔 69′ 22 松田 力
39 渡邉 千真 83′ 29 加藤 陸次樹 83′
監督 監督
下平 隆宏 レヴィー クルピ

対する横浜FCは8人メンバーを入れ替えて臨んできました。

3節を戦って勝ち点なしの状況でもあり、連戦が続くので、メンバーを入れ替えてきたように思います。個人的には注目の俊輔(中村選手)とカズさん(三浦知良選手)はベンチ外になっていました。

今シーズンもカズさんは、J1出場記録を更新されたようですし、本当にスゴいなと思って見ています。

試合展開

前半

まだ雨が降る中、開始された試合は、セレッソが押し込む展開で始まりますが、CKなどのチャンスを活かせずにいると、最初に決定機を作ったのは横浜FCでした。

右サイド(セレッソ左サイド)から、ゴール前に送ったクロスがファーサイドで相手FWに合いますが、シュートミスで得点とはならず。セレッソとしては事なきを得ます。

そして、そのピンチを凌ぐと、再びセレッソ大阪が攻勢に出てペースを握ります。

タツ(坂元選手)からのパスをトヨ(豊川選手)がシュートを放ったり、陸(松田選手)のクロスをトヨがヘディングで合わせたりと、相手GKの好守で得点とはなりませんが、ゴールの匂いがプンプンし始めていました。

そのような中、25分に少しあっけない形で得点が入ります。右サイドから力(原川力選手)が送ったクロスが、相手DFにあたりフワッと空中に高く上がります。

それに反応したのがトヨ。相手GKとDFが目測を誤るなか、トヨはバックヘッドで無人のゴールに流し込み、攻勢に出ていたセレッソが先制!!

その後も、長いボールも巧みに使いながら相手を押し込むセレッソ。

何度かチャンスは作るものの追加点は奪えない形で、1点リードのまま後半に。

後半

後半は、相手が布陣を少し変更し、押し込まれる展開で試合は始まります。

しかし、得点を許さずにいると、54分にセレッソにビッグチャンス。前からプレスに行った中で、相手からボールを奪い、ペナルティエリア手前で受けたトヨ(豊川選手)からキヨ(清武選手)にパス。

キヨはペナルティエリア手前中央から強烈なミドルシュート。これは相手GKが弾きますが、こぼれ球に素早く反応した嘉人が、冷静にフリーで詰めていたトヨに横パス。ゴールに流し込むだけというボールに見えましたが、タイミングが合わずトヨはシュートミス。

このこぼれ球に反応したキヨが再びミドルシュートを放ちますが、これは枠の外。

雨の影響があったのかもしれませんが、ゴールエリア内でのシュートでしたのキッチリ決めておいて欲しかったところでした。

そしてチャンスの後にピンチあり。直後の55分に横浜FCに同点に追いつかれてしまいます。相手の右からのクロスを一度は跳ね返すのですが、こぼれ球に反応した相手FWのシュートが降矢(西尾選手)にあたってコースが変わりゴールイン。

突き放すチャンスの直後に追いつかれたことで、少し嫌な空気が流れたように思います。

しかし、この嫌な空気をすぐに払拭したのが、右サイドの陸から嘉人へのホットラインでのゴールでした。

タツ(坂元選手)と陸(松田陸選手)で右サイドを攻略。ペナルティエリア右奥に進入した陸から、ゴール前中央に送ったクロスを嘉人が頭で合わせてゴール!!

ピンポイントのクロスに合わせた嘉人のゴールで、再びセレッソがリードを奪います!!

このゴール以降はオープンな展開になり、一進一退の攻防が続きます。

セレッソは、嘉人→トシ(高木選手)・おっくん(奥埜選手)→ナオ(藤田選手)へと選手交代。

そして、どちらに点が入るかという膠着状態の中、終盤83分にトヨ→加藤選手へと選手交代。

そして87分にセレッソに待望の追加点が入ります。

ビルドアップで一度、GKジンヒョンまでボールを下げて、ジンヒョンから左のマル(丸橋選手)へパス。マルからセンターサークル付近でボールを受けたキヨ(清武選手)が裏のスペースやスルーパス。

トシ(高木選手)への優しいスルーパスとなり、トシはペナルティエリア内でワンタッチでゴール前に横パス。これを加藤選手が落ち着いてゴールに流し込み、セレッソが追加点を挙げます!!

加藤選手はJ1初ゴールです!!

このゴールでほぼ試合は決まりましたが、アディショナルタイムにゲームはまだ動きます。

マルに代わって、今季新加入の新井選手が左サイドバックでセレッソデビューを飾ります。

そして、アディショナルタイムに得た右コーナーキックのこぼれ球を、ペナルティエリア中央左からゴール左上隅に叩き込み、4点目。

思い切ってのシュートでゴラッソでスカッとするようなゴールでした!

トシを祝福する選手たち。

そして、このゴールで試合終了。1-4のスコアでセレッソが勝利を収めました!!

感想

大量得点での勝利・連勝を達成できてよかったです!

本当はクリーンシート(無失点)で終えられると、なおよかったのですが、今季のサッカーだと仕方ないところでしょうか。

スタメンの2トップ(トヨ・嘉人)が得点を獲って、途中出場の攻撃的な選手の2人(トシ・加藤)にゴールが生まれたことも、本当によかったと思います。

雷雨の影響で、試合前のコンディション面でも、ピッチコンディション面でもあまりよくない状況のなか、きっちりと勝てましたし、勝ってくれた選手たちに感謝です。

連戦が続くなか、コンデションの維持も大変かと思うので、ケガ無く試合を戦っていけるといいなと思います。

そういえば、ケガでキャンプえは別メニュー調整になっていたた新井選手がようやく出場できました。まだまだプレーぶりや特徴はよくわかっていませんが、出場を積み重ねてくれるとよいなと思います。

もっくん(中島選手)・NJ(西川選手)・藤尾選手あたりも、開幕前・後もケガなどのコンディション面が心配ですが、近いうちにメンバー入りして、大暴れしてくれるといいなと思っています。

ACLの日程が変更になるとの発表がありましたので、また大きく日程が調整される可能性がありますね。選手・監督・クラブだけではなく、Jリーグ・各スタジアムなどの運営をされる各関係者とも大変な状況かと思います。サッカーが見れる(スタジアムで観戦できる)喜びに感謝しながら、日程発表を待ちたいと思います。

1試合多い試合消化状況ですが、5試合で勝ち点9の暫定4位。(4試合消化として勝ち点6だったとしても暫定6位の常用)

まずまずの位置につけていると思います。次は大分戦、連勝と行きましょう!!

試合データ・ハイライト

セレッソ公式ハイライト動画

セレッソ公式HP:2021 J1リーグ第4節 横浜FCvsセレッソ大阪 2021.3.13 16時KO @ニッパツ三ツ沢球技場

Jリーグ公式HP:監督コメント(下平監督・クルピ監督)

Jリーグ公式HP:選手コメント(松尾選手・ジャーメイン良選手/豊川選手・加藤選手)

明治安田生命J1リーグ

更新日:2021年3月14日(日) 16:55

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 川崎フロンターレ 15 5 5 0 0 13 3 10
2 名古屋グランパス 12 4 4 0 0 5 1 4
3 サガン鳥栖 10 4 3 1 0 8 0 8
4 セレッソ大阪 9 5 3 0 2 12 8 4
5 横浜F・マリノス 7 4 2 1 1 9 6 3
6 ヴィッセル神戸 7 4 2 1 1 5 4 1
7 サンフレッチェ広島 6 4 1 3 0 7 6 1
8 清水エスパルス 5 4 1 2 1 6 5 1
9 大分トリニータ 5 3 1 2 0 4 3 1
10 FC東京 5 4 1 2 1 7 7 0
11 鹿島アントラーズ 4 3 1 1 1 5 5 0
12 アビスパ福岡 4 4 1 1 2 6 8 -2
13 浦和レッズ 4 4 1 1 2 3 6 -3
14 北海道コンサドーレ札幌 3 3 1 0 2 6 4 2
15 湘南ベルマーレ 3 4 1 0 3 5 7 -2
16 柏レイソル 3 4 1 0 3 2 5 -3
17 徳島ヴォルティス 2 4 0 2 2 3 6 -3
18 ベガルタ仙台 1 4 0 1 3 3 14 -11
19 ガンバ大阪 0 1 0 0 1 0 1 -1
20 横浜FC 0 4 0 0 4 3 13 -10
スポンサーリンク
スポンサーリンク(大)
スポンサーリンク(大)

シェアする

フォローする